
Q. オーストラリア留学のメリットは?教育の質が高く、国が留学生を守る制度があること、日本との時差が0〜2時間と小さいこと、温暖な気候と多文化の環境で、語学から専門学校・大学まで進路を選べることが主なメリットです。
Q. デメリットは?独特のアクセント、日本人が多い都市や学校があること、紫外線の強さ、家賃や外食の高さなどです。都市と学校の選び方で、多くは避けたり小さくしたりできます。
オーストラリアは、日本人に人気の留学先のひとつです。一方で、「本当に自分に合っているのか」「アメリカやカナダと比べてどうなのか」と迷う方も多いはずです。この記事では、留学カウンセラーの視点でオーストラリア留学のメリット10個とデメリット8個を整理し、ほかの国との比較、向いている人・向いていない人、デメリットを小さくするコツまでまとめて解説します。
目次
費用・都市選び・学校選びなど留学の進め方全体は、オーストラリア留学完全ガイドにまとめています。
SUMMARY
メリット10・デメリット8の一覧
| メリット | ポイント |
|---|---|
| ① 教育の質が高い | 世界大学ランキング上位の大学が多い |
| ② 留学生を守る制度がある | 学校の登録制度や授業料の保護制度 |
| ③ 治安が比較的よい | 主要な英語圏の中でも安心して暮らしやすい |
| ④ 日本との時差が小さい | 東海岸は+1時間(夏時間は+2時間) |
| ⑤ 直行便で行ける | 主要都市へ約7〜10時間 |
| ⑥ 温暖な気候 | 冬でも温暖な都市が多い |
| ⑦ 多文化の環境 | 人口の約3割が海外生まれ |
| ⑧ 雄大な自然 | ビーチ・国立公園・ウルルなど |
| ⑨ 都市と学校の選択肢が多い | 大都市からリゾート地まで |
| ⑩ 進路を広げやすい | 語学から専門学校・大学へ進める |
| デメリット | ポイント |
|---|---|
| ① 独特のアクセントがある | 最初は聞き取りにくいことも |
| ② 日本人が多い都市・学校もある | 選び方で避けられる |
| ③ 紫外線が強い | 日焼け止め・帽子が必須 |
| ④ 家賃・外食が高い | シドニー・メルボルンは特に |
| ⑤ 季節が日本と逆 | クリスマスは真夏 |
| ⑥ 節水が求められることがある | シャワーの時間など |
| ⑦ 郊外は娯楽や交通が少ない | 住む場所選びが大切 |
| ⑧ アジアの留学先より費用は高め | フィリピンなどと比べると割高 |
MERIT
オーストラリア留学のメリット10

① 教育の質が高い
QS世界大学ランキング2026年版では、上位100位以内にオーストラリアの大学が9校入っています(日本は4校)。大学だけでなく、語学学校や専門学校(TAFE)も国の制度のもとで運営されていて、教育の質が保たれています。
② 留学生を守る制度がある
オーストラリアには、留学生への教育サービスを定めた法律(ESOS法)があり、留学生を受け入れる学校は国の登録を受ける必要があります。万が一学校が閉校した場合に、ほかの学校への振り替えや授業料の返金を受けられる「授業料保護制度(TPS)」もあります。
③ 治安が比較的よい
主要な英語圏の留学先の中でも、比較的安心して暮らしやすい国です。ただし夜の繁華街や人の少ない場所では注意が必要なのは、日本と同じです。
④ 日本との時差が小さい
日本との時差(通常期・主要都市)
棒の長さは時差の大きさです。オーストラリアの東海岸は夏時間(10〜4月)に+2時間、西部のパースは−1時間です。各国とも夏時間には1時間ずれます。
時差が小さいので、日本の家族や友人と連絡を取りやすく、時差ぼけもほとんどありません。日本の仕事を少し続けながら留学する方にも向いています。
⑤ 直行便で行ける
シドニー・メルボルン・ブリスベン・ケアンズなどへは日本から直行便があり、所要時間は約7〜10時間です。夜に出発して朝に着く便が多く、到着した日から動き出せます。
⑥ 温暖な気候

ブリスベンやゴールドコースト、ケアンズなどは冬でも温暖です。メルボルンやシドニーも、日本の冬ほど寒くはなりません。都市ごとの気候はオーストラリアの都市別ガイドで比べられます。
⑦ 多文化の環境
オーストラリアは人口の約3割が海外生まれの多文化社会です。クラスメイトや街の人の出身国もさまざまで、いろいろな国の人と英語で話す機会があります。

⑧ 雄大な自然
ビーチや国立公園、世界遺産のグレートバリアリーフやウルルなど、ほかの英語圏にはないスケールの自然があります。週末や休暇に、旅行やアウトドアを楽しめるのも魅力です。

⑨ 都市と学校の選択肢が多い
シドニーやメルボルンのような大都市から、ゴールドコーストやヌーサのような海辺の街まで、暮らし方に合わせて都市を選べます。語学学校も多く、当サイトだけで100校以上を紹介しています。学校の比較はオーストラリアの語学学校一覧をご覧ください。
⑩ 進路を広げやすい
語学学校で英語を学んだあと、専門学校(TAFE)で資格を取ったり、大学・大学院に進んだりと、次のステップを選びやすい国です。語学学校の中には、大学進学のための英語コースを持つ学校もあります。
DEMERIT
オーストラリア留学のデメリット8
「day」を「ダイ」に近い音で発音するなど、独特のアクセントや言い回しがあります。最初は聞き取りにくくても、慣れるとほかの国の英語も聞き取りやすくなります。
人気の都市や学校では、時期によって日本人が多くなります。学校ごとの国籍の割合を確認すれば避けられます。
日差しが強く、日焼けや乾燥の対策が欠かせません。日焼け止め・帽子・サングラスを用意しましょう。
シドニーやメルボルンの中心部は家賃が高く、外食も日本より割高です。自炊やシェアハウスで費用を抑えられます。
12〜2月が夏、6〜8月が冬です。クリスマスやお正月を真夏に迎えます。服装の準備では季節に注意しましょう。
水を大切にする国で、ホームステイ先によってはシャワーの時間を短くするよう頼まれることがあります。
中心部を離れると、お店が早く閉まり、バスの本数も少なくなります。通学や生活のしやすさで住む場所を選びましょう。
フィリピンなどアジアの留学先と比べると、授業料・滞在費とも高くなります。費用を最優先するなら比較してみましょう。

COMPARE
ほかの国と比べたオーストラリア留学
| 国 | 1年の語学留学の費用目安 | 日本との時差 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| オーストラリア | 約400〜620万円 | +1時間(東海岸) | 温暖な気候・多文化・進路の選択肢 |
| カナダ | 約420〜630万円 | −14〜−17時間 | 治安のよさ・北米の英語 |
| アメリカ | 約600〜910万円 | −14〜−17時間 | 大学の質・多様性 |
| イギリス | 約600〜1,060万円推計 | −9時間 | 歴史と伝統・ヨーロッパに近い |
※ 費用は授業料・滞在費・生活費・航空券・保険などを含む1年間の総額の目安で、当サイトの留学先の国選びガイドと同じ数値です(オーストラリア・カナダ・アメリカは各国のラララのサイトの費用ページ、イギリスは2026年の学校料金表からの推計)。時差は通常期で、各国とも夏時間には1時間ずれます。
オーストラリアは、時差の小ささと気候のよさ、留学生を守る制度の手厚さで、初めての海外生活でも始めやすい国です。費用は英語圏の中ではカナダと並んで抑えめで、期間の総額はオーストラリア留学の費用で詳しく解説しています。
CHECK
オーストラリア留学に向いている人・向いていない人
- 初めての留学で、安心できる環境を選びたい
- 日本の家族や仕事と連絡を取りやすい国がいい
- 温暖な気候やビーチ・自然が好き
- 語学のあとに専門学校や大学も考えたい
- いろいろな国の人と英語で話したい
- アメリカ英語・イギリス英語にこだわりたい
- 費用をできるだけ抑えたい(フィリピンなど)
- 寒い地域の暮らしや雪のある冬を体験したい
- 日本人がほとんどいない環境を最優先したい

TIPS
デメリットを小さくする3つのコツ
- 国籍のバランスで学校を選ぶ日本人比率の低い学校や、少人数クラスの学校を選ぶと、英語を使う時間が増えます。
- 目的に合った都市を選ぶ費用を抑えたいなら家賃の安い都市、学校の選択肢を重視するなら大都市など、優先順位で都市を決めましょう。
- 住む場所と生活費を計画する学校に通いやすい場所に住み、自炊やシェアハウスを組み合わせると、生活費を抑えやすくなります。

自分にオーストラリアが合っているか、どの都市・学校がよいかは、留学カウンセラーに無料で相談できます。費用の内訳もすべて開示し、他社のお見積りとの比較相談も歓迎です。
FAQ
オーストラリア留学のメリット・デメリットのよくある質問
Q. オーストラリア留学の一番のメリットは?
人によって違いますが、日本との時差が小さく、温暖で治安も比較的よいことから「初めての留学でも安心して始めやすい」点を挙げる方が多くいます。留学生を守る制度があることも大きな安心材料です。
Q. オーストラリアの英語は訛りが強いですか?
独特のアクセントや言い回しはありますが、語学学校の先生は聞き取りやすい英語で話してくれます。いろいろなアクセントに慣れておくと、ほかの国の英語も聞き取りやすくなります。
Q. オーストラリアは日本人が多すぎませんか?
人気の都市や学校では日本人が多くなることがありますが、学校ごとの国籍の割合を確認すれば避けられます。日本人比率の低い学校や都市を選ぶのがおすすめです。
Q. カナダとオーストラリアはどちらがいいですか?
温暖な気候や日本との時差の小ささを重視するならオーストラリア、北米の英語や雪のある冬を体験したいならカナダが向いています。費用は1年でオーストラリアが約400〜620万円、カナダが約420〜630万円が目安で、大きな差はありません。
Q. オーストラリア留学で後悔しないためには?
目的をはっきりさせ、目的に合った都市・学校・期間を選ぶことが大切です。国籍のバランスや生活費も事前に確認しておくと、現地でのギャップを小さくできます。
まとめ
オーストラリア留学には、教育の質の高さ、留学生を守る制度、時差の小ささ、温暖な気候、多文化の環境など、初めての留学でも始めやすいメリットがそろっています。一方で、アクセントや日本人の多さ、紫外線、家賃の高さといったデメリットもありますが、都市と学校の選び方で小さくできるものがほとんどです。自分の目的と照らし合わせて、オーストラリアが合っているかを考えてみましょう。
自分にオーストラリアが合っているか、どの都市・学校がよいかは、留学カウンセラーに無料で相談できます。費用の内訳もすべて開示し、他社のお見積りとの比較相談も歓迎です。




