オーストラリアとニュージーランド、留学するならどっち?違いは?


留学をしようと決めても、英語圏の国はいくつかあって、迷ってしまいますね。費用、治安、学校の質等、長く滞在するからには、気になる事が沢山あります。英語圏の中でも、自然豊かなオーストラリアとニュージーランドは人気の国です。本記事では、オセアニアにあるこの2つの国の情報を比較していきます。読後にはきっと、各国の特徴がつかめるだけでなく、あなたの留学の具体的なイメージが湧きますよ!

2つの国の基本情報

まず、2つの国の基本情報を整理しましょう。

比較ポイント オーストラリア ニュージーランド
大きさ 7,692024㎡(日本の約20倍) 268,680㎡(日本の約3/4)
首都 キャンベラ ウェリントン
人口 24,243,600人 4,693,000人
人口密度 2.8人/㎢ 17.5人/㎢
気候 都市ごとによって異なります。日本の様に四季がある都市や、1年中温かい亜熱帯地域もあります。 夏は涼しく、冬の強烈な寒波もないので過ごしやすいです。
ワーホリビザの延長 最初の1年の滞在中に、地方で季節労働に従事すると、2回目の申請が可能。最大2年まで滞在可能です。2019年からは3回目の申請も可能になります。 最初の1年の滞在中に、ファームでのアルバイト経験がある人は、3か月の延長が可能です。

オーストラリアの特徴

オーストラリアは、先住民のアボリジニによって受け継がれた伝統と、ヨーロッパからの多くの移民がもたらした文化が融合されて、マルチカルチャーな国です。世界でもっとも小さな大陸と言われているオーストラリア。それでも1つの国として膨大な面積を持っているので、同じ国内で時差があり、各都市は所属する気候性も異なります。英語を習得できる上に、日本では経験できないような、アクティビティも満載なので、留学生にとても人気です。

オーストラリアを留学先にすると?

ニュージーランドでは味わえないオーストラリア留学のメリットを4つ挙げます。

学校の選択肢が多い

オーストラリアには、多数の語学学校があります。なぜなら、シドニー等の大都市があり、留学生が多く集まる分、学校やコースの選択肢も幅広いのです。好きな都市を選んでから、学校を決める方法もあります。選択肢が多いので、自分に合った学校がきっと見つかります。

アクティビティが豊富

特にマリンスポーツが手軽に楽しめます。マリンスポーツが楽しめる様な場所は、気候が1年を通して温暖なのに加え、海やビーチがすぐ近くにあり、生活している都市部からアクセスしやすいからですシドニーやメルボルン郊外でも、気球に乗れたり、ペンギンが見れたりできる所もあります。平日は、勉強に集中して、休日に思いっきり楽しみましょう!

留学生が浮かない

英語が話せない、日本人訛りがあるからと言って、肩をすぼめる必要はありません。単一民族で構成される日本とは違い、オーストラリアは多民族国家なので、様々な国籍の人が暮らしています。また、現地人以外の殆どの人は、母国の訛りを持っています。他のアジアからの留学生も多く、最初はアジア人同士で沢山会話の練習もできます。言葉や文化、肌の色等、皆が違うのが当たり前なので、自分らしく、堂々としていられるのです。

19もの世界遺産を始め、見所満載!!

日本では見られない様な、雄大な景色や、息をのむ様な大自然に触れることができます。オーストラリアには、文化遺産・自然遺産を含め、19もの世界遺産があるからです。都市には、近代的なオペラハウス、手付かずの自然では、エアーズロック等、誰もが聞いたことのある場所ですね。学校によっては、遠足や修学旅行の一環で、バスに乗りテント泊を続けながら、エアーズロックまで行ける所もありますよ。

オーストラリアの代表都市

オーストラリアは、ニュージーランドに比べて、国土が大きい分、様々な主要都市があります。多くの留学生が滞在する各主要都市の特徴について、詳しく見ていきましょう。

シドニー

オーストラリア最大の都市。有名なオペラハウスは、世界遺産にも登録されています2000年には、夏季オリンピックが開催されました。人口は500万人を超え、世界都市となり、経済・文化の発展も著しく、国際的な観光都市でもあります。多数の語学学校があり、世界中から多くの留学生が集まっています。

メルボルン

シドニーに次ぐ第二の都市です。ガーデンシティと呼ばれるほど、街中にも緑が溢れています。シドニーが近代的なのに対して、メルボルンには歴史的な建造物が多く残り、美しい自然が街にあります。スポーツが盛んで、テニスの4大大会の1つや、F1グランプリ、競馬のメルボルンカップもこの街で開催されます。世界一住みやすい街にも6年連続で選ばれたほど、魅力的な街です。

ブリスベン

クイーンズランド州の州都で、シドニー、メルボルンに次ぐ第三の都市です。市内には、日本領事館を始め、図書館、美術館、ショッピングモール等、留学生に必要なものが揃っています。更に、美しいビーチがあるゴールドコーストやサンシャインコーストには、市内から電車で1時間。ジェットスキーや、サーフィン等のマリンスポーツが楽しめます。

パース

西海岸にある都市です。地中海性気候に属し、年間を通して温暖で過ごしやすく、また、年間の70%が晴れという、過ごしやすい場所です。豊かな自然あふれるパースでは、市内を流れる川で野生のイルカが見れたり、郊外には野生のカンガルーがいたりして、人々は自然と共存しています。ビーチの数も多いので、平日には落ち着いて勉強、週末にはマリンスポーツを楽しむ等、めりはりのついた学生生活が送れます。

ゴールドコースト

この都市が留学生に人気の理由は、何と言ってもビーチでしょう。日本人にも人気の白砂のビーチは、57㎞も続きます。海外ウェディングの場所でもゴールドコーストは人気ですね。大きなテーマパークがあったり、スカイダイビングができる所もあったり、また世界遺産に登録されている「スプリングブルック国立公園」では、土ボタルも鑑賞できます。

ケアンズ

日本から7.5時間の飛行で行ける、オーストリアの玄関口。1年中温かく、冬でも最低気温が15℃位です。世界最大のサンゴ礁地帯であるグレートバリアリーフへも、ケアンズから船が出ています。シュノーケリングやダイビング等のアクティビティが満載です。

勉強だけじゃない!滞在中に行ってみたいオーストラリアの名所

折角オーストラリアに来たら、是非見ておきたい所を紹介します。

エアーズロック

日本では映画の舞台にもなった場所です。砂漠の真ん中にたたずむ姿は圧巻です。周辺都市には、今もなお、先住民のアボリジニ人が生活しており、まるでオーストラリアの原始にタイムスリップした様に感じます。

グレートバリアリーフ

世界最大のサンゴ礁地帯です。ダイビング等のマリンスポーツは勿論、グレートバリアリーフに浮かぶハートリーフを見る遊覧飛行が人気です。

グレートオーシャンロード

メルボルンから南西全長約250㎞に及ぶ美しい海岸沿いの道です。奇岩が連なっており、その岩を見立てて「12人の使途」、「ロンドンアーチ」と呼ばれる場所があります。メルボルンからツアーバス等が出ています。

タスマニア島

島の3割が国立公園や自然保護地域に指定されている通り、島全体が大自然の宝庫です。「魔女の宅急便」に出てくるパン屋さんのモデルになったベーカリーや、世界遺産に登録されている、凶悪犯が送られた流刑地「ポートアーサー」があります。

ニュージーランドの特徴

ニュージーランドは、地形や気候が日本と似ている国です。国土は日本の3/4ですが、日本と同じ、島国です。南半球にあるため、季節は逆になりますが、日本と同じ様に四季があります。また、両国とも、環太平洋火山帯に属しているため、温泉が湧き出る所があります。更に、両国とも、太平洋プレートの境目に位置している為、よく地震も起きます。2011年の東日本大震災前に、ニュージーランドのクライストチャーチでも発生した地震を覚えてる方は多いでしょう。
しかし人口に限っては日本とは似ておらず、ニュージーランドでは人口数より羊の数の方が多いと言われています。

ニュージーランドの代表都市

ニュージーランドで留学生が滞在する3大都市をご紹介します。

オークランド

ニュージーランドの玄関口とも言える、北島・国内最大の都市です。中心部には、オークランドタワーを始め、近代的な建物が並んでいますが、すぐ郊外には、美しいビーチや、ハイキングコース、様々な島があります。

クライストチャーチ

イギリスの植民地時代を色濃く残し、歴史的な建物や、美しいガーデンが沢山ある街です。海辺に語学学校もあり、学校後にビーチでお散歩も楽しめます。

ウェリントン

北島にあるニュージーランドの首都です。中心街のすぐそばに、ウェリントンベイがあり、美しいビーチがあります。国立博物館やシアターもあり、文化的にも発展しています。

滞在中に触れておきたいニュージーランドの大自然

大自然の宝庫であるニュージーランドには、手付かずの自然も多数に残されています。澄み切った空気、絵に描いたようなエメラルドブルーに輝く湖、氷河に覆われた美しい山等、ニュージーランドにいる間に是非訪れたいスポットをいくつかご紹介します。

トンガリロ国立公園

トンガリロ、ナウルホエ、ルアプフという3つの火山を取り囲んだ国立公園です。広大な土地を持つトンガリロ国立公園は、ユネスコの自然と文化の世界複合遺産に登録されています。3つの火山は活動中ですが、スキーやトレッキング、ハイキングを楽しむことができます。

マウント・クック

ニュージーランドの最高峰で、3724mあります。こちらも世界遺産に登録されており、周辺はアオラキ・マウントクック国立公園に指定されています。※アオラキとは、現地の先住民マオリ族の言葉で、マウント・クックを意味するものです。周辺には3000m級の山々がそびえ立ち、澄み切った空気や山の眺めを楽しむトレッキングコースもいくつか用意されています。また、セスナ機やヘリコプターに乗って、氷河の絶景を空から楽しむこともできますよ!ここからバスで約1時間半の所には、世界一星が美しいと言われている「テカポ」という湖の名前から付けられた街があります。

ミルフォードサウンド

全長16㎞のフィヨルド全域に、垂直に切り立った巨大な崖が続いています。一泊クルーズもでき、宿泊者は澄み切ったミルフォードサウンド内でカヤックや、夜には星座観賞も楽しめてお勧めです。クライストチャーチやクイーンズタウン発着のバスツアーもあり、アクセスは便利です。

留学費用はどちらの国がお得?

結論から言うと、オーストラリアの方が安く抑えられます。ニュージーランドよりも仕事先や商品を含め、多くの選択肢があり、賢く節約することができるからです。ここ数年、オーストラリア、ニュージーランドともに、各国のドルも上昇し、それに伴い物価もかなり値上がりしました。2015年に発表された、「生活費の高い国」によると、オーストラリアは6位、ニュージーランドは7位です。因みに1位はスイスで、日本は21位でした。2つの国で、留学生に必要なものの物価の違いをイメージできるように、よく使うものの概算費用を表にまとめて見てみましょう。

項目 オーストラリア ニュージーランド
学費(語学学校1か月) ¥50,000~150,000 ¥130,000~150,000
家賃(シェアハウス) ¥70,000 ¥50,000~70,000
学生ビザ申請料金(移民局への支払い費用) ¥47,000 ¥5,400
ワーホリビザ申請料金 ¥37,000 日本国内で申請する場合は無料。NZ国内で申請する場合、約¥15,000。
生活費 ¥30,000~70,000 ¥25,000~50,000
交通費 ¥15,000~20,000 ¥10,000~15,000
カフェにてコーヒー1杯 ¥360 ¥250~350
ビックマック ¥520 ¥500
牛乳(2リットル) ¥270 ¥150
卵(1ダース) ¥450 ¥300

一見、オーストラリアの方が、ニュージーランドより若干高めに見受けられます。しかし、外食を減らして自炊を増やしたり、働いたりして節約するの手もあります。またアルバイト先が多いのは、オーストラリアなので、やりくり次第では、オーストラリアの方がお得になります。

治安はどっちの方がいいの?

2018年の世界平和度指数ランキングでは、ニュージーランドが2位、日本は9位、オーストラリアは13位でした。オーストラリア、ニュージーランド共にのんびりとおおらかで、フレンドリーな方が多いです。ただし、日本にいるのと同じ感覚でいるのではなく、注意してしすぎることはないので、どちらの国にしても、自分の身を守るために気を付けて下さい。

まとめ

オーストラリア・ニュージーランドは両方とも自然豊かで、留学する環境として最適です。留学する視点で見て、先述したことを表にまとめます。

比較ポイント オーストラリア ニュージーランド
フレンドリーな国民性
都市・語学学校の選択肢の多さ
アクティビティの多さ
仕事の選択肢の多さ
観光・旅行先の選択肢の多さ
治安の良さ
物価の安さ
住みやすさ

当時は両方の国とも物価がそんなに高くなく、むしろ日本よりも安いというイメージでしたが、近年は両方とも高くなっていますね。しかしその分、時給も上がっていますので、働きながら生活費を得るのも得策だと言えます。2つの国の間は、飛行機で3時間半ほど。留学先にオーストリアを選んで、ニュージーランドに遊びに行くというのもお勧めです。人生を変えるとも言われている留学。選んだ留学先で、人生において特別な時間を思いっきり楽しんで過ごして下さいね。

オーストラリアの世界遺産!文化と自然が織りなす全19カ所リスト

 

留学やワーキングホリデーで人気のオーストラリア。せっかくオーストラリアに行くなら観光もしたいけど、広すぎてどこに行けばいいのかわからない…という方もいるのではないでしょうか。 オーストラリアは日本の国土の約20倍。広大な大地には文化と自然が織りなす世界遺産が多数存在します。 本記事では、オーストラリアにある世界遺産の全19カ所をご紹介いたします。行ってみたい!と思える世界遺産が見つかるでしょう。 オーストラリアに行く際にはぜひ参考にしてみてください。

 

1.世界遺産について

 

 

1-1.世界遺産とは何か 

まずはじめに世界遺産とは、「世界の文化遺産及び自然遺産の保護に関する条約(世界遺産条約)」で「顕著な普遍的価値」を持つと認められた物件のことです。 世界遺産条約は1972年のユネスコ総会で採択されました。 人類が後世に財産として共有すべきものとして、損傷や破壊などから保護するために生まれました。 2018年2月現在、193カ国が締結しています。

1-2.世界遺産の分類 

  世界遺産は下記の3種類に分けられます。 その内、紛争や自然災害、環境破壊などの理由によって保存の危機にさらされている世界遺産を「危機遺産」と言います。2018年現在、その数は54件にも及びます。

1-2-1.文化遺産

文化遺産とは、記念物、建造物群、遺跡などを言います。3つの中ではもっとも件数が多いのが特徴です。2018年現在、845件が登録されています。

1-2-2.自然遺産

自然遺産とは、自然景観、生態系、絶滅の危機がある動植物の生息や生息地などを言います。2018年現在、209件が登録されています。

1-2-3.複合遺産

複合遺産とは、文化遺産と自然遺産の両方を兼ね備えたものを言います。登録件数は2018年現在、38件と一番登録が少ないのが特徴です。

1-3.オーストラリアの世界遺産の特徴

2018年現在、世界遺産の総数は1092件です。その内オーストラリアは19件の世界遺産が登録されています。内訳を見ると、文化遺産が3件、自然遺産が12件、複合遺産が4件。世界遺産を保有する国は167カ国あり、世界第14位の件数を誇ります。 オーストラリアの世界遺産の特徴としては、自然遺産の多さが挙げられます。国土は日本の約20倍にもなり、様々な地域で広大な自然を活かした世界遺産が確認できます。全19カ所を1つずつ見ていきましょう。

2.オーストラリアの文化遺産

 

 

