ホスピタリティを学べるTAFE/専門カレッジ一覧。訪日外国人向けビジネスにもおすすめ!

ホスピタリティ(Hospitality)コースについて

ホスピタリティとは、カスタマーサービスにおいて必要とされるおもてなしスキルのことを意味します。ホスピタリティ業界の中にはレストランやカフェなどの飲食店や、空港やホテルなどの観光施設が含まれます。オーストラリアは美しい自然やユニークな歴史から、世界の中でも観光大国として知られているため、ホスピタリティ業界の需要は高く、専攻のコースとしても大変人気です。

 

ホスピタリティコースの就学内容には、接客マナーや礼遇などが含まれるため、将来どの分野のお仕事に就かれても、ホスピタリティコースで学んだ内容は活かすことができるでしょう。

ホスピタリティ(Hospitality)コースの内容

学校や学位によって授業内容が異なる為、今回はホスピタリティコースで人気のあるWilliam Angliss Instituteのコース内容を参考事例として紹介させていただきます。

Diploma

受講科目

履修科目
Implement and monitor work health and safety practices
労働安全衛生慣行の実施と監視
Prepare and serve espresso coffee
エスプレッソコーヒーの準備と提供
Work effectively in hospitality service
ホスピタリティサービスでの効果的な業務
Operate a bar
バーの運営
Develop workplace policies and procedures for sustainability
持続可能性を考慮した職場の方針と手続きの開発
Use hygienic practices for food safety
食品安全のための衛生慣行の実践
Source and use information on the hospitality industry
ホスピタリティ業界の情報収集と活用
Provide responsible service of alcohol
アルコールの責任ある提供
Provide table service of food and beverage
食品と飲み物のテーブルサービスの提供
Establish and conduct business relationships
ビジネス関係の構築と運営
Roster staff
スタッフのシフト作成
Control stock
在庫管理
Lead diversity and inclusion
多様性と包括性のリーダーシップ
Prepare and serve non-alcoholic beverages
非アルコール飲料の準備と提供
Prepare and serve cocktails
カクテルの準備と提供
Monitor work operations
業務運営の監視
Enhance customer service experiences
顧客サービスの向上
Manage conflict
紛争の管理
Lead and manage people
人材のリーダーシップと管理
Identify and manage legal risks and comply with law
法的リスクの特定と管理、法令の遵守
Manage finances within a budget
予算内での財務管理</td

必要な英語力

ホスピタリティコースでは専門知識やスキルを学ぶため、入学条件として英語力の証明(IELTS5.5程度)が必要になります。学校により英語力の条件や認められるスコアの種類も異なりますので詳しい条件につきましてはお問い合わせください。

 

スコア提出ができない場合や英語力に自信がない場合は専門学校が提携している語学学校からパスウェイ制度を利用しての進学が可能です。パスウェイ制度を利用することで、IELTSやケンブリッジ検定などのスコア提出が免除されます。弊社では語学学校と専門学校をセットにしたプランのご提案もしておりますので、是非ご相談くださいませ。

ホスピタリティ(Hospitality)コースの期間と費用について

コース期間費用
Certificate半年~1年50万円~160万円
Diploma1年~1.5年80万円~170万円

おすすめのプラン

一部学校ではCertificateとDiplomaでコースがわかれているので、学校選定の際は注意が必要です。Certificateでは接客の基礎的な知識を学び、Diplomaではマネジメント業務や応用知識を学ぶため、将来より上の立場での就業を目指す方はDiploma以上の修得がおすすめです。

コースの組み合わせ期間
Diploma of Hospitality Management1年

卒業頃のキャリアについて

ホスピタリティで得た知識やスキルは、以下の就職先などで活かすことができます。また、長期の留学で得たグローバルな視点や新たな価値観は、さまざまな分野で求められるでしょう。

就職先一例

  • ホテル業界
  • 航空業界
  • 観光業界

ホスピタリティ(Hospitality)コースを学べるTAFE/専門カレッジ一覧

都市学校コース期間学費
メルボルンWilliam Angliss InstituteDiploma of Hospitality Management1年$17,000
メルボルンHolmesglen InstituteDiploma of Hospitality Management1.5年$15,600
シドニーTAFE NSWCertificateⅣ in Hospitality半年$8,790
シドニーTAFE NSWDiploma of Hospitality Management1年$14,680
ブリスベン/ゴールドコースト/サンシャインコースト/ケアンズTAFE QLDDiploma of Hospitality Management1年$17,000
パースTAFE WACertificateⅣ in Hospitality1年$16,040
パースTAFE WADiploma of Hospitality Management半年$8,020
シドニーAPCCertificate Ⅲ in Hospitality9か月$4,500
シドニーAPCDiploma of Hospitality Management1.5年$9,000
ゴールドコーストImagineDiploma of Hospitality Management1.5年$8,000

須栗和花

「海外で生活してみたい」「旅行学を学んでみたい」と強く思い、高校卒業後から海外進学をしました。留学先のメルボルンでは、10週間語学学校で英語を勉強し、その後メルボルン市内のTAFEでBachelor of Tourism and Hospitality Managementを取得しました。課題提出に追われながらの海外生活でしたが、友人と協力し合い無事卒業しました。海外進学、またメルボルンでの生活については熱く語れるかと思います!また、メルボルンのかわいいカフェなどもおすすめできますので、ご興味のある方は、ぜひお話ししましょう!

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