昭和初期に沈没した日本船、オーストラリアの歴史遺産になる

2013-08-05 09:45:26.0

70年以上前にオーストラリア北部沖で沈没した日本船が、このたび歴史遺産として海底で保存される事をオーストラリア政府によって発表されました。 この日本船「サンヨウマル(Sanyo Maru)」は、真珠採取船へ食料や水、燃料などを供給していましたが、1937年に暴風雨に巻き込まれ沈没しました。 当時、同船は採取した大量の真珠と乗組員20人を乗せていましたが、助かったのはその内2人だけだったとの事です。 (Mark Butler)環境・国家遺産・水担当相はサンヨウマルについて、「オーストラリアの歴史の重要な一部として、この貴重な難破船を保存しなければならない」と述べ、 船の周囲200ヘクタールを保護海域に指定しました。サンヨウマルの状態は非常に良く、船内の遺物の数々は1930年代の真珠貿易の実態や技術、乗組員たちの日常を汲み取る事ができるそう。 「オーストラリアと日本が共有する海洋史の重要な遺産」という認識の下、保存の意義が上げられています。(c)AFP