2-1.20世紀を代表する近代建築!シドニー・オペラハウス

2007年に登録の文化遺産。シドニー州にある歌劇場・コンサートホールです。20世紀を代表する近代建築で、世界で最も建造年代が新しい世界遺産です。 当時無名だったデンマーク人の建築家であるヨーン・ウッツォンが設計をしました。白い貝殻やヨットの帆のように見える独創的な屋根のデザインが特徴的です。美しい白い屋根の曲線を表すために、100万枚以上のスウェーデン製のタイルが使われています。

 

複雑なデザインのため工事が難航し、1959年の着工から14年後の1973年に完成しました。また、総工費は予算の10倍以上がかかり、1億オーストラリアドル以上が費やされました。

 

コンサートホールには世界最大級のパイプオルガンがあります。今では年間1500以上の公演が行われ、バレエ、オペラ、演劇など様々な公演を見ることができる世界有数の劇場です。

 

オペラハウスは世界三大美港でもあるシドニー湾のベネロング岬に位置します。夜はライトアップもされるので、クルージングとともに夜景を楽しむのがおすすめです。

 

2-2.植民地拡大の歴史を伝承するオーストラリアの囚人遺跡群

2010年に登録の文化遺産。18世紀から19世紀に建てられた刑場遺跡です。大英帝国から流刑を宣告された人々がオーストラリアへ移送され、植民地拡大のために囚人が労働力として使われた歴史を見ることができます。

 

また、オーストラリアで植民地が拡大していく中で、囚人施設の建設のために先住民アボリジニの居場所が奪われた悲しい歴史を伝える遺跡でもあります。

 

ニューサウスウェールズ州、西オーストラリア州、タスマニア州、ノーフォーク島内の11カ所に点在しています。 特に「ハイドパーク・バラックス」は、シドニーの中心部に位置しているため、アクセスがしやすくおすすめです。

 

11カ所に位置する遺跡群は下記の通りです。

 

ニューサウスウェールズ州

 

・ハイドパーク・バラックス(シドニー)

 

・旧総督官邸(パラマッタ)

 

・コッカトゥー島(シドニー湾)

 

・オールドグレートノース・ロード(ワイズマンズ・フェリー近郊)

 

西オーストラリア州

 

・旧フリーマントル刑務所(フリーマントル)

 

タスマニア州

 

・ポート・アーサー史跡(タスマン半島)

 

・炭鉱史跡(タスマン半島)

 

・カスケーズ女子工場(サウス・ホバート)

 

・ダーリントン保護観察所(マリア島)

 

・ブリッケンドンとウールマーズ・エステート(ロングフォード)

 

ノーフォーク島

 

・キングストンとアーサーズ・ベール史跡地区

 

2-3.19世紀の万博が垣間見える王立展示館とカールトン庭園

2004年に登録の文化遺産。オーストラリアでは初の世界文化遺産です。「ガーデンシティ」と呼ばれる多くの公園を有する都市であるメルボルンに存在します。カールトン庭園の奥に王立展示館が位置し、2つ合わせて登録されています。 カールトン庭園は広大な土地と美しさで有名です。1839年にヴィクトリア植民地の初代総督が公園用地としたことから始まりました。約26ヘクタールもの大規模な庭園には、一年中四季折々の花を鑑賞することができます。 王立展示館は、ビザンチン様式やルネサンス様式、ロマネスク様式といった様々な建築様式が取り入れられているのが特徴です。オーストラリア初の大陸ヨーロッパ風建築と言われています。1880年のメルボルン万博のために造られ、19世紀の万博の歴史が垣間見えます。

3.オーストラリアの自然遺産

 

 

3-1.世界最大の珊瑚礁地帯!グレート・バリア・リーフ

1981年に登録の自然遺産。珊瑚礁として世界初の世界自然遺産に登録されました。オーストラリアの北東部に広がる世界最大の珊瑚礁地帯です。面積は日本列島とほぼ同じ大きさで、全長約2000kmにもなる珊瑚礁群です。 約400種類を超える珊瑚や、1500種類もの魚類が生息しており、世界中からダイバーが集まります。 「ケアンズの宝石」と呼ばれるグリーン島や、ハートの形をしたハミルトン島が観光客に人気です。

3-2.世界最古の熱帯雨林!クイーンズランドの湿潤熱帯地域

1988年に登録の自然遺産。クイーンズランド州の北東に点在するオーストラリア最大の熱帯雨林地域です。1億3千年前の白亜紀に形成されたと言われる世界最古の熱帯雨林です。約3000種類以上の植物や世界最古のソテツ、コアラやカンガルーなどの有袋動物など、希少な動植物が生息しています。 他の世界遺産である「グレートバリアリーフ」に沿って点在しているため、合わせて観光に行くのがおすすめです。

3-3.青い渓谷!グレーター・ブルー・マウンテンズ地域

2000年に登録の自然遺産。ブルーマウンテンズ国立公園を中心に、周辺の国立公園を含む地域を指します。総面積は1万平方メートル以上で、険しい地形の渓谷地帯です。

 

地域内には91種類ものユーカリが自生しており、世界のユーカリの13%が集まっています。ユーカリの油分が気化することで青色を帯びた大気が広がることから、「ブルーマウンテンズ」という名称がつけられました。

 

また、魔法によって石に姿を変えられてしまった三人姉妹の伝説を表した「スリーシスターズ」と呼ばれる奇石が有名です。 国立公園内には、ウォーキングコース、トロッコ電車やロープウェイなどもあり、楽しむことができます。

3-4.異質の気候帯が織りなす世界!オーストラリアのゴンドワナ多雨林群 

1986年に登録の自然遺産。クイーンズランド州からニューサウスウェールズ州に広がる34の自然保護地域から成っています。総面積は36万6455haに及び、それぞれ亜熱帯、乾燥、温帯、寒帯の異なる気候に分かれる植物が共存している貴重なエリアです。 ラミントン国立公園では、『天空の城ラピュタ』に登場する飛行石のモチーフになった土ホタルを見ることができます。

3-5.国有動物の歴史が垣間見れる!オーストラリアの哺乳類化石地域 

1994年に登録の自然遺産。クイーンズランド州のリバースレーと、南オーストラリア州のナラコーテの2つが登録されています。 有袋類の先祖であるフクロライオンや肉食カンガルーなどの化石が洞窟から発見され、オーストラリア大陸特有の進化を遂げた固有動物の歴史を見ることができます。 化石が発見された洞窟の一部が一般公開されており、見学することが可能です。

3-6.独特の生態系が作り出された西オーストラリアのシャーク湾 

1991年に登録の自然遺産。シャーク湾は西オーストラリア州の西海岸中央部にあるガスコイン地域に位置します。浅瀬によって独特の生態系をが作り出され、固有種を含め様々な海洋生物を見ることができます。 世界最古の生命体の1つである藻のストロマロライトの群生や、絶滅危惧種のジュゴンなどが有名です。 その他には、ペロン半島に白い貝殻が永遠と続くシェルビーチがあり、観光におすすめです。

3-7.地殻変動を経て形成された奇岩群!パーヌルル国立公園 

2003年に登録の自然遺産。先住民アボリジニの言葉で砂岩を意味する「バングルバングル」と呼ばれる奇岩群が存在しています。長年の砂岩の地殻変動を経て、独特な縞模様が形成されました。微生物によって黒くなった粘土層と、鉄分を含んだオレンジ色の砂岩層が織りなす広大な造形美は圧巻です。

3-8.世界最大の砂島!フレーザー島 

1992年に登録の自然遺産。クイーンズランド州にある世界でも最も大きな砂島です。島のほぼ全域がグレート・サンディ国立公園に指定されています。 大陸から流れ出た砂が積み上がり、70万年の時を経て島を形成してきました。砂丘の上には熱帯雨林が群生し、めずらしい自然環境が存在しています。 また浜辺には難破船のマヘノ号の残骸が打ち上げられており、観光スポットとして知られています。

3-9.海洋生物が見れるダイビングスポット!ニンガルー・コースト

  2011年に登録の自然遺産。西オーストラリア州北西部の海洋域を含む約60万haにも及ぶエリアです。海洋域には、ニンガルー海洋公園や、ケープレンジ国立公園などが含まれます。

 

ニンガルー・コースト地域にあるニンガルーリーフは美しい珊瑚礁が50km以上広がり、ダイビングやシュノーケリングスポットとして有名です。また季節によっては、ジンベイザメと一緒に泳いだり、ウミガメやマンタ、ジュゴンなどの貴重な海洋生物を見ることができます。

3-10.独自の自然体系!ロード・ハウ島群 

1982年に登録の自然遺産。ニューサウスウェールズ州の沖合でシドニーの北東にある小さな島々です。ロード・ハウ島の他、アドミラルティ島、マトンバード島、ボールズ・ピラミッドの4つが登録されています。

 

海水の侵食で島々が形成され、険しい山々と珊瑚礁で囲まれた独自の自然体系が特徴です。独自の進化で形成された島々には、固有植物や絶滅が危惧される動植物が生息しています。 環境保護のため制限が設けられており、1日に約400人のみしか島に滞在することができないルールになっています。 シドニーから飛行機で2時間程で別世界に行くことができます。

3-11.海洋生物が多数生息!マッコーリー島 

1997年に登録の自然遺産。タスマニア島と南極大陸の中間に位置する無人島です。環境保護のため、一般人は上陸することができません。 厳しい環境下のため植物はほとんど育ちませんが、多数の海洋生物が生息しています。島の国有種であるロイヤルペンギンは85万羽以上が生息し、ゾウアザラシは世界の7分の1がマッコーリー島に生息しています。

3-12.立ち入り禁止のハード島とマクドナルド諸島 

1997年に登録の自然遺産。インド洋に浮かぶオーストラリアの無人島です。環境保護のため一般公開はされておらず、立ち入り禁止になっています。他の大陸から隔離されているため、生物の進化や形成、分化の過程の研究に適した場所として世界遺産に登録されました。 ハード島は約80%が氷河に覆われていますが、島内には活火山も活動しており、地質学的にめずらしい土地として研究対象になっています。

 

過酷な自然環境下により他大陸からの外来種を防いできた島々では、ミナミゾウアザラシやイワトビペンギン、アシカなどが生息しています。

4.オーストラリアの複合遺産

 

 

4-1.アボリジニの聖地!ウルル=カタ・ジュタ国立公園

1987年に自然遺産に登録。その後1994年にアボリジニ文化が評価され文化遺産にも登録されました。ウルル=カタ・ジュタ国立公園はオーストラリアの中央部に位置します。

 

アボリジニの言葉で「ウルル」と呼ばれる世界で2番目に大きい一枚岩のエアーズロックが有名です。また、巨大な岩が連なる奇岩群のカタ・ジュタも壮大な景色を見ることができます。 両者とも先住民アボリジニの聖地であり、アボリジニの文化や歴史が垣間見ることができます。

4-2.自然とアボリジニ文化の融合!カカドゥ国立公園

1981年に登録の複合遺産。カカドゥ国立公園は日本の四国とほぼ同じ面積に広大な自然が広がっています。北部は熱帯地域でマングローブが生い茂り、南下していくと断崖絶壁の渓谷が広がり、様々な顔を持つ公園です。 カカドゥ国立公園は先住民アボリジニの居住地域として知られ、岩に描かれた壁画を見ることができます。  

4-3.太古の自然が残る!タスマニア原生地域

1982年に登録の複合遺産。タスマニア島はオーストラリア大陸の南に浮かぶ島です。かつて陸続きでしたが、氷河が溶け海面が上昇したことで分離した島になりました。 島の固有種であるタスマニアンデビルなど、多様な動植物が当時のまま生息しています。 また内陸部の洞窟からは、先住民アボリジニの居住跡も見ることができます。

4-4.三日月型の砂丘が有名!ウィランドラ湖群地域 

1981年に登録の複合遺産。ニューサウスウェールズ州の奥地にある4万年前の湖跡です。2万年〜1万5000年前に干上がったと言われています。今では砂漠地帯が広がり、三日月型の砂丘が有名です。 また湖跡には、3万年前のアボリジニの遺跡や人類最古の火葬場なども発見されています。

5.まとめ

 

 

オーストラリアには、広大な大地を活かした自然遺産が多数存在します。また、先住民アボリジニの文化に触れることができるのはオーストラリアの世界遺産の特徴です。 ぜひ留学やワーキングホリデーの合間などに、世界遺産を通してオーストラリアの自然と文化に触れてみてはいかがでしょうか。

オーストラリアの治安は良いの?悪いの?

前置き

 

 

2017年の1年間に43万4600人の日本人が訪れているオーストラリア。日本人渡豪者数は4年連続で上昇しており、2020年には70万人が目標となっています。主要都市間の直行便の増加も追い風となり、旅行会社が発表する人気旅行先ランキングでは、アジア諸国やアメリカ、ヨーロッパに並び、度々トップ10にランクインしている人気国。自然豊かで、海がきれい、動物がたくさんいるなど、なんとなく治安が良いイメージがありますが、実際はどうなのでしょうか?今回はオーストラリアの治安に焦点を当てて、まとめたいと思います。

オーストラリアの治安は良い

 

 

最初に結論を言うと、オーストラリアの治安は「良い」に分類されます。 これは、世界平和度指数(GPI)と呼ばれる、世界各国の治安の良し悪しを「殺人の数」、「テロの可能性」、「内戦の数」といった24の指数から数値化したデータを基に、ランキングされたものから結論付けています。

 

世界に196カ国ある中で、オーストラリアは12位とかなり上位。治安が良い国として知られている日本は11位なので、日本とほぼ同じと考えればイメージしやすいのではないでしょうか。

 

ちなみに、世界1位はアイスランドで2008年から1位を守り続けています。2位には、オーストラリアのすぐ隣のニュージーランドが選ばれています。逆に治安があまり良くなさそうなアメリカは114位。

オーストラリアと日本の治安を比べてみる

 

 

ランキングの差は1つなので、なんとなく安心感はあるかもしれませんが、日本とは文化や習慣、法律も違うので、日々起こりうる問題や事件にも違いがあります。治安をさまざまな観点から、日本との比較を交えご紹介していきます。

殺人発生率

国連の犯罪調査統計データによると、オーストラリアは世界164位。日本は194位の発生率となっています。 テレビで毎日のように殺人事件のニュースを観る日本でも世界トップクラスで発生率が少ない、ということを考えると少し多いように感じるかもしれませんが、オーストラリアも十分少ない国に入ります。

 

また、オーストラリアも日本同様、一般人が銃を所持するには厳しい規制があり、基本的に所持ができません。銃社会ではないことは同じです。

麻薬、ドラッグ、大麻問題

日本同様、麻薬の取り締まりは非常に厳しく、製造・販売・所持・使用、どれも禁止されており、違反者には厳しい刑罰が科せられています。しかしながら、日本外務省の案内によると、オーストラリア国内の麻薬に関連した犯罪は増加傾向にあるとされています。とは言え、人目のあるところで堂々と麻薬をやっているようなことはありませんので、ご安心ください。日本のように、ごく一部の人たちの間で蔓延しているイメージです。

 

大麻(マリファナ、ガンジャとも呼ばれる)についても同様に禁止されていますが、大麻は日本に比べて安価で流通も多く、手に入りやすい環境のようで、吸っている人は多くいます。その辺の大学生でも所持していたりします。

 

麻薬に比べて依存性が少なく、そこまで危険なものではないような印象を与える記事や意見もあり、現地で手を染めてしまう日本人も多々いるようですが、違法行為なので見つかれば当然処罰されます。身体に害もありますので、誘われても絶対にやらないよう意思を強く持ちましょう。

