解ける南極の氷上滑走路、豪

2012-10-29 18:39:37.0

南極の観測基地への物資輸送用にオーストラリアが建設した氷上滑走路が地球温暖化のため解けつつあり、 新たな滑走路建設地を模索していると、同国南極局(Australian Antarctic Division)が24日発表した。 オーストラリアは南極にケーシー(Casey)、デービス(Davis)、モーソン(Mawson)の3基地を設けており、それぞれ研究者や職員が滞在している。 これらの基地への物資補給に使われているのが、ケーシー基地近くに4500万豪ドル(約37億円)をかけて建設されたウィルキンス滑走路(Wilkins Runway)だ。

ところが、氷河を削って作られた同滑走路では表面の氷が解け始めており、使用が制限されているという。 観測によれば南極大陸では過去50年間に気温が2度上昇している。地球全体の気温の変化と比べると3倍のペースで温暖化が進んでいることになる。 氷上に輸送機が着陸できるのは、気温がマイナス5度以下の時だけだ。オーストラリア南極局のトニー・フレミング(Tony Fleming)局長は、 「地球温暖化の傾向は長期的に続く兆しがある。(ウィルキンス)滑走路の運用は今後さらに困難になるだろう」と、 オーストラリア放送協会(Australian Broadcasting Corporation)に語った。(c)AFP

またまた地球温暖化による問題です。 このまま温暖化が進めば、オーストラリアが大きな資金を注いで建設した滑走路が溶けてしまうとのこと。 南極基地への大切なゲートでもある滑走路、このまま使用できなくなると世界的に大きな問題へと発展しそうですね。 輸送機の着陸できる条件がマイナス5℃以下、という点はなんだかユニークですが…。 近年の環境問題はこんな所にも影響を及ばしているようです。

ところで、オーストラリアはこれから夏に向かってどんどん暖かくなる季節です。 真夏の紫外線は日本の約8倍とも言われています。 オーストラリア在住の皆様、外出の際は日焼け止めを忘れずに!