オーストラリア政府機関、「ペット用ドラゴン」を望む少女に謝罪

ブリスベンに住む7歳の少女、ソフィーちゃんが、オーストラリア連邦科学産業研究機構(CSIRO)の「すてきな科学者さんたち」に宛て、 “ペット用の火を吐くドラゴンを作ってほしい”と依頼する丁寧な手紙を送った所、「調査不足のため」応えられなかったとして、異例の謝罪声明が発表されました。 ソフィーちゃんは、ペットのドラゴンの餌には生魚を与え、学校にいる時以外は一緒に遊んであげると手紙で約束していました。 この少女からの依頼に、創設87年の歴史を持つCSIROは6日、「当機関には何かが欠けていると言わざるを得ない。ここに竜はいないのです」とウェブサイト上で返答しました。 「研究を87年続けているのに、まだ竜どころか竜の卵さえ作れない」、「伝説の竜や火を吐く亜種について十分に踏み込んだ研究をしてこなかった。 ごめんなさい」と異例の謝罪を行い、海外には竜が吐く炎の成分を調べている研究者たちがいると付け加えています。 しかしその後、CSIROは「ドラゴンの誕生」を新たにブログで発表しました。ソフィーちゃんから手紙を受け取ったあと、何もせずに放っておくことに耐えられなかったCSIROの研究者たちは、3Dプリンターでチタン製のトゥースレスを作ることに成功したのです。鮮やかなブルーのトゥースレスは、メルボルンにあるCSIROの製造施設から、ブリスベンのソフィーちゃん宅に向けて発送されたという事です。(c)AFP

ペットとして飼えるドラゴンなど空想上の生き物にしか思えませんが、それに対して真剣に向き合った科学者と少女のやり取りは、オーストラリアの素敵なニュースとして取り上げられました。