飲酒の問題

日本よりもオーストラリアのような海外の方が、飲酒に対して派手なイメージを持っている人も多いのではないでしょうか。実際、国民1人当たりのアルコール消費量はオーストラリアが世界26位。日本は64位なので、オーストラリア在住の人の方がよく飲んでいることになります。

 

楽しいことである一方、飲んだ量に応じて事件や問題が多そうなものですし、生活している中で身近なものなので、飲酒に関わる治安の良し悪しは抑えるべきポイントです。

 

そんなオーストラリアの飲酒における治安は「良い」と言えます。何も知らずに渡豪すれば、日本人が現地の治安を乱す原因になってしまう可能性も。それは、オーストラリアは飲酒に対して適切なルールを設けており、問題を未然に防ぐ環境が整えられているからです。以下、内情を具体的にご紹介します。

 

まず、コンビニやスーパーでお酒の販売がありません。お酒の販売をしている、日本で言うところの酒屋をオーストラリアでは「ボトルショップ」と呼びますが、そのボトルショップでのみ、お酒の購入が可能です。22時には閉まる店がほとんどで、年齢確認も徹底されており、身分証明書が無ければ入店すらできないこともあるくらいです。日本のようにいつでもお酒が手に入る環境ではありません。

 

繁華街に行っても、朝までやっている居酒屋のような店はほとんど存在しません。オーストラリアで居酒屋を経営している人によると、営業時間にもライセンスがあり、営業時間を店独自で決めることはできないようです。アルコールを扱う店が、朝までの営業ライセンスを取得するのは非常に難しいようです。

 

店で飲んでいるお客さんに対し、店員が飲み過ぎていると感じた場合は、それ以上オーダーしてもお酒の提供をしてもらえませんし、そのような状態でほかの店に行ったとしても入店を拒否されます。グループの内の1人でも酔っていると判断されれば、そのグループごと入店NGと言われます。

 

レストランや家、一部許可されたエリア(公共のBBQ施設など)以外、公共の場所での飲酒は禁止で、警官に見つかれば、罰金、没収もしくはその場ですべてのアルコール飲料を流し捨てることを命じられます。

 

日本では夏場に海に行ってビーチで飲んだり、花火大会を見ながら飲むというのは一般的なことですが、オーストラリアで同じことをすると、思いがけず制裁を受けることになりますので注意が必要です。

 

このように、節度を持った飲酒文化が根付いている背景には、RSA(Responsible Service of Alcoholの略)=「酒類販売資格」というものが影響しています。 講義とテストを受験し、オーストラリアの飲酒に関する法律を理解したと認定された人に与えられる資格です。お酒の販売・提供に関わるすべての店、ボトルショップだけでなく、お酒を提供する店(レストランやバー、カフェ)と、そこで働く人のすべてが対象で、飲食店であればキッチン職のように直接お酒の提供をしないポジションであっても取得が義務付けられています。 オーストラリアで就業するすべての人が対象ですので、日本人がワーキングホリデーで渡豪し、居酒屋で1か月間働くだけ、という場合でもRSAが必要です。

 

国が規制し警官がそれに準じて活動していることに加え、ボトルショップやレストランで働く人たちが抑止力になっていることが、飲酒に関わる治安悪化を防ぐ大きな要素になっています。

 

どこの国でも飲酒による問題や事件は後を絶ちませんが、今日本人の飲酒マナーについて来日した外国人から疑問の声が多く挙がっています。大声で騒いだり、公共の場所で吐いたり、泥酔して道や駅で寝ていたり。許容量を超えてなお飲酒し、自身をコントロールできない状態になっている人を確かによく見かけます。

 

海外だからと気が大きくなり羽目を外す人も多々いますが、現地のルールや習慣を尊重し、節度を持った飲酒を心がけましょう。ちなみに、オーストラリアでは18歳~飲酒可能です。

喫煙の問題

オーストラリアは喫煙撲滅に積極的で、喫煙についてもルールがしっかりと設けられています。 日本でも一昔前に比べて禁煙や分煙が進んでいますが、居酒屋、焼き鳥屋、焼き肉屋と喫煙可能なお店はいくらでもあります。一方オーストラリアは、喫煙可能なお店はほとんどありません。バーのようなお酒をメインで扱うお店で、テラス席があれば喫煙できるところもありますが、店内で喫煙できるところはありません。外にスモーキングエリアが設けられていますが、数は少ないです。歩きタバコも禁止。

 

タバコに火を付けてから灰皿を頼む人がいますが、くれぐれも店内でやらないよう注意してください。

 

タバコの購入はコンビニやスーパーで可能です。1箱20$前後(約2,000円)と高価なこともあり、道ですれ違う見ず知らずの人から「タバコ1本くれないか?」と話しかけられることがよくあります。もらえると思うとどんどん要求してくる人もいるので、常に拒否した方が無難です。 なお、オーストラリアでIQOSは販売していません。

ゴミの問題

日本では毎年夏になると湘南あたりのビーチに散乱するゴミや、先日大きく報道された渋谷ハロウィン後の無数に捨てられたゴミが問題になることが多々ありますが、オーストラリアはゴミ問題についてもしっかり対策をしています。

 

街の歩道には100メートル間隔くらいでゴミ箱が設置されていて、ポイ捨てをしない工夫がされています。日々回収されているので溢れかえってることはありません。治安とどのような関係がある?と感じるかもしれませんが、治安が悪化するまでの経緯は、ゴミのポイ捨てなどの軽微な犯罪に始まり、それが当たり前になると住民のモラルが低下し、大きな犯罪にも繋がりやすくなると「割れ窓理論」という環境犯罪学では考えられています。

 

いわゆる普通のゴミ箱から最近では、ゴミ箱内のゴミの容量が表示される機械式のものにリニューアルしているところもあり、街の美化に取り組んでいる国です。

性犯罪

日本に比べると強姦の発生率は高いようです。オーストラリアは同性愛者も多いからか、女性だけでなく、男性も被害に遭うことが報告されています。人目の少ない夜道には注意が必要です。 日本では「盗撮」や「痴漢」が多くありますが、そういった犯罪はありません。

交通の問題

オーストラリアも車社会です。国際免許を持っていれば日本人も運転できます。右ハンドルなので日本人でも運転しやすく、交通ルールは日本と同じようなものと思って問題ありませんが、日本よりもかなり厳しく規制されており、安全運転が徹底されています。 特にスピード違反には厳しく、2キロオーバーでも捕まります。日本だと、80キロ制限の高速道路を100キロで走る車は数え切れないほどありますが、オーストラリアでは、すべての車がきっちり80キロで走行します。知り合いの日本人は何人もスピード違反で捕まっており、ある人は1日2回捕まったほど。シートベルトをしていなかったり、走行中に携帯で電話していると、こちらも違反で罰金の対象。罰金は非常に高額なので、安全運転を徹底しましょう。

 

余談ですが、オーストラリアでは配達のアルバイトもよく募集していますが、仕事中の運転によるスピード違反はさらに厳しく、罰金の額が違います。数キロオーバーしただけで日本円で10万円を軽く超える罰金が科せられます。

 

少し厳しすぎるようにも感じるかもしれませんが、昨今日本で問題になっている煽り運転などの交通トラブルを未然に防ぐものであり、安全の確保にはこれくらいの厳しさが必要なのかもしれません。

入れ墨(タトゥー)

日本で入れ墨というと、暴力団の人が入れるもののようなネガティブなイメージが強いですが、オーストラリアではファッションの一部として非常に一般的。警察官など公務員でも入れているくらい、多くの人に浸透しています。タトゥーだらけでピアスもたくさん付けているような人もよく見かけるので、少し怖さを感じるかもしれませんが、警戒する必要はありません。

軽犯罪

スリ、ひったくり、空き巣、置き引き、車上荒らしといった軽犯罪は、日本と比べると多く発生しているようです。レストランやカフェで少し席を離れる時など、貴重品をしっかり持って行動するようにしていれば問題ありません。

 

また、オーストラリアでは、歩行者の信号無視が非常に多いです。横断歩道のないところを渡る人も多くいますが、どちらも罰金の対象ですので真似しないようにしましょう。

ホームレス問題

オーストラリアにもホームレスはたくさんいるのですが、日本のホームレスの人と違い、お金をくれないか?と話しかけてきます。オーストラリア政府はホームレスに対して、補助金を支給していますが、この補助金や道行く人から得たお金でタバコや酒、大麻、麻薬を購入していることが問題視されています。声をかけられたとしても言葉がわからないフリをするなどして、関わらないようにしましょう。

まとめ

 

 

いかがでしたか?少なからず犯罪はあるので、絶対安心ということはありませんが、普通に生活をする上でオーストラリアの治安は良好です。特にオーストラリア第2の都市メルボルンは世界で最も住みやすい街と評されているほどの街。文化や習慣、ルールを理解していれば、安全な充実した日々を過ごせますよ。

オーストラリア留学の際の持ち込み物リスト

前置き

 

 

これからワーホリや留学でオーストラリアに行く予定の方、旅行とは違って現地で生活をするとなると、日本からいろいろ荷物を持ち込みたくなると思いますが、飛行機とオーストラリア、それぞれに持ち込みにおけるルールがあることをご存知でしょうか。 海外に行くことが初めての人だと、あれもこれも荷物にまとめてしまうかもしれませんが、そこには落とし穴があります。物によっては成田空港や関西国際空港すら通過することができません。今回はオーストラリアの持ち込みについて、持ち込むべきものと持ち込めないものに分けてまとめたいと思います。

オーストラリアに持ち込むべきもの

 

 

ワーホリや留学で、オーストラリアに中長期滞在する予定の人に、基本的なものを含めた持ち込むべきものとその分量、持って行くと便利なものについてご紹介します。

洋服

オーストラリアも日本のように四季がありますが、日本と違うのは、四季がはっきりしているエリアもあれば、エリアによっては通年気候の変化があまり無いところもあるという点です。例えば、ケアンズ、ブリスベン、ゴールドコーストは通年温暖なエリアとして知られています。基本的に夏で、たまに春を感じるようなイメージです。

 

温暖なエリアのみ滞在予定という人は、コートのような厚手の冬服は不要です。ただ、時に朝晩冷え込みがあることと、学校の空調が効きすぎていると感じることがありますので、軽く羽織れるものや、ニットやパーカーなどは多少準備することがおすすめです。 一方、シドニーやメルボルンは四季がはっきり分かれています。なお、オーストラリアの四季は日本と逆で、9月~11月が春、12月~2月が夏、3月~5月が秋、6月~8月が冬となります。最低気温、最高気温は東京と同じくらいと思ってください。メルボルンはシドニーよりも寒いので、1年間滞在する予定の人は冬服もしっかり準備しましょう。

 

いつどこに行くかによって準備する洋服は変わりますが、最も荷物のスペース・重量を取るのが洋服ですので、なるべく上手にまとめたいところ。語学留学で行き先と学校があらかじめ決まっていれば準備もしやすいですが、ワーホリで転々とする可能性がある人は一通りどのシーズンでも対応できるよう準備するのが無難です。

紫外線対策

オーストラリアに行ったら、ほとんどの人が海や自然を満喫したいと思うのではないでしょうか。オーストラリアは日本に比べて紫外線が強いので、サングラスや日焼け止め、帽子など、紫外線対策は必須です。女性であれば日傘をおすすめしたいところですが、オーストラリアの人は雨でも傘をささないような人たちなので、日傘は少し浮いてしまうかもしれません。

変換プラグ

オーストラリアと日本とではコンセントの差し込み形状が違います。日本は=の形をしたA型プラグ、オーストラリアはハの字のO型プラグとなっています。変換プラグとは、ハの字の差し込みと=の受け入れを持つ、コンセントと電化製品の中間に使うものです。これが無いと、スマホやデジカメなどの充電ができません。家電量販店で購入可能。空港でも売られていますが、量販店の方が安くておすすめです。

 

また、電化製品の持ち込みにおける注意点ですが、オーストラリアと日本では電圧も違います。オーストラリアは240V、日本は100Vです。スマホやデジカメなど、さまざまな場所へ持ち運びするようなものは、海外への持ち運びも想定して作られているので、電圧は対応していることが多いです。コンセントに100V~240Vのように記載があれば、変換プラグ経由でそのまま充電して問題ありません。

 

しかし、例えば任天堂DSやバリカンなんかは日本の100V仕様になっていることが多いです。そういったものを海外のコンセントに直接繋げてしまうと、本体が壊れてしまう可能性があります。どうしても使いたい場合は、変圧器(高い電圧を低い電圧に変換してくれる器械)を用意するなど、別途準備が必要です。

 

ほかに変圧器が必要な製品にドライヤーが挙げられます。電圧の話は意外と盲点で知らない人が多いので注意が必要ですが、ドライヤーなど現地でも安く購入できますので、特別なこだわりが無ければわざわざ変圧器を購入してまで持ち込むよりも、現地購入することをおすすめします。

クレジットカード

留学資金として用意したお金をすべて現金で持って行くべきか悩んでいる人もいると思います。万が一にも現地で盗難に遭うことも考えると、リスク分散という意味でもクレジットカードを1枚持っておくと安心です。現金は当面必要な分を持って行き、仕事が決まらなかったような時にキャッシングで引き出すなどの対応が安心です。

 

カードはVISAが使える確率が最も高く、次いでマスターカード。JCBはキャッシングに対応しているATMはあっても、店でのカード支払いに対応していないケースがほとんどです。VISAカード1枚あれば十分でしょう。

お土産

ホームステイをする予定の人は、ホストファミリーへのお土産の持参は礼儀です。シェアハウススタートだとしても、なにかお土産があると話のネタになって話しかけやすくなるので、あると便利だと思います。扇子やお箸など、日本らしさが伝わるもので、持ち運びにも簡単なものがおすすめです。 ホームステイ先にもシェアハウスにもお箸が無い場合があるので、お箸は自分用のも持参することをおすすめします。

テキストや電子辞書、文房具

授業で習ったことが今ひとつ理解できなかった時などに、日本語の英語のテキストがあると理解力アップに役立ちます。電子辞書も英語学習に活躍すること間違いなし。多くの人が持参しています。

 

また、オーストラリアは文房具屋さんが日本のようなクオリティではありません。バリエーションは少なく、おしゃれさに欠ける上に全体的に高額です。なお、日本でお馴染みのフリクションのボールペンはオーストラリアで一般的なアイテムではありません。フリクション愛用者は替芯を持ち込むことをお忘れなく。オーストラリアに替芯は売っていません。

 

芯のいらないホッチキスなど、便利な文房具は売っていないと思っていた方が良いです。文房具にこだわりがある人は日本で揃えて持参するようにしましょう。なお、日本の文房具もお土産として喜ばれることが多いです。

SIMフリーのスマホ

オーストラリアに到着して最初にやることは、SIMを入れ替えて携帯を使えるようにすることでしょう。i-phone6のようなSIMロック解除の対象外の機種などを使っている場合は、SIMフリーの機種を準備しておくことをおすすめします。

化粧水やリップクリームなどのコスメ系

無印良品はオーストラリアに進出しているので無印良品の化粧水などは購入可能ですが、その他の日本製の商品はほぼ手に入らないと思っていた方が良いでしょう。自分の肌質に合うものがあるかわかりませんので、普段決まったものを使っていれば、それを持ち込むことがおすすめです。

メガネ

日本ではおしゃれの一環として伊達メガネをかける人もよくいますが、オーストラリアでのメガネはあくまでも視力が悪い人がかけるもの。伊達メガネは売っていません。度なしのメガネが欲しいと言うと、レンズを外されてフレームだけ渡されてしまいます。

 

また、ブルーライトカットのパソコン用メガネもシドニーでは手に入っても、ケアンズやゴールドコーストのような小さな都市ではまず購入できないでしょう。購入できたとしても日本のJINSで購入できるような手軽な価格のものはありません。メガネも日本から持って行くようにしましょう。 サングラスであればデザイン、ブランド、価格帯が幅広くあるので、現地購入でも良いと思います。

風邪薬や正露丸のような腹痛に効くもの、シップや目薬、マスクなども日々使っている人は持ち込みするようにしましょう。日本と同じようには手に入りません。

タバコやお酒

オーストラリアは日本に比べてタバコが非常に高額です。日本で1箱500円程度で購入できるところ、オーストラリアでは20ドル~(約1,700円~)します。タバコは50本までは申告無しで持ち込みOK。50本を超える分は入国カードでの申請が必要ですが、持ち込みは可能です。喫煙者にとっては大きな節約になるほか、日本で販売されているものとは銘柄も違うので、お気に入りがあれば持ち込みが無難です。 また、オーストラリアは酒税も非常に高いことで知られています。ワインは幅広い価格帯で用意されていますが、リキュールやウイスキーなどは高額です。特に日本のウイスキーは愛飲者が多いので、自分用にも良いですが、お土産として持って行くと役に立つかもしれません。

入国カードで申告が必要なもの

入国カードとは、自分の年齢や性別、国籍、などの個人情報と、なんのために入国し、どの程度滞在するのか、といったことを記入するカードのことで、税関申告書の役割も果たすものです。オーストラリアは治安維持や環境保護の観点などから、持ち込み物に多くの制限をかけており、そういったものが持ち込まれていないかを確認するために入国カードへの記載で確認しています。 持ち物すべてに対して申告するわけではなく、カードに記載のある項目について回答すればOKです。申告が必要なものの具体的な例は以下の通り。

ー食品

調理済みの食品や材料はすべて。インスタントヌードルやレトルト食品、スナックやビスケットといったお菓子、ソースやドレッシング、調味料、紅茶やコーヒーも含まれます。食品はほぼすべて申告が必要と思っていた方が良いです。

ー製品

貝殻を使ったアクセサリー、毛皮類、魚の餌、植物性の装飾品やドライフラワーも対象。

ーお酒

2,250mlを超えるアルコール飲料、ワインのボトルは一般的に1本750mlなので3本分。

ータバコ

50本を超えるタバコまたは50gを超えるタバコの葉。タバコは2箱+開封済みで10本まで。

 

お酒とタバコは上記の分量よりも持ち込み可能ですが、超過分は関税がかかりますので、その分の支払いが必要です。また、18歳以上でないと持ち込みできません。

 

荷物の中身チェックは検査員がランダムで行うので、実際のところ申告せずに入国できる可能性も十分にあります。しかし、万一にも申告していない状況で持ち込みが明らかになると、比較的軽微な場合で罰金220ドル(22,000円程度)、重大な違反とされれば起訴され、罰金6万ドル(600万円程度)および懲役10年という可能性もあります。申告しておいた方が無難です。

オーストラリアに持ち込めないもの

 

 

以下に該当するものは、入国カードで申告しても持ち込みができません。あまり持ち込みを考える人はいないと思いますが、念のため確認しておきましょう。

 

卵:卵そのものはもちろん、卵を使った製品(マヨネーズ、ラーメンなど)

 

乳製品:ミルクを含んだソース類やヨーグルトなど。

 

肉製品:すべての動物の肉、生、冷凍、乾燥、燻製など状態問わずNG。

 

野菜類:生および冷凍の野菜、果物はすべてNG。

 

生きた動物、植物、シリアルや野菜・果物の種もNG。ステロイド、違法薬物、違法ポルノ、銃、武器は論外です。

 

また、飛行機に乗る際の荷物の分け方にも注意が必要です。預け入れ荷物(スーツケースのような大きなもの)であれば持ち込みが可能なものが、機内手荷物(リュックなど)では持ち込みができないものがあります。

 

代表的なもので言うと刃物(ハサミ、ソムリエナイフなど)は手荷物での持ち込みは不可です。液体類(化粧水、香水など)も手荷物で持ち込み可能な上限量が決まっています。例えば、手荷物にお土産用の日本のウイスキーボトルを1本入れて行けば、日本の空港の手荷物検査で引っ掛かります。 手荷物検査に行っている時点でスーツケースは預けてしまっている状態なので、引き返すこともできません。そうなると、先に進むためにはそのウイスキーボトルは新品のまま破棄、もしくは実家などに郵送する必要があります。せっかく念入りに準備しても、入れる場所を間違えてしまうと無駄になってしまうものもあります。

 

飛行機内の持ち込みルール、オーストラリアの持ち込みルールのどちらも今一度確認を徹底しましょう。

まとめ

 

 

いかがでしたか。オーストラリアと日本ではお店も商品も全く異なりますので、日本にいる時と同じようになんでも手に入ると思ってはいけません。無印良品やユニクロなど、日本の企業も進出していますが、当然日本で購入するよりも販売価格は高いです。 節約のためでもありますが、少しでも快適にオーストラリア生活を過ごすために、こだわりがあるものはなるべく持ち込みすることをおすすめします。

【最新版】オーストラリアワーホリビザ申請について徹底解説します

 

 

憧れの英語圏で働きながら生の英語が学べるワーホリビザ。中でもオーストラリアは、ほぼ人数無制限でワーキングホリダーの受け入れを行っている事から、ワーホリビザの日本人滞在者数No.1の国となっています。
今回は、オーストラリアワーホリデービザ申請をこれからお考えの皆様のために、ワーホリビザの申請方法、滞在条件、ルールなど最新状況を含め徹底解説致します。

1. オーストラリアワーホリビザ申請条件や費用や期間は?

 

 

オーストラリアのワーホリビザは、移民局のオンラインシステム(VEVO – Visa Entitlement Verification Online)にログインして自身で申請することが可能です。
しかし、この作業は全て英語ですので、このシステムの操作がご自身で難しい人は留学代行業者などを使って申請することもできます。それでは、オーストラリアワーホリビザの申請条件、費用や期間などを見ていきましょう。

1-1オーストラリアワーホリビザの目的とは?

ワーホリビザは、働きながら英語が勉強出来るんだから、まとまったお金なんかなくても大丈夫! と簡単にお考えの人が少なくありません。
しかし、オーストラリアワーホリビザは仕事と勉強が本来の目的ではありません。

ここでワーホリビザの目的を改めておさらいしますと、ワーホリビザとは、青少年が海外生活を体験しながら国際視野を養うために休暇を過ごす事を目的としたビザです。
そして、その休暇の補足として、短期間の勉強とアルバイト(就労)が許可されているのです。つまり、現地でアルバイトして得る資金はあくまでプラスアルファと考え、なるべく渡航前に日本で資金を準備することも必要です。

1-2 オーストラリアワーホリビザ申請条件や年齢は?

既に述べましたように、オーストラリアのワーホリビザは、若い世代の人を対象にしているため、全ての人が申請できるわけではありません。ビザ申請時に以下の5つの条件を満たしている必要があります。

 

①年齢-申請時の年齢が18~30歳まで。
②健康-健康であること
③ビザ取得歴-ワーホリビザが初めてであること
④子の有無-有りでも可。
⑤資金-帰りの航空券+AU$5000(日本円で\400,000)の残高

 

①年齢

これはビザ申請時の年齢です。仮に現在30歳だけどオーストラリアに渡る頃には31歳になってしまうんだけど…という人であってもOKです。

 

②健康状態

健康状態は良好である必要があります。ビザ申請時に必要があると判断された場合は病院で健康診断を受ける必要があります。

 

③ビザ取得歴

ワーホリビザは1人に対し一生に1回しか申請できません。さらに長い滞在を希望する場合は、ワーホリビザの延長申請を行い、セカンドワーホリビザを取得する必要があります。

 

④子の有無
かつては20歳未満のお子さんがいる人は申請そのものも不可でしたが、現在はOK になりました。 ただし、お子さんをオーストラリアに同伴させることはできません。あくまでワーホリビザでオーストラリアに滞在できるのは申請者本人のみになります。

 

⑤資金

実はオーストラリアの場合、この資金を証明するための資料(銀行の残高証明)の提出は特に求められていません。しかし、問題はオーストラリアの入国時です。オーストラリアの空港到着時に入国審査があり、移民局から抜き打ちで残高証明の提出を求められることがあります。そして、この場合日本への帰りの航空券の提出も合わせて求められることがあります。ビザ申請時に必要なくても、AU$5000相当の資金を証明する銀行の残高証明と帰りの航空券は、必ず用意して出発するようにしましょう。

 

1-3 オーストラリアワーホリビザ申請費用はいくら?

オーストラリアワーホリビザには申請費用がかかります。その費用は2018年7月1日からAU$450(\36,000)に上がりました。申請費用の支払い方法は、クレジットカードまたはpaypalのみになり、現金で支払うことはできません。

1-4 オーストラリアワーホリビザ申請で必要なものは?

オーストラリアワーホリビザ申請時に必要なものは以下の3つとなります。

 

①パスポート
②クレジットカードまたはデビットカード
③E-mailアドレス、ネット環境

 

①パスポート

もちろんパスポートは必ず必要になります。ここで気をつけていただきたいのはパスポートの有効期限です。パスポート申請時に、オーストラリア滞在期間中の有効期限は十分に残しておく必要があります。もし、有効期限の残りが少ないようであれば、パスポートを更新してからワーホリビザの申請を行うようにしましょう。

 

②クレジットカード

1-3の項でお話ししました、ビザの申請費用の支払いのために必要になります。もし、自分でクレジットカードを持っていない場合は、ご両親のカードを貸してもらうようにお願いしましょう。使用できるクレジットカードのブランドは、VISA、MASTER CARD、American Express、Diners 、JCBとほとんどのカードブランドが問題なく使えます。
または、デビットカードを使って支払うことも可能です。どちらにしても、オーストラリアに長期間滞在するようであれば、自分名義の国際カードを1枚は用意しておきましょう。

 

③E-mailアドレス、ネット環境

ビザの申請状況、ビザの申請許可などの連絡がすべてご自身のメールアドレス宛に送られてくることになります。携帯アドレスではこれらは受け取ることができませんので、gmail、yahooなどのEメールアドレスを必ず取得しておくようにしましょう。

1-5 オーストラリアワーホリビザは申請からどのぐらいの期間で取得可能?

オーストラリアのワーホリビザは、他の国のワーホリビザに比べて比較的審査が早いことで知られています。2018年の最新状況を見てみると、ワーホリビザ申請後の審査期間は以下の通りです。

・75%-14日以内
・90%-34日以内

これらの確率は、移民局の混雑具合によって変わるだけです。しかし、実際は1~2週間で取得できている人がほとんどです。ただ、これも100%とは言い切れません。オーストラリアへ渡航したい時期が決まっているなら、なるべく早目に申請することをお勧めします。

2. 気を付けて!オーストラリアワーホリビザ申請後にはルールあり

 

 

オーストラリアのワーホリビザ有効期限は1年間です。これで1年間思い切りオーストラリアでがっつりバイトして英語も勉強できる!と、考えてしまう人も少なくないでしょう。
しかし、オーストラリアのワーホリビザは、出入国、現地での就労、就学に様々なルールがあるのです。ここでオーストラリアワーホリビザのルールを今一度確認しておきましょう。

2-1 オーストラリアワーホリビザ許可後の出入国規定

オーストラリアワーホリビザは、ビザ取得日から1年以内にオーストラリア入国しなければなりません。早めの申請が望ましいですが、1年以内にオーストラリアに出発しない場合は、出国予定日から逆算してビザを申請するようにしましょう。

2-2 オーストラリアワーホリビザでは同じバイト先でずっと働けない!?

ワーホリビザで、オーストラリア現地でアルバイトをするにはルールがあります。もちろん、ビザ有効期限内の1年間はオーストラリアでアルバイトを行うこと自体は可能です。しかし、少し厄介なのは、一度雇ってくれたバイト先の仕事にせっかく慣れてきても、同じバイト先で働けるのは6カ月までと決められているのです。
ただ、例外として、オーストラリアの北部地域 ( Northern Territory準州全体、Queensland州とWestern Australia州の北部地域)の特定の職種(障害者、介護補助職、農業、建設業など)であれば、滞在期間1年間ずっと同じ職場で働くことが認められています。

2-3 オーストラリアワーホリビザは語学学校での就学にも制限あり

アルバイトは何かとルールがあるけど、学校に通うのは勝手だからいくらでも大丈夫では? 確かに他国のワーキングホリデービザであれば、アルバイトよりも語学学校で勉強するならOKとしている国もあります。

しかし、オーストラリアでは語学学校で英語が勉強できる期間は17週間=4カ月のみと決められています。つまり、全く基本的な英語を話せない人が、現地で4ヶ月間語学学校に通ったとしても、会話上達のレベルには限界があるということになります。
また、英語がある程度話せないと、現地でのアルバイト探しもなかなか困難ですので、オーストラリアにワーホリビザで行くことが決まったら、とにかく英語を日本でも事前に勉強しておく必要があると言えるでしょう。

3.ワーホリビザ申請時の健康診断は必ず必要?

 

 

ワーホリビザを申請後、必要と判断された人にのみ「健康診断書」の提出が求められます。
この健康診断は、どこの病院でも良い訳ではなく、オーストラリア移民局指定の医療機関で健康診断を受けに行く必要があります。これは、ワーホリビザ申請時入力フォームの以下部分「申請者のオーストラリアでの活動予定、健康状態の確認」の回答次第で、健康診断を要求される可能性が有ります。

 

①「Do you intend to be in a classroom situation for more than 3 months?」
 3カ月以上学習に通うつもりがありますか?」
②「Do you intend to work or be a trainee at a child care center? 」
子供の世話をするセンター(保育所など)の研修員として働くつもりがありますか?

 

①は、必ずしも語学学校の学習予定だけを尋ねている訳ではなく、オーストラリアで何かしらの「研修」を受けるつもりがあるか?というニュアンスも含みます。
また、②は「子供や多数の人が集まるところに研修員として働くつもりがあるか?」ということです。これは、申請者が抵抗力の弱い子供と接触する場所で研修員として働くつもりがあるか?ということを尋ねられています。つまり、もし①や②にあてはまっている場合は、申請者が何らかのウイルスに感染していないとも限らないため、念のため健康診断を受けるように言われる確率は高くなりますので、ご自身がこれらにあてはまっているかどうかで慎重に回答しましょう。

3-1健康診断が必要になってしまった場合は?

もし、健康診断が必要と移民局に判断された場合は、VEVOで登録したE-mailアドレスに「HEALTH EXAMINATION LIST」という内容の書面が届きます。この書面に、病院で検査を受けてくるべき内容が記載されており、何が必要かはその人によって異なります。もし、検査内容が自分でよくわからない場合は、そのまま移民局指定の医療機関でこのメールをそのまま見せれば病院の方で検査内容を教えてくれますので、移民局から健康診断の指示が来た場合は、まず指定医療機関に問い合わせ、検査内容と検査日時を相談しましょう。移民局指定の医療機関は以下のHPで検索してください。
http://www.border.gov.au/Lega/Lega/Help/Location/japan

4.不安!オーストラリアワーホリビザ申請状況を調べる方法は?

 

 

オーストラリアワーホリビザ申請者のほとんどの人が1~2週間以内に審査結果が返ってくると言われています。それなのに、なぜか自分だけがなかなか審査結果が返ってこなかったりすると、どんどん不安になってきますよね。そこで、VEVOにログインするとビザの審査状況が次のようにわかるようになっています。(審査状況確認には、TRN番号、 パスポート番号が必ず必要になります。)

4-1 オーストラリアワーホリビザ申請状況の確認方法

VEVOにログインすると、「VISA STATUSビザステイタス」という覧を確認してください。
審査状況によって、以下の3パターンのどれかに表示が変わっていきます。

・申請直後 Submitted
・審査中 In progress
・審査完了 Finalised

 

そして、何らかの追加書類やトラブルがあった場合は、ビザ申請時に登録したメールアドレスに移民局から連絡が来ますので、審査に時間がかかっていても焦らずに待ちましょう。

4-2 オーストラリアワーホリビザ発給通知書が来ない場合は?

ワーホリビザの審査が完了し、VISA Statusビザステイタスが 「Finalised」という表示に変わった場合は、既にワーホリビザが取得できたことになります。ここから通常の流れであれば、Eメールまたは郵送で「ビザ発給許可通知書(Visa Grant Notification) 」という書類が届きます。

ごく稀にではありますが、メールの受信トラブルなどでこのメールが届かないことがあります。その場合は、迷惑メールフォルダーに引っかかってないか、などを先に確認してください。それでもメールが見当たらない場合は、「Finalised」から次の「Nextstep」に進むと「Grant letter」と表示されます。つまり、最悪メールが届かなくてもこのGrantletterが「ビザ発給許可通知書(VisaGrantNotification) 」になります。

5.まとめ

 

 

いかがでしたか?今回は、オーストラリアワーホリビザのルールや、申請時の注意点などを含め詳しく解説させて頂きました。このようにオーストラリアワーホリビザは、現在オンラインでの申請のみになっているため、初めての人は何かと戸惑うことも少なくありませんよね。しかし、このビザ申請の手続き時点からあなたのワーホリ生活は始まっていると考え、ぜひご自身でこの手続きを無事に完了し、晴れてオーストラリアにご出発ください。

オーストラリアへ移住するなら絶対知っておきたい7つのこと

 

過ごしやすい気候のオーストラリアは、海外への移住をするにあたって非常に魅力的な国です。 広大な土地に対して人の数が少ないので、道路も公園も家も広々としていますよ。 栄えている都市は全て海岸沿いに位置していて、マリンスポーツやレジャーも楽しめますね。

1年を通じて温暖な気候で、冬でも日中ならば服を着込まなくても過ごせます。
しかもオーストラリアの冬は雨が多く、乾燥しないので風邪にもなりにくい。 それに夏は乾燥するので、日陰に入ると涼しく感じるという最高の気候条件。 今すぐにでも移住したいくらい、オーストラリアは魅力的な国です。

でも海外へ移住するのは不安が付き物ですよね。 オーストラリアへ移住するのにどれくらいのお金が必要なのか。 今まで日本文化の中で生活していたのにオーストラリア文化に馴染めるのか。 いろいろ考えてしまって、結局踏み出せない人も多いのが海外移住の現状です。

移住してから困らない為にも事前に情報を集めておきたいですよね。
そこで今回はオーストラリアへ移住するなら知っておきたいポイントをご紹介します。

1.オーストラリアの物価は高い!

 

 

オーストラリアの物価は日本の2倍くらいということを覚えておきましょう。
例えば日本国内で昼御飯を外食で済まそうとした時、大体1,000円前後ですね。オーストラリアで昼御飯を外食で済まそうとすると、日本円にして最低でも1人2,000円はかかってしまいます。賃貸の家賃も日本の都市中心部だと月々10万円くらいの家賃ですが、オーストラリアなら日本円で月々20万円。

日本の物価は世界の国と比べても安い方ではありません。
日本の2倍の物価のオーストラリアは世界の国の中でも、かなり物価が高い国です。

 

物価の高い理由としては、オーストラリアの人の数と都市部の点在が関係しています。 オーストラリアの国土面積は日本の約20倍もありますが、オーストラリアに住んでいる人の数は日本の約5分の1。 日本のように狭い国土に多くの人が住んでいると町と町の距離が短くなり、物を運ぶ経費が抑えられます。 オーストラリアの物価の高さは、物を運ぶ経費が高い為ですね。

オーストラリアは、人が住んでいる地域が海沿いに集中しています。 オーストラリアを横断するシドニーとパースの距離は車で3,938km。 もちろん車で走る事が出来る道路ですので、直線ではありませんよね。時速60kmで走り続けても65.6時間かかります。

ちなみに日本の長さとして、最北端の択捉島のカムイワッカ岬から最西端の与那国島の西崎まで直線距離で3,264km。 オーストラリアの国土がいかに広いかが分かりますよね。

広い国土の海沿いにポツポツと都市があるのがオーストラリアの特徴。 平均して東京から福岡くらいの距離で都市部が点在していますよ。 畑で収穫した野菜をトラックに載せて都市部へ運ぶと、ガソリンの量も日本より格段にかかります。

オーストラリアの人は都市部に集まって暮らしているのですが、人が集まる土地は値段が高くなります。 東京で家賃10万円でも、地方に行くと同じ間取りで家賃が5万円になりますよね。 人がたくさん集まる場所の物は高くなるので、オーストラリアの物価は高いのです。

物価が高い理由にはもうひとつありますが、こちらは移住を考えている人には嬉しい情報かもしれませんよ。

2.オーストラリアは給料も高い!

 

 

オーストラリアは日本と比べて物価が2倍ですが、給料も日本の2倍です。
お金がたくさんもらえるのは嬉しいですよね。
オーストラリアの給料が高い理由は、オーストラリアの人口の少なさが影響しています。

広大な国土面積に対して国民の数が少ないオーストラリアでは、安い給料を提示していても働きに来てくれません。 人が少ないので働いてくれる人を取り合うので、給料が高くなるのですね。 日本のファーストフード店でアルバイトをした時、都市部でも最初は800円から900円くらいの時給ですね。 オーストラリアで日本と同じファーストフード店でアルバイトをすると、時給1,500円くらいが相場になります。

日本の給料のおよそ倍くらいの給料がもらえるので、物価が倍になっても問題はありませんよね。 しかも有給休暇は日本に比べて非常に取りやすく、そのうえ残業は責任ある立場ではないならほぼありません。 日本でいうところのホワイト企業だらけなのが、オーストラリアの普通です。

物価が高いという問題は、現地で仕事につくことが出来ればクリアできますね。 しかしオーストラリアで仕事をするうえで、国民性の違いで悩む日本から移住者が多いのも事実です。

3.人情味が無い?オーストラリアの国民性

 

 

オーストラリアで仕事をする時、ずっと付きっ切りで教えてくれる先輩はほとんどいません。
これはオーストラリアに移住したばかりの日本人が勘違いして悩みやすいことです。

オーストラリアの国民性は他人や自主性を尊重し、自分は自分で他人は他人。 仕事のやり方は人それぞれだから、自分の考えを押し付けないのがオーストラリア流。 新人だろうが最初の説明を受けたら後は自分で考えてというスタイル。 やることは決まっているので、効率的な方法を見つけていくのは自分で考えていくのです。

日本人なら先輩が付きっ切りで教えてくれたり、一緒に残業して仕事を手伝ってくれますよね。 オーストラリアでは、聞いたら教えてくれる人もいますが、基本は自分で考えます。 日本人からすると一見、人情味が無いように見えるかもしれません。

国民性の違いを理解してから移住しないと、毎日の生活が苦になってしまいますよ。 オーストラリア移住で注意する点のひとつですね。 とはいえ仕事に就く前にも大きな注意点が残っています。

4.オーストラリアへ移住する為の第一歩!永住権ビザが取得出来るか?

 

 

オーストラリアに移住するとなれば、最初に衣食住や仕事の事を考えますよね。 しかし実はもっと重要な事を考えないといけません。
それは永住権ビザを取得することが出来るかです。

オーストラリアに移住するということは、長い期間滞在するので観光ビザではいけません。 オーストラリアに移住する為の永住権ビザの種類は、頻繁に変わります。 そこで、移住する為の永住権ビザを取得する為の必須条件をご紹介します。

絶対的な英語力

当然の事ですが、英語圏であるオーストラリアに移住するのに英語が話せないと生活も不可能ですよね。 日常生活は学びながら覚えていけるかもしれませんが、オーストラリアの永住権を取得するには相当な英語力が必要です。

オーストラリアの永住権を得る為に必要な英語力は、IELTSという英語試験で6点を取ることが最低ライン。 ちなみにIELTSを1点上げる為には、語学学校に1年通学して上がるくらいのものです。
やはり日常会話程度ではない、ネイティブな英語が使いこなせないと移住は難しいのですね。

過去の職業の実績

移民を多く受け入れているオーストラリアは、魅力的な国として世界中から多くの移住希望者が集まります。
全く何の職にも就いてこなかった人と、ある分野で有名な実績を残した人ならば後者に移住してもらいたい。 即戦力としてオーストラリアの国益に繋がる人間を優先的に移住させる為のシステムですね。

しかし、課長や部長の肩書きを持っていましたというのは、あまり重要視されません。 過去の職業で残した具体的な実績を評価されるというのが採点に繋がるのです。 しかし、具体的な実績というものを評価するのも難しいので、過去の職業の実績での点数は不透明な部分が大きいのです。
絶対に合格点の実績というボーダーラインが分からないので、英語力より難しいですね。

年齢制限がある

オーストラリア政府としては優秀な人材が長く国にいてくれる事が、国の利益に繋がると考えますよね。 その為、移住する為のビザを取得するテストに年齢に応じて点数が付けられます。 点数は18歳から45歳までに応じて付けられ、46歳以上になると永住権の一発取得は困難でしょう。

年齢制限や配点についても頻繁に変わるのですが、若い年齢の方が点数が高いことに変わりはありません。 出来るだけ早い時期に行動を起こさないと、移住は年々難しくなっていきます。
海外移住とは、まさに時間との戦いになるのですね。

これだけ難しい条件だと、ちょっと自分には無理かもしれない…
いえいえ、まだ諦めるのは早いですよ!
ワーキングホリデービザなら、ハードルはかなり下がります。

5.オーストラリア移住で人気のワーキングホリデービザとは

 

 

ワーキングホリデーとは、本来休暇を取りながら時々仕事をするという意味ですね。
ワーキングホリデービザは期間が1年間ですが、オーストラリア政府が認定した職種に従事して証明書を提出しましょう。 ワーキングホリデーのセカンドビザといって、2年目も引き続き滞在が可能です。

最長2年間の間に仕事をしながら生活の基盤を作り、ビザが切れるまでに企業や政府にスポンサーとして招待してもらう事が出来ると永住権を取得。
もしくは滞在中に現地で英語力を高めて、仕事の実績を作ることで永住権ビザのテストを受けることです。 いきなり永住権を取得する事が難しい場合は、ワーキングホリデービザから永住権を狙う方法が最も簡単といえますね。

 

英語がそこまで堪能でなくても、比較的簡単にビザの申請が通るのがワーキングホリデービザ。 ただし申請時の年齢が18歳から35歳までと厳しい制限がありますね。 また、自己申告制ですが手持ち資金額が最低でも45万円から50万円ないと申請出来ません。

証明する必要はありませんが、実際に上記金額を所持していないと当面の生活が不可能です。 オーストラリアですぐに仕事や住む場所が見つかれば良いですが、節制して1ヶ月10万円は必要ですよ。 手持ち資金が多いほど、安心してオーストラリアに入国する事が出来ます。

 

しかし英語が上手ではないのにオーストラリアに行って、仕事に就けなかったらお金が無くなって帰国しないといけない不安が…
英語力に不安があるけど移住の夢が諦められない人が、ワーキングホリデーを使って働くのにベストな場所がありますよ。

6.通称ジャパレス!日本食レストランで働こう

 

 

日本の食文化は世界でも高い評価を受けていますので、日本食レストランは世界中に広がっています。 オーストラリアでも日本食レストランがありますし、スタッフに日本人が多いのも特徴ですね。 英語が苦手でも日本人の先輩なら、分からない英語は日本語で教えてくれますよ。

残念ながら給料はそこまで高くはありませんが、オーストラリアという知らない土地で同じ日本人の知り合いが増えることはお金以上の価値があるでしょう。
日本食に精通した人ならば、日本料理人として政府や企業に認めてもらえるチャンスもあります。

最初に物価や給料の話からビザの取得に至るまでのオーストラリア移住の一連の流れをご紹介してきました。 最後にご紹介するのは、細かな点ですが注意するべきワンポイントアドバイスです。

7.オーストラリア移住で注意するワンポイントアドバイス

 

 

実際に移住してみると、誰も教えてくれなかった問題点がたくさん出てきます。 私も含めたオーストラリアへの先輩移住者が教える、ちょっとした注意点をご紹介しましょう。

家具は現地で買うべし

ビザの手筈も整い仕事や住居の目星も決めたら、いよいよ引越しの準備です。 オーストラリアに限らず、海外へ移住する時に今まで使っていた家具を持っていくのはやめましょう。 国際便の引越し業者に頼む費用は、現地で新しく家具を買い揃えるより高くつきます。 どうしても持って行きたい家具は、親族や友人にお願いして郵便で送ってもらった方が安いですよ。

小さい子供への認識は特に注意!

小さい子供と一緒に移住する場合も注意する点があります。 オーストラリアは州によって年齢が違いますが、子供に一人で留守番をさせてはいけないと法律で決まっています。 もしも一人で留守番させていたりすると軽犯罪として逮捕。 ベビーシッターやメイドを雇うと、高い費用がかかりますよね。 小さな子供がいる場合、移住してお金が心配な時に夫婦共働きが出来ないことも念頭に入れておきましょう。

オーストラリアはとにかく子供を守る法律が厳しく制定されています。

 

刑罰や罰金は州によって違いはありますが、日本では考えられないほど厳罰です。 駐車場に車を停めて、5分離れるだけでも法律違反の軽犯罪で逮捕。 罰金だけで日本円にして数十万円単位もありえます。 日本と同じ感覚で子供に接すると大変な目に遭うので、注意しましょうね。

8.まとめ

 

 

移住する為に気を付けるポイントはたくさんありますが、やはり魅力的なオーストラリアへの移住。
まずはビザを取得する為にも英語力を高めて、早い段階で移住出来るようにしましょう。

もちろん当面の生活費をしっかり貯金しておくことも忘れずに。
最低ラインの45万円から50万円以上に、何かあった時の為に少しでも多く貯金しておきましょうね。
オーストラリアの文化に触れる為に、お金はかかりますが現地に旅行に行ってみるのもオススメですよ。
もっと早くオーストラリアの文化に早く慣れる為にも、ワーキングホリデービザを利用してお試し移住も良いですね。

オーストラリアへの移住は時間との勝負です。
移住したいと決めたら、すぐに準備や行動に移すようにしましょう。

オーストラリアの都市ごとの季節別服装。冬は意外と寒い!?

前置き

 

 

旅行先としてだけでなく、留学やワーキングホリデーの行き先として常に上位人気の国オーストラリア。オーストラリアというと、ケアンズ近くのグレートバリアリーフや、サンシャインコースト、ゴールドコーストの海、サーフィンなどのマリンスポーツのイメージが強く、暖かい国と思っている人も少なくありません。 しかしそれはエリアによって大きく異なります。荷物の量を大きく左右する服選びは、海外生活を上手に過ごすための重要なポイント。そこで今回はオーストラリアの服装について、まとめたいと思います。

エリアごとの気候

 

 

オーストラリアの国土は日本の20倍以上。日本でさえ北海道と沖縄で大きな気候の差があることを考えると、オーストラリア国内にも同様のことがあるのは想像がつくと思います。中でも日本人にとって特徴的なのは、日本と季節が「真逆」という点です。

 

オーストラリアでは、9月~11月が春、12月~2月が夏、3月~5月が秋、6月~8月が冬。日本と同様に四季を感じられるエリアもあれば、あまり季節の変化を感じない通年温暖なエリアもあります。ここからは主要都市や観光地の気候をご紹介します。

ケアンズの気候

日本から最も近い都市で、LCCの直行便も出ているケアンズは、グレートバリアリーフなどの世界遺産の入り口となる都市として知られています。気候は年間を通して温暖で、低くても日中の気温は25度程度まで上がります。

 

<気温の目安>

 

春(9月~11月):最高気温30度以上、最低気温18度程度

 

夏(12月~2月):最高気温30度以上、最低気温23度程度

 

秋(3月~5月) :最高気温30度前後、最低気温20度程度

 

冬(6月~8月) :最高気温25度程度、最低気温16度程度

 

11月頃~3月頃までは雨季となるので、日本の梅雨時期のようにジメジメと蒸し暑くなります。ただ、雨は1日中降っているというよりも短時間に急激に降るスコールが多いことが特徴。オーストラリアの人は傘を持たない、ささない人が多いですが、雨季にケアンズで留学生活を予定している人は折りたたみ傘を常備していると便利です。

 

最低気温でも寒いとまではいかないので、そこまで厚手の服装になることはありませんが、外国人は日本人よりも暑がりな人が多く、語学学校内などの冷房が効きすぎていてかなり寒く感じることがあります。外の気温に関係なく、薄手のセーターやパーカーなど持っておくことをおすすめします。 また、朝晩はひんやり冷え込むこともあるので、サッと羽織れるものがものがあると便利です。

ブリスベン/ゴールドコースト/サンシャインコーストの気候

ケアンズと同じクイーンズランド州にある、オーストラリア第三の都市ブリスベンと、サーファーズパラダイスで有名なゴールドコースト。ケアンズより少々気温は低いですが、年間を通して温暖な気候です。

 

<気温の目安>

 

春(9月~11月):最高気温25度前後、最低気温15度前後

 

夏(12月~2月):最高気温30度程度、最低気温22度程度

 

秋(3月~5月) :最高気温25度前後、最低気温18度程度

 

冬(6月~8月) :最高気温20度程度、最低気温12度程度

 

365日の内、300日が晴天と言われるほど気候に恵まれたエリアです。オーストラリア全般に言えることですが、日本に比べて紫外線が非常に強いので、サングラスや日焼け止め、日傘など、長時間外に出る時は曇りの日であっても対策を心がけましょう。オーストラリアの中でも晴れの日が多いエリアなので、特に十分な注意が必要です。

 

このエリアもスコールが時々あります。短時間に集中的に降ってまた晴れるようなイメージなので、学校が終わって急に雨が降り始めても、どこかで雨宿りしていればすぐに晴れ間が戻ります。冬服は不要ですが、海沿いなど風が強いことも多いので、肌寒い日は日中でも半そではツライかもしれません。

 

また、語学学校に通う人は、ケアンズ同様冷房の温度問題を感じるでしょう。多くの生徒が半そで・短パン・サンダルのような格好で授業を受けますが、同じような格好でいると、特に日本人女性は寒さを感じることが多々あると思います。

 

雨が少ないこともあり、このエリアにホームステイに行くと、ホストファミリーからシャワーは何分まで、洗濯は週に1回してほしいと言われることもあります。

シドニーの気候

オーストラリア第一の都市です。最も人口が多く、オーストラリア経済の中心地でもあるシドニーは、ケアンズやブリスベンよりも南に位置しています。日本のように四季を感じられるエリアです。

 

<気温の目安>

 

春(9月~11月):最高気温23度前後、最低気温12度前後

 

夏(12月~2月):最高気温30度以上、最低気温18度程度

 

秋(3月~5月) :最高気温23度前後、最低気温14度程度

 

冬(6月~8月) :最高気温17度程度、最低気温10度以下

 

日本と比べると暑すぎず、寒すぎず推移していきます。冬は特に寒い時期でも、中心地に雪が降るようなことはありませんが、セーターやコートは欲しいところです。夏も平均的には日本の残暑に比べると過ごしやすい気温ですが、時に40度近くまで上昇する日もあり、晴れていれば体感温度はかなり高くなります。 1年間留学するとしたら、夏服は充実させ、冬服は程々に。コートが1つあると心強いです。

メルボルンの気候

シドニーに次ぐオーストラリア第二の都市です。シドニーから飛行機で1時間程度南下したところに位置しています。テニスの全豪オープンやF1のオーストラリアグランプリの開催地、オーストラリア最大のワイナリーエリアとして有名。シドニー同様、四季を感じられるエリアです。

 

<気温の目安>

 

春(9月~11月):最高気温20度前後、最低気温10度前後

 

夏(12月~2月):最高気温30度以上、最低気温15度程度

 

秋(3月~5月) :最高気温20度前後、最低気温10度程度

 

冬(6月~8月) :最高気温15度程度、最低気温5度前後

 

どの季節もシドニーに比べて少々気温は低いです。メルボルンは「1日の中に四季がある」と言われており、朝晩と日中の気温差が大きい日はめずらしくありません。学校の通学時間は寒かったのに、帰りは猛暑を感じるようなことは多々あるでしょう。

 

夏場は最高気温が25度だと思ったら、翌日は37度の予報になっていることもあるくらい日によって波があります。冬場は雪が降る程ではありませんが、朝晩はダウンコートがあっても良いくらい冷え込みます。1年間留学する場合は、すべての季節に適応できる服装が必要です。

アデレードの気候

メルボルンから飛行機で西へ1時間程度行った南オーストラリアにある都市です。日本人滞在率が低く、日本語になるべく触れずに留学したい人にとって穴場として注目を集めています。ワイナリーも有名なので、ワイン好きの人にも人気です。

 

<気温の目安>

 

春(9月~11月):最高気温23度前後、最低気温12度前後

 

夏(12月~2月):最高気温30度程度、最低気温16度程度

 

秋(3月~5月) :最高気温23度前後、最低気温13度程度

 

冬(6月~8月) :最高気温18度程度、最低気温10度以下

 

シドニー、メルボルン同様四季のあるエリアです。どちらかと言うとメルボルンよりの気候ですが、メルボルンほど変化は激しくありません。冬の時期もメルボルンほど冷え込みはしませんが、コートやマフラーは欲しいアイテム。

パースの気候

シドニーやメルボルンから飛行機で6~7時間西に位置する、オーストラリア第四の都市です。きれいな海と穏やかな雰囲気、温かい人柄が人気で日本人からも人気を博しています。

 

<気温の目安>

 

春(9月~11月):最高気温25度前後、最低気温13度前後

 

夏(12月~2月):最高気温30度以上、最低気温17度程度

 

秋(3月~5月) :最高気温26度前後、最低気温14度程度

 

冬(6月~8月) :最高気温18度程度、最低気温10度以下

 

シドニーのように暑すぎず、寒すぎず推移していきます。冬場に雨が多くなることもあり、朝晩は特に冷え込みますが、ダウンコートを着こむほどではありません。夏は湿気が無く、カラッと乾燥していて、Tシャツに短パンで十分過ごせます。

ホバートの気候

メルボルンから飛行機で1時間ほど南下したタスマニア島の中心地ホバートは、日本でいう北海道と表現する人が多い都市です。野菜や果物の産地として有名で、自然が豊かなエリアです。日本人が少ない留学地として、ファームジョブをしたいワーホリの人たちから人気です。

 

<気温の目安>

 

春(9月~11月):最高気温17度前後、最低気温8度前後

 

夏(12月~2月):最高気温22度程度、最低気温15度程度

 

秋(3月~5月) :最高気温17度前後、最低気温9度程度

 

冬(6月~8月) :最高気温12度程度、最低気温5度程度

 

オーストラリア国内の中で最も平均気温が低い都市です。夏場の日中は晴れていれば暖かいですが、それ以外の時期は肌寒さを感じるでしょう。セーターやコート、マフラーなどの冬仕様の服装で行きましょう。

エアーズロック(ウルル)の気候

オーストラリアの観光地として非常に知名度の高いエアーズロックは砂漠地帯に位置しており、夏場の最高気温は35度程度まで上昇します。

 

<気温の目安>

 

春(9月~11月):最高気温30度前後、最低気温15度前後

 

夏(12月~2月):最高気温35度程度、最低気温20度程度

 

秋(3月~5月) :最高気温28度前後、最低気温13度程度

 

冬(6月~8月) :最高気温20度程度、最低気温5度程度

 

エアーズロックに限ったことではありませんが、オーストラリアの自然豊かな場所はハエがとても多いです。真夏であれば、Tシャツ一面ハエまみれになることもあるくらいの量です。もし、観光に行く場合は畑仕事で使うような顔のネットがあると便利です。

どれくらいの量、服を持って行くべき?

 

 

前述した通り、オーストラリアは場所と時期によって気候が大きく異なります。いつどこに行くかによって選ぶ服も変わると思いますが、いろいろな都市を周りたいと思っている人はどの季節にも対応できるよう準備をした方が良いでしょう。もしくは、暖かい時期を狙って転々とするというのもひとつの手段。そうすれば、身軽で移動できる上に現地での出費も抑えることができます。

 

荷物は1年間の長期留学としても移動することを考えて、スーツケース1つとリュック1つで収まる量がおすすめ。日本からLCCの飛行機を使う場合、エコノミーで預け入れ荷物の重量上限が20キロ程度です。20キロ以内であれば追加の出費が不要なので、この量を目安にすることがおすすめです。

オーストラリアのファッション事情

 

 

オーストラリアの男性は、夏場は半そで・短パン・サンダルの格好が一般的で、冬はセーターやジャケット、コートなど特段日本人との違いはありません。一方女性は、夏場は特に露出が多いものを着ている人が多く、週末ドレスアップしている人たちも、日本ではなかなか見ないようなセクシーな格好をしています。

 

そういったものが多く売られているかというと、そういうわけではありません。都市部ではユニクロや無印良品、ZARA、H&Mなどがありますので、日本人に着慣れたものも購入可能です。厚手の服を持って来なかった場合も心配いりません。また、オーストラリア特有のファッションは特に存在せず、みんな好きなものを好きなように着ています。

 

シドニーやメルボルンだと個人経営のアパレルショップも多くありますが、細身の日本人男性に合う服は少ないです。オーストラリアの男性は身体が大きい人が多いので、日本製のSやXSサイズがちょうど良い人にとっては、服を購入できる場所が限られてしまいます。 細身の人で服にこだわりがある人は、現地調達に頼らない方が良いと思います。

 

また、高級なレストランに行くことがあった時などに気になる「ドレスコード」ですが、オーストラリアはそこまでうるさくありません。さすがに短パン・サンダルではNGなところもありますが、かっちりフォーマルに、スーツにネクタイで行く必要はありません。男性なら襟付きシャツに革靴、女性ならワンピースで十分です。

まとめ

 

 

いかがでしたか。オーストラリアのどこにいつ行くかで気候が違うので、それによって服装が変わるのはもちろんですが、服装に関しても自由なスタイルであることがオーストラリアの特徴です。日本では人目を気にして着ないような奇抜なデザインや大胆な服装も、オーストラリアの雰囲気であれば挑戦できるでしょう。自分のしたいオシャレを存分に楽しめることも、オーストラリア生活の大きな魅力です。

オーストラリアの入国審査手順と注意点。スマートゲートとは!?

前置き

 

 

どこの国に行っても通るのが入国審査。よくネットの情報には、あまり愛想の良くない入国検査官に「何の目的で来た?」などの質問をされるので、英語で答えられるようにしましょう。という案内を見かけます。ワーホリや留学で初めての海外、しかも1人で行くとなれば、かなり緊張するものですが、入国審査は国によって雰囲気が大きく異なります。そこで今回は、オーストラリアの入国審査についてまとめたいと思います。

出発~入国までの道のり

 

 

ワーホリや留学どころか、海外に行ったことが無い人のために、出発~入国までにどのようなステップを踏むのかを、簡単にご説明します。

【出発前】

①:搭乗手続きと荷物の預け入れ(大きなスーツケースがある場合)

搭乗手続きには、「搭乗カウンターでの手続き、オンラインチェックイン、空港の自動チェックイン機によるチェックイン」の3パターンあります。搭乗カウンターでのチェックイン手続きはどうしても時間がかかってしまいますので、オンラインでのチェックイン、もしくは自動チェックイン機によるチェックインがおすすめです。
特に短期留学で、預け入れ荷物(スーツケースなど)が無く、機内に持ち込めるサイズ・重量の手荷物だけであれば、搭乗カウンターに並ぶ必要はありません。また、預け入れ荷物があったとしても、自分でチェックイン済みの人は荷物を預けるのみのカウンターもあるので、長時間待つ必要はありません。
また、預け入れ荷物を渡す前に、荷物の重さを確認しましょう。各航空会社で荷物の重さに制限がかかっています。(参考:ジェットスターのエコノミーは20キロまで)1キロ以内のオーバーであれば見逃してくれることも多いですが、それ以上となればそうはいきません。
航空券を購入する段階で事前に重量をプラスしておくのと、搭乗カウンターで追加料金として払うのでは、後者の方が高額です。空港の中に、荷物の重量を計測できる機械が設置されていますので、事前に確認して、もしオーバーしていたら、スーツケースから手荷物のリュックに移動するなどして調整しましょう。
機内に持ち込めないものが手荷物に無いかも同様に確認しましょう。国内線と国際線では持ち込めるものが違いますので、注意が必要です。

②:手荷物検査

手荷物全般を金属探知機に通して、持ち込みが禁止されているものを持っていないかを検査する場所です。ここで機内持ち込み不可の物を持っているとアウトです。例えば、100mlを超える液体物の持ち込みが禁止されています。化粧水や香水あたりが該当する可能性があります。
100円ライター1つ程度であれば、処分になってもダメージは少ないですが、大切な物や高価な物は十分注意が必要です。今さら預け入れ荷物に入れますというわけにもいきませんので、先に進みたければ処分しなければいけません。

③:出国審査

パスポートと搭乗券のチェックをします。ここを通過したら、あとは搭乗ゲートまで行き、搭乗開始の合図を待つのみです。

【機内】

④:出入国カードの記入

機内で座っていると、CAさんから「出入国カード」を渡されます。直行便の場合は日本語のカードですが、格安便でよくあるシンガポールなど経由する場合は、英語表記のカードが手渡されます。
記載する内容はシンプルなことですが、ある程度英語に慣れていない人にとっては、見慣れない単語が多く出てきますので、なにが書いてあるかさっぱりわからない…ということもあるでしょう。機内で書き方の検索は出来ませんので、事前に調べて写真に残しておくとスマートです。
到着してから記入するスペースがありますので、わからない場合も決して適当に書かず、空港のWi-Fiを使って調べてから書きましょう。質問の中には、「結核にかかっていますか?」や「犯罪歴はありますか?」といったものがあり、Yesと回答すれば入国拒否される可能性もあります。

【到着後】

⑤入国審査

ここで本題の入国審査です。日本国内、オーストラリア国内は主要空港でスマートゲート(自動化ゲート)を導入していますので、審査通過は非常にスピーディー。後ほど詳しくご説明します。

⑥預け入れ荷物の受け取り

審査が済んだら預け入れ荷物を受け取りに向かいます。ベルトコンベアーに順次荷物が乗せられますので、自分のがきたらピックアップしましょう。

⑦検疫検査

入国前の最後の関所です。検査官にパスポートと入国カードの提示をします。普通の見た目の日本人であれば、すんなり通してもらえることがほとんどです。ただ、ランダムで荷物チェックを要求される場合があります。ここさえ通過できれば、晴れて入国となります。

オーストラリアの入国審査はとてもスマート

 

 

前述しましたが、オーストラリアの主要空港(シドニー、メルボルン、ブリスベン、パース、ケアンズ、ゴールドコースト、アデレード、ダーウィン)では、出入国管理システム「スマートゲート」を導入しています。
スマートゲートとは、入国検査官による有人チェックを不要とした機械による入国審査です。入国検査官の質問に回答する必要も無いこと、そして何より入国審査にかかる時間を大幅に短縮して通過できることがスマートゲート導入の目的であり、大きなメリットです。

スマートゲート通過までの流れ

①:スマートゲートを通過するためのチケットを発券

スマートゲートに到着する前に、スマートゲートを通過するためのチケットを発券する必要があります。パスワードだけあれば発券可能です。(2006年以降に発行されたパスポートであれば問題ありません)
発券する機械にパスポートを置く場所がありますので、そこに顔写真が載っているページを開いて置きます。この機械、日本のパスポート置けば自動的に日本語画面に切り替わる優れものです。英語が不慣れでも問題ありません。
結核があるか?犯罪歴があるか?アフリカなどへの渡航歴があるか?など、大体「いいえ」と回答すれば済むような質問に回答します。タッチパネルなので、画面に直接タッチして使用してください。手続きが完了すると、自分の名前が記載されたチケットが発券されますので、これを受け取って準備OKです。

②:スマートゲート通過

先に進むと、自動ゲートがいくつか並んでいます。自動ゲートの前に立ち、先ほどのチケットを挿入すると、前方を見るよう指示がされます。カメラが作動し、写真が撮られます。パスポートの写真と照合するので、帽子を取り、髪の毛が顔にかからないようにしましょう。
問題なければ挿入したカードが出てきますので、それを受け取り、預け入れ荷物の回収に向かいます。このチケットは最後の検疫検査の検査員に、入国カードと一緒に渡しましょう。
以上で入国審査は完了です。所要時間は10~15分といったところです。

スマートゲートゲートが使えない場合も

スマートゲートの横には、入国審査官がいる有人のゲートも設置されています。ついついそちらに並ぶべきかな?と思うかもしれませんが、その列はスマートゲートが使えない人、もしくはあえて有人ゲートに並んでいるので、以下に該当しない人はスマートゲートに行きましょう。

 

16歳以下

1人では通過できません。保護者同伴であれば通れるようです。

何らかの理由で発券されなかった場合

どのような属性が対象か定かではありませんが、たまにチケットが発券されなかったり、弾かれてしまうケースがあります。その場合は有人ゲートに行きましょう。

 

スマートゲートを利用した入国が認められていない国

オーストラリアのスマートゲート通過は、【オーストラリア、日本、中国、香港、韓国、マカオ、シンガポール、ニュージーランド、カナダ、アメリカ、イギリス、フランス、スイス、アイルランド】の国で発行されたパスポートに利用が認められています。

 

パスポートにスタンプが欲しい人

スマートゲートを使った出入国審査では、パスポートの査証欄にスタンプが押されません。パスポートにスタンプが押されると海外に行った証明にもなり、経験値が上がったような気持にもなるので、スタンプが欲しい気持ちもわかります。時間に余裕があれば有人ゲートに並ぶのも良いかと思います。逆に、スタンプが必要ないことがスマートゲートのメリットのひとつでもあります。出張などで海外に行くことが多い人にとっては、パスポートの査証欄を増やす必要が無いので、その手間が省けることがメリットというわけです。

 

また、到着すぐだとスマートゲートが逆に並んでいて、有人ゲートがガラガラということもあります。すぐにチェックしてもらえれば有人でもほとんど時間はかからないので、そちらに行って手続きしても問題ありません。

ワーホリや留学、観光ビザは提示は?

ここまでくると、ビザの書類一式を印刷して持って来ているが、いつ誰に提示するのか?と疑問が出てくると思います。入国審査(スマートゲート)の先は、預け入れ荷物の回収と検疫を通れば、入国です。
提示するタイミングがあるとすれば、入国審査の時です。つまり、実はビザの提示は基本しません。仮に有人ゲートに行っても、ビザの書類を確認させてと言われるケースは稀です。さらに、有人ゲートも審査官によっては何の質問もしてこないので、無言で通過となることもめずらしくありません。
とは言え、ビザの提示を求められる可能性は0ではありませんので、用意をしておくことがベターです。

日本の空港にもある自動化ゲート

【成田国際空港、羽田空港、中部空港、関西国際空港】では、スマートゲート同様の自動化ゲートが導入されています。
自動化ゲートを利用する前に登録カウンターで以下の要領で利用者登録をする必要があります。簡単な手続きなので、フライト当日の登録も問題なく可能です。
1.申請書に必要事項の記入。
2.申請書とパスポートを登録所の担当者に提出。
3.専用の機会に両手人差し指の指紋登録。
4.担当者から登録済みのスタンプが押されたパスポートを受け取る。

1度登録すれば、パスポートの有効期限が切れるまで利用できます。日本-オーストラリア間の移動は空港でのストレスが非常に少ないと言えます。オーストラリアのワーホリや留学を皮切りに、いろいろな国に行きたいと思う人も多くいると思いますが、これが一般的なシステムと思わないようにしてください。

乗り継ぎがある場合も入国審査あり

直行便よりも、どこかの国で乗り継ぎした方が航空券が安いことはよくあります。乗り継ぎする場合は、乗り継ぎの国でも入国審査が必要です。空港の外に出るわけではなくても必要ですので覚えておきましょう。

スマートゲートが導入されている空港はまだまだレア

世界的にも有名なイギリス・ロンドンにある「ヒースロー空港」でさえ、入国審査はすべて入国審査官による有人作業です。これは本当に時間がかかるもので、短くても30分は待ちます。飛行機が到着して、ビジネスクラスの人から降りて、エコノミークラスが扉前方から徐々に降りて、自分が降りる頃には長蛇の列。
同じようなタイミングにほかの飛行機も到着していれば2時間待ちと言うこともあり得ます。到着時刻=入国時刻にはなりません。スマートゲートを経験すると、ほかの空港に行くのが億劫になってしまうかもしれません。
スマートゲートが導入されていない空港に、特に乗り継ぎで行く場合は、入国審査だけで相当な時間を要する可能性がありますので、音楽なり携帯ゲームなり、並びながら暇つぶしができるなにかを用意することをおすすめします。

オーストラリアの検疫検査

 

 

オーストラリアは入国に際し、持ち込めない物が多く規定が厳しいです。自分用の持ち物だけでなく、お土産でなにか検討している人は、持ち込みできる物かどうかを事前に調べましょう。ちなみに、よくあるのが「タバコ」。オーストラリアでは売られている銘柄が違う上に、非常に高価なので、持って行く人が多いです。
タバコは50本までなら申請無しで持ち込み可能。50本以上は超過分の関税がかかりますので、入国カードに申請の上、関税の支払いが必要です。手荷物検査をされない限り、バレることはありませんが。
中には入国カードに記入しても、持ち込み不可の物がいくつかありますので確認必須です。持ち込み不可の物は見つかり次第廃棄、もしくは日本へ郵送の対応を求められます。

まとめ

 

 

いかがでしたか。非常に便利なスマートゲートが導入されているオーストラリアに、ワーホリや留学に行った際、入国までのスムーズさにびっくりすると思います。初めての海外で、英語も不安な人にも難しいとこはありませんので、安心して入国可能です。

オーストラリアで就職しよう!仕事の探し方完全ガイド!

前置き

 

 

ワーキングホリデーや留学の渡航先として大人気のオーストラリア。イギリスのエコノミスト誌が選ぶ世界一住みやすい都市ランキングには、メルボルン、シドニー、アデレード、パースと、オーストラリアの主要都市から多くの都市がランクインしています。

 

留学だけでなく移住先としても世界的に人気の国ですが、移住するとなると語学力と同じ程度必要になるのが現地での仕事です。今回はオーストラリアに仕事はあるのか、働くことはできるのかといった、オーストラリアの就職について、まとめたいと思います。

オーストラリアで働くことはできる?

 

 

そもそもオーストラリアで働くことはできるのか。働くことは可能です。30歳までの人が申請できるワーキングホリデービザ、語学留学を目的とした人が申請する学生ビザのどちらのビザでも働くことが認められています。

 

ビザによって就労における条件は違いがあり、ワーキングホリデービザの場合、同一雇用主の元で6ヶ月間まで、週に38時間までの就労が認められています。学生ビザの場合は、週に20時間までの就労が基本で、学校が休みの期間はこの制限がなくなります。

 

観光ビザは3ヶ月間以内の滞在が可能で、観光以外に語学学校へ通うことやホームステイもできますが、就労は認められていません。 まずはオーストラリアで生活をしてみたい、働くことを経験してみたいと思う人は、ワーキングホリデービザもしくは学生ビザを取得する必要があります。

オーストラリアでできる仕事と仕事の探し方

 

 

自分の住む場所、やりたいこと、語学力や技術によってできることがそれぞれ異なりますが、現地でできる仕事をご紹介します。

日系企業で働く

オーストラリア国内には多くの日系企業が進出しています。ユニクロ、無印良品、ルピシアなど、日本でアルバイトでも働いた経験があればアピールポイントにできるでしょう。その他、オフィスワークや営業職での求人も出ています。 有給インターンシップを受け入れている企業も多くあるので、まずはインターンシップを入り口にしてみると良いかもしれません。

飲食店(フロアスタッフ、キッチン、バリスタ、バーテンダー、ソムリエ、ディッシュウォッシャー)

カフェ、レストラン、バー、テイクアウェイ専門店など、どの都市に行っても最も選択肢が広いのが飲食店です。シドニー、メルボルンは特に外食産業が活発で、一流レストランにおしゃれなカクテルバーやワインバー、無数とも言えるほどのカフェが並んでいます。 オーストラリアでは日本食も非常に人気で、日本食レストランが多くあること、裏方の仕事であれば英語力もあまり必要としないことから、日本人留学生が最もお世話になっている業種です。 オーストラリア人経営のローカルのお店でも働くチャンスは十分にあります。

日本語講師

どこかの学校で本格的に指導する場合は、日本語講師の資格を持っている人が対象になりますが、家庭教師として個別に指導している人もいます。

通訳、翻訳

日本企業とオーストラリアの企業が会議や懇親会を開催する時に呼ばれて通訳をしたり、書類の翻訳をする仕事です。ビジネス英語や、中には専門用語も多い案件もあるので、日常会話レベル以上求められることも多くあります。英語力に自信のある人向けの仕事と言えます。 また、オーストラリアには日本語医療センターという日本人向けの病院が主要都市には存在していますが、先生はオーストラリア人なので、日本語と英語のどちらも対応できる人は受付の仕事も選択肢に入ります。 語学学校の日本語カウンセラーとして働く道もあるでしょう。

ホテルのハウスキーピングやカーウォッシュ

いわゆる裏方の仕事として語学力に自信が無い人や、接客が得意では無い人に人気です。特にハウスキーピングは個人で黙々と作業をする人に向いています。カーウォッシュは日本人が少なく、仲間が近くにいて会話しやすいので、日常英会話を伸ばしたい人には良い仕事になるかもしれません。

専門職(マッサージ師、美容師、調理師など)

日本人経営のマッサージ店や美容室は多数存在しており、語学力が無くても資格と経験があれば仕事に困ることはありません。

配送

日本の食品やお酒を輸入販売している業者から、レストランやカフェへの配送を行うような業務です。こちらも語学力が無くても運転免許証があれば仕事が可能なので人気です。

ファームジョブ

畑での野菜や果物の収穫、工場内でのパッキングをする仕事です。オーストラリアならではの、ワーキングホリデーのセカンドビザ制度(ワーキングホリデービザをプラス1年間延長できる制度)に興味がある人は、ファームジョブで働くことが必要になります。 あまり行きたくないと気が進まない人が多いファームジョブですが、ファーム生活は人気で、ファームだけで年間過ごす人もいるほど合う人にはぴったりハマる仕事です。

オーペア

個人宅のベビーシッターの仕事です。特に資格は不要で、個人と直接契約して仕事をします。留学生の間では、ベビーシッターをする代わりにその家に家賃無しで滞在させてもらうというスタイルが一般的。

 

 

仕事の探し方は大きく分けて以下4つがあります。

 

・インターネット上の求人サイトで探す

 

・友達や知り合いの紹介

 

・直接レジュメ(履歴書)を渡しに行く

 

・留学エージェント経由(有給インターンシップ)

 

日本では、求人サイトから応募して返事が来て面接に行く、という流れが一般的ですが、オーストラリアではアポイント無しで直接レジュメを持って行くということも一般的な行動です。なので、求人サイトに掲載せず、お店の外壁に求人情報を貼ってあるだけのお店もあれば、求人サイトに直接来てくださいと掲載しているところもあります。

オーストラリアで仕事が決まるまでの流れ

 

 

飲食店を例にご紹介します。 1.求人へ応募、もしくはお店に直接レジュメを渡しに行く

 

※日本人オーナーでも英語のレジュメを求められるケースが多いので、準備しておきましょう。

 

2.面接

 

3.トライアル

 

4.本採用

 

というステップです。トライアルは日本でいう試用期間にあたります。日本の場合、試用期間は3ヶ月間程度設定されていることが多く、研修期間を含め中期的に適性を判断するために設けられていますが、実力主義社会のオーストラリアのトライアルは早ければ数時間です。 せっかく面接までこぎつけても、トライアルの時にちょっと違うな、と思われてしまうとその時点で即終了です。面接を終えてトライアルまで進めば、いろいろ教えてもらえるだろうと思って指示待ちしているばかりでは本採用に進むことは無いでしょう。

オーストラリアの雇用形態

 

 

オーストラリアには主に以下3つの雇用形態が存在しています。

 

カジュアル

日本でいうところのアルバイトに該当します。カジュアルは以下2つと比べて、時給が最も高く設定されていることが特徴のひとつです。オーストラリアではイースターやアンザックデー、クリスマスなどのパブリックホリデー(祝日)が年間約10日間ほど存在しています。パブリックホリデーには多くの店が閉まっていますが、営業中のお店で働くカジュアル店員は、なんと時給が2倍になります。

 

稼げるメリットがある一方、カジュアル採用は雇用主側がいつでも解雇できる形態という側面も持っています。人件費が高く実力主義のオーストラリア社会は、常に良い人材を探しているので、人が足りていてもトライアルを受け入れています。

カジュアル採用で働いていた場合、一時帰国で2~3週間休んで戻ってきた時には新しく入った人にシフトを取られているということもめずらしくありません。

パートタイム

日本でいう契約社員のようなイメージです。時給で働きますが、有給が付与される点がカジュアルとの違いです。

フルタイム

日本でいう正社員です。フルタイムの給料は時給ではなく固定給で、有給制度もあります。オーストラリアは人さえ整っていれば、どんどん有給を消化する文化なので、有給制度は非常に魅力です。

すべての雇用形態に共通して、給料以外に雇用先から支給されるスーパーアニュエーションというものがあります。これは日本でいう年金にあたるもので、銀行のスーパーアニュエーション専用口座に振り込まれますが、定年時もしくは完全に帰国するような時以外引き出すことはできません。 なお、会社やお店によりますが、オーストラリアは給料を毎週支払うところが一般的です。

オーストラリアで就職することはできる?

