「初のカンガルー絵画」で所有権争い

2013-11-11 09:03:00.0

カンガルーとディンゴを初めて描いた西洋絵画とされる歴史的な油彩画2点の所有をめぐり、オーストラリア国立美術館と英国政府が対立しています。 2点の絵画は現在、英国の一般市民が所有しているそうですが、豪美術館への売却を阻止するための資金が募金運動を通じて集まったと発表されています。 英国の画家ジョージ・スタッブス(George Stubbs)による2点の油彩画、「Kongouro from New Holland(ニューホランドのカンガルー)」と「Portrait of a Large Dog(大きな犬の肖像画)」は、 1773年にロンドンで初めて展示され、英国の領地だったオーストラリアで風変わりな動物が発見された事を英国民に紹介しました。 カンガルーの絵は、オーストラリアの国章の原案となったもので、オーストラリア国立美術館は「わが国の芸術史に欠かせない作品」であり「オーストラリア国民が所有するべき」だと主張。 買い取りをめぐって2作品の現在の所有者の子孫と交渉していました。

イギリスの画家が描いたものとはいえ、オーストラリアの象徴とも言えるカンガルーとディンゴ。オーストラリア側が所有権を訴えるのも頷けますが、 どちらの国になるとしても、貴重な絵画である事は間違いなさそうです。