オーストラリアの原野で迷子2週間、ハエ食べて生還?!

オーストラリア内陸部に広がるアウトバック(Outback)と呼ばれる厳しい大自然の真ん中で洪水に見舞われ、約2週間にわたり迷子になっていたドイツ人バックパッカーの男性が6日、無事救助された。なんとハエを食べて生き延びたという。ダニエル・ドゥジース(Daniel Dudzisz)さん(26)はこの数か月間、ニューサウスウェールズ州からクイーンズランド州をまたいで徒歩旅行に挑戦中で、警察当局と定期的に連絡を取っていた。しかし先月、クイーンズランド州ロングリーチ南西部を旅行中に行方が分からなくなっていた。 警察発表によると6日午後、同州ウィンドラ郊外を流れる川、クーパークリーク付近を車で通りかかった人が全身ずぶ濡れのドゥジースさんを発見し、保護したという。 ドゥジースさんは2月17日、ウィンドラを出発して90キロ離れたジュンダーへ向かった後、消息を絶っていた。警察に対しては、道に迷った上、バークー川の流域2か所で発生した洪水に挟まれて立ち往生し、10日ほど水の中に取り残された「島」で過ごしたと説明。その後、水をかき分けて洪水地帯を抜け、生き延びるためにハエを食べていたと話しているという。彼(ドゥジースさん)は、『オーストラリアのアウトバックでは決して空腹にならないね。タンパク源になるハエがたくさん飛んでいるから』と冗談を飛ばしていたとのこと。

ドゥジースさんは、今後もウルルのある北部特別地域(Northern Territory)まで徒歩旅行を続ける意向だそうですが、 今後はちゃんとした道路を歩き、川や原野を抜ける近道は使わないと話しているそうです。(c)AFP/Barry PARKER