 

 

オーストラリアで就職することは可能です。オーストラリア社会は、日本のように就活時期や就職のタイミングなどはありません。高学歴大学生の新卒ブランドのようなものよりも、仕事が出来るか、仕事へ取り組む姿勢、コミュニケーション能力が重視されます。

 

レジュメには年齢や性別を記載する必要が無く、顔写真を添付する必要もありません。学歴よりも年齢よりも会社やチームにプラスになればOK。正社員雇用(フルタイム採用)という意味では、ビザの期間内限定ではありますが、ワーキングホリデーや学生ビザでもオファーされることは十分にあり得ます。 期間や学校の縛り無しで完全に仕事目的でオーストラリアに滞在を希望する場合は、就労ビザ、もしくは永住権という、また別のビザを取得する必要となります。

 

就労ビザ、永住権取得は以下のような流れが一般的です。

 

・ワーキングホリデービザ→就労ビザ→永住権

 

・学生ビザ→就労ビザ→永住権

 

・ワーキングホリデービザ→学生ビザ→就労ビザ→永住権

 

オーストラリア人と出会って、その人と結婚して、永住権取得のようなパターンもあると思いますが、なかなか狙って出来ることではありません。オーストラリアで長期就労をゴールとする人が取る行動は上記のような流れが多いでしょう。

就労ビザの取得方法

 

 

就労ビザや永住権を取得し、オーストラリアに移住を希望する人が世界各地からたくさん集まっていますが、そう簡単に手に入るものではありません。 就労ビザを手に入れるためには、スポンサーと語学力が必要になるからです。語学力は自分の努力次第ですが、スポンサーが大きなハードル。スポンサーとは雇用主を指しており、就労ビザを申請するにあたって、スポンサーのサポートが必要なのです。

 

スポンサーは誰かに対して就労ビザのサポートをすることに多額の出資が必要になります。例えば、就労ビザで雇用する人の最低年収は5万3900ドル~、日本円で430万円~(1ドル80円計算)と決められています。その他にも研修を受けさせて人材育成をしなければいけないといった決まりがあり、そうそう何人もビザサポートをするのは難しい現状もあるため、スポンサーとなってくれるところを見つけて、認められるかが非常に大きなポイントとなります。

 

また、スポンサーはどの企業でも良いわけではありません。法的にきちっと経営をしているところがスポンサーになれる条件なので、現地の日本食レストランによくある、最低賃金を下回る時給で給料手渡しの経営をしているようなところはスポンサーにはなれません。

 

就労ビザ取得までの流れ(例として、飲食店で働きたい人を想定します)

 

①求人情報や友人・知人の紹介などで、スポンサーになれる企業やお店を探す

 

②応募し、トライアルをパスして採用してもらう

 

③懸命に働いて実力を示す。ビザサポートの対象者となる。

 

④ビザサポートを約束してもらい、ビザ申請

 

といったイメージです。この時重要なことが、ビザの申請には英語力を示す必要もあるということです。オーストラリアで英語力を示すのには一般的にIELTS(アイエルツ)という英語試験のスコアが採用されています。日本でTOEICを受講していて、高いスコアを保持していてもTOEICでは申請できません。

 

TOEICはリーディングとリスニングが基本ですが、IELTSはリーディング、リスニング、ライティング、スピーキングのすべてにテストがあり、それぞれにスコアが付くテストです。どれかひとつでも規定のスコアに達していなければビザ申請ができません。

 

IELTSには回答の作法があるので、テスト対策をしていなければネイティブでも高スコアが取れないと言われているテストです。英語が得意なだけでは突破は難しいので、働きながら勉強することも必須です。

まとめ

 

 

いかがでしたか。オーストラリアは治安や教育、医療、自然保護の各面が高水準に保たれている住みやすい国なので、移住先としての人気が非常に高く、最近ではビザ取得が厳格化されている現状があります。しかし一方で、深刻な人手不足が悩まれる職種もあり、オーストラリア政府はスポンサーをする条件を緩和している動きもあります。すぐに方針を変更するオーストラリアなので今後どうなるか読めないところはありますが、精一杯仕事をして勉強していればいつかきっと現地就職に繋がる道が見えると思います。

オーストラリアの仕事について。必要なビザや時給など徹底解説!

前置き

 

 

世界各国から26万人以上もの留学生が集まる人気国オーストラリア。日本からの渡豪者はワーホリが年間約1万人、学生ビザによる留学生が年間約2万4千人と、日本人からも絶大な人気を誇っています。オーストラリアは物価が高く、主要都市部であればシェアハウスに住んでも日本で一人暮らしをするのと同じくらいお金が必要で、長期滞在になればなるほど現地での仕事は必要不可欠です。

 

今回はオーストラリアにはどのような仕事があり、できるのかについてご紹介します。

オーストラリアで働くことができるビザ

 

 

オーストラリアに留学をするには、主に以下3つのビザがあります。

ワーキングホリデービザ

30歳までの人が申請できるビザで、入国から最大1年間の滞在が可能です。語学学校などでの就業(4ヶ月まで)、就労(同一雇用主の元で6ヶ月まで)が認められています。オーストラリアのワーキングホリデーは、セカンドビザ制度があることでも知られており、それが人気の要因のひとつでもあります。

 

セカンドビザ制度とは、オーストラリア政府指定のファームジョブ(畑仕事など)を規定の期間働くことで、プラス1年間ワーキングホリデービザでオーストラリアに滞在できる仕組みです。 ワーキングホリデービザでは週に38時間まで働くことが可能です。

学生ビザ

オーストラリアの語学学校、専門学校、大学に通うことを目的としたビザです。ワーキングホリデービザとは異なり、30歳以上の人でも問題なく申請ができます。

 

滞在期間は学校に通う期間に応じて決まります。学校へ通う期間が2年、3年あれば、ビザの期間も同期間となります。語学学校に始まり、専門学校や大学に進んで長期的に勉強している人だと、5年以上学生ビザで滞在している人もめずらしくありません。

 

学生ビザは週に20時間まで働くことが可能です。学校が休みの期間や、次のコースに進むまでに休みの期間があるような場合は、就業時間の制限がなくなります。 学生ビザは働くことが可能ですが、あくまで学業がメインのビザです。語学学校に通う場合は、出席率が注目されます。出席率が低下すると学校から警告がきます。80%を下回ると学生ビザを更新する際に影響が出てしまいます。仕事ばかりで学業が疎かになってしまわないよう注意が必要です。

観光ビザ

観光目的の短期滞在者用のビザです。滞在可能期間は3ヶ月間まで。観光ビザでも現地のホームステイ先に滞在したり、語学学校に通うことができますが、働くことはできません。

 

仕事ありきで留学を希望する場合は、ワーキングホリデービザもしくは学生ビザを選びましょう。

【英語力別】オーストラリアでできる仕事

 

 

オーストラリアでできる仕事を、必要な英語力やスキルも併せてご紹介します。

英語力不要~初級

ー裏方業務(ホテルのハウスキーピングやカーウォッシュ)

 

ーオーペア(ベビーシッター、家事手伝い)

 

ーカフェやレストランのディッシュウォッシャー、簡単な調理補助

 

ー配送ドライバー

 

ーファームジョブ

 

単純な業務内容で、お客様への接客や職場の人との関わりが少ないので自分のペースで黙々と仕事をしたい人に向いている仕事が多くあります。特別なスキルも英語力もあまり必要とされませんが、ローカル求人も多く、時給が低く設定されているわけではありません。シフト次第では大きく稼ぐことも可能です。 留学生のオーペアは時給ではなく、仕事をする代わりにその家の家賃や生活費が無料で滞在できるというシステムを取っているところが一般的です。 ファームジョブは野菜や果物のピッキング(収穫)の仕事、収穫されたものを集める仕事、パッキングをする仕事などに分かれます。パッキングの仕事は時給制のところが多いですが、ピッキングは歩合制を採用しているところが多く、なんの野菜や果物をいつの時期に収穫するかによって収入は大きく異なります。

英語力中級

ー日本食レストランのフロアスタッフ

 

ーホテルのフロント

 

ー日系企業(ユニクロや無印良品の店舗スタッフ)

 

お客様への英語での接客業務、予約や問い合わせへの電話対応が仕事内容です。お客様対応をする以上、高い英語力が必要と思われるかもしれませんが、使う英語はパターンがあるので慣れれば意外と対応できるものです。アルバイトでも日本で働いた経験があれば、仕事についていくことは問題ないでしょう。 日本食レストランでは、お客様は外国人でもスタッフは日本人というケースが多いので、わからないことを聞く時や指導は日本語でしてもらえる点は英語環境で働く上ではハードルが低いと言えます。

英語力上級

ー翻訳、通訳、受付

 

ーローカルのカフェやレストランスタッフ

 

ー日系企業(オフィスワークや営業職)

 

英語環境で働く上で、日本人のサポートが無い、もしくは少ない環境で働くのは一気に難しくなります。いくら業務はこなせても指示されていることがわからず、コミュニケーションが取れなければ安定したシフトをもらうことは難しいでしょう。

 

翻訳や通訳の仕事は、日常会話ではあまり使わないようなビジネス英語や専門的な知識の必要なケースもあるため、かなり高い英語力が必要な仕事です。

専門職(英語力は職種によって異なります。目安となる英語力を示します)

ー美容師(英語力:中級)

 

ー調理師(英語力:初級)

 

ー日本語講師(英語力:上級)

 

ーバリスタ(英語力:初級~中級)

 

ーソムリエ(英語力:中級~上級)

 

ーマッサージ師(英語力:初級~中級)

 

※お店やその時のスタッフ状況によって、お客様対応や電話対応など求められる対応が異なるため、英語力はあくまでも目安としてください。

 

実力主義のオーストラリア社会において、専門的な知識やスキル、経験は英語力が乏しくても必ず活かせる場所があります。調理師はオープンキッチンでない限り直接お客様対応をすることが無いので、英語力よりもスキルが重要視されます。

 

一方、日本語講師は相手が日本語で理解できない部分は英語での説明をする場面もあるため、英語力は上級あることが望ましいでしょう。 専門スキルのある人は、仕事を見つけやすいことにプラスして、オーストラリアで働くことを目的とした就労ビザのサポートを受けやすいことが特徴に挙げられます。現地の専門学校に通って知識やスキルを学び、現地での就職を目指して働く留学生もたくさんいます。

仕事が決まるまでの流れ

 

 

①求人情報の検索、応募したい企業やお店の選定

 

②応募

 

③面接

 

④トライアル

 

⑤本採用

 

求人情報はまずはネット上で探すのが一般的です。日本人に向けた求人情報を掲載しているサイト(例:メルボルンであれば、Dengon Net)や現地情報サイトGumtreeなどがあります。

 

オーストラリアでは、求人が出ているところへの応募はもちろんのこと、求人情報が出ていないお店に直接レジュメ(履歴書)を渡しに行って面接を依頼するというやり方も非常に一般的です。働いてみたいお店があるのであれば、求人が出ていなくても応募して問題ありません。

 

特にローカルのカフェやレストランで働くことを希望する場合は、ネットに求人が出てないことが多いので、とにかくレジュメを配り歩くことが必要になります。人によっては40軒も50軒も周る人がいますが、多く回ることは決して恥ずかしいことではありません。

 

人が足りなくてもオーナーに会えなくて話が出来なかったり、3日前に来ていればポジションがあったなど、タイミングも非常に重要になるので、あきらめずに根気よく探しましょう。

 

応募・面接の際にオーナーや担当者が気にすることは、仕事の経験があるか、ビザの残り期間がどの程度あるか、の2点が大きなウエイトを占めます。スキルが無くてもビザが十分に残っていれば検討してもらいやすいですし、スキルがあってもビザの残り期間が少なければ難しいケースもあります。 仕事探しは、なるべくビザの期間に余裕がある時に行うことが理想です。

レジュメ(履歴書)について

日本で仕事探しをする時、就業の経験もあれば履歴書と職務経歴書を用意することが一般的ですが、オーストラリアの場合は、履歴書と職務経歴書はセットになっています。セットになっていると言っても、日本のように履歴書のフォーマットが販売されているわけでは無いので、書くべきことは一通り共通していても、書き方は人それぞれです。

 

また、レジュメと一緒にカバーレターというものを提出することがあります。カバーレターとは、志望動機を伝えるためにあるようなもので、なぜその企業やお店で働くことを希望するのかを記載するものです。日本食レストランなんかではレジュメのみで良い場合が多いですが、あってマイナスになることはありません。 ローカルのお店に応募したい人はカバーレターも用意しておいた方が良いでしょう。

トライアルとは?

直訳すると「試験」などの意味があります。試用期間、実技テストのようなイメージです。 日本で働く時、面接を超えたら研修期間のようになりますが、トライアルは試験なので、例えばバリスタであればマシンを使ってコーヒーを1杯いれてみる、レストランのフロアスタッフであれば数時間~1日働いてみることで、実力を試されます。

 

いけそうだと判断されれば、次はいつ来てと言われますが、スキル不足や働く姿勢に疑問が残ればこの時点で不採用となります。トライアルに進んでいろいろ教えてもらえると一安心していると、厳しいところだと日本食レストランでもばっさり切られます。本採用になるまで、気を引き締めましょう。

オーストラリアの雇用形態

 

 

①カジュアル

 

②パートタイム

 

③フルタイム

 

オーストラリアでは、上記3つの雇用形態があります。

 

①のカジュアルが日本でいうアルバイトに該当するので、ワーホリや留学で期間が決まった滞在の人の一般的な雇用形態です。時給制で、雇用主側がいつでも解雇できる雇用形態であることが特徴です。適当に仕事をしていると「明日から来なくて良い」と、いきなりクビを宣告されることもあり得ます。

 

②パートタイムはカジュアルと同じく時給制ですが、6ヶ月ごとに有給が付与されることが特徴です。日本でいう契約社員のようなもので、雇用主はいきなり解雇することはできません。

 

③フルタイムはいわゆる正社員です。給料は時給ではなく、週給固定が一般的です。パートタイム同様有給も付与されます。主に永住権を持った人や、就労ビザの人がフルタイム採用されますが、長期の学生ビザ保持者やワーホリビザの人でもオファーされることはあります。

時給事情

 

 

オーストラリアの最低時給は20ドル(約1,600円)を超えています。しかし、日本食レストランで働く場合、この時給をもらえることはほとんど期待できないのが現状です。

 

大体の相場は12~15ドル程度。銀行振込ではなく手渡しのところもあります。オーストラリアでは、アルバイトでもスーパーアニュエーションというものが給料と別に支給されます。スーパーアニュエーションは、積み立ての年金で、働いた額の9%が給料とは別に支払われ、スーパーアニュエーション専用の口座に振り込まれます。通常は定年後に引き出せるお金ですが、留学生などの一時滞在者は完全帰国するタイミングで引き出す申請をすることが可能です。

 

スーパーアニュエーションを支払うのは、法に従って運営している企業やお店になるので、給料が手渡しのところには無縁です。どれくらい働くかによりますが、長期滞在して仕事をしていれば帰国する時にはそれなりにまとまったお金になっているので、なるべくもらいたいところ。時給が5ドル違って、スーパーアニュエーションも無ければ総収入は大きくことなります。

 

英語力が乏しくても、オーストラリアで雇用される以上もらうべきお金なので、しっかりした経営をしているお店探しをおすすめします。就労ビザのサポートが欲しい人はなおさらです。

まとめ

 

 

いかがでしたか。オーストラリアには日本人ができる仕事がさまざま存在しています。生活費を稼げれば仕事はなんでも良いと考える人もいれば、友達を増やすために日本食レストランで働きたい、英語環境で働きたいなど、人それぞれ求めることは違うと思います。

 

その中でも多くあるのは、ローカルのお店で働いていてみたいけど、自信が無いから応募すらしないという人です。せっかく留学に踏み切ったのに、現地で挑戦をあきらめてしまうのはもったいないこと。英語力が低くてもやりたい仕事や働きたい職場で働けている人はいくらでもいます。自分のやりたい仕事に積極的にチャレンジすることをおすすめします。