オーストラリアにとって、ワーホリワーカーは貴重な労働力となっています。ワーホリビザは同一雇用主での就労期間は３ヵ月以内の為、主要都市部では頻繁に欠員補充のための求人広告が出ています。
求人サイトでは、「働きたいエリア」「職種」「希望収入」などの条件を指定して絞り込み、効率良く仕事を探すことができるのが最大の魅力といえます。主要都市部の中心地にある駅周辺は商業施設が多く、観光客が集まります。語学学校などの教育施設も数多く点在していることもあって、各国からのワーホリワーカーや留学生が生活しています。
かなりの数の求人が随時出ていますが、条件の良い求人から順に、欠員ポジションが埋まってしまいます。極端な所では、辞めるスタッフが自分の後任を連れてくるケースもあり、求人を出す必要すらないこともあります。それだけ、仕事探しはスピードが命なのです。
私がオーストラリアでワーキングホリデーをしていた際に友達が良く使っていたウェブサイトをご紹介いたします！
目次
日本語で探せるオーストラリアのワーホリ向け求人サイト６選
①JAMS（全国版）
働きたいエリアの属する州を選択するだけで求人広告を検索できます。求人広告が一覧で表示されるので、希望する職種や最寄駅等から、気になる求人をクリックすることで詳細が確認できるようになっています。
必要とされる英語力や、募集しているポジションの勤務時間帯等が詳細に書かれているので探しやすくなっています。日本人スタッフが採用窓口となっていることが多く、メールで履歴書を受付、事前の質問等に応対してもらえるようです。
②日豪プレス（全国版）
フリーワードで検索が可能です。職種やビザ種別、勤務形態を選択して条件検索する他、必要な英語レベル別に仕事を探すことができます。タスマニアやアリススプリングス等の他サイトには掲載されないエリアの求人も検索ができるので、ラウンドをしながら働きたいワーホリワーカーには便利な求人サイトと言えるでしょう。
③チアーズ（全国版）
シドニー情報がメインですが、他主要都市の求人も検索できます。ビザ種類、期間、職種、交通費支給、食事（まかない）有無などの詳細な条件を指定して求人を絞り込むことができます。リゾートバイトやファーム求人が充実しています。日本人スタッフが採用窓口になっていることが多く、日本語での問い合わせに応じてもらえます。
④DENGON NET（メルボルン）
メルボルンにエリアを限定した仕事を探すことができます。職種を選択して求人広告の絞り込みを行います。
⑤GO豪メルボルン（メルボルン）
メルボルンの求人のみならず、全国版の求人サイトにはなかなか掲載されないタスマニアの求人が検索できます。インターンシップや英語環境のオーペア等、バラエティに富んだ求人が多いようです。
⑥GO豪アデレード（アデレード）
アデレードにエリアを限定した仕事を探すことができます。ファーム求人や、ローカル（英語）求人が多く掲載されています。
英語で探すローカル求人サイト２選！ファーム求人も満載！
①Backpacker Jobs（全国版）
州ごとに働きたいエリアを選択してから、職種や目的に合わせた求人を検索できます。カテゴリが飲食関係、オフィスワーク、セカンドビザ取得用の求人、オーペアのように細かく分かれているので目的に合った求人を探しやすくなっています。
②Gumtree(全国版)
州ごとに働きたいエリアや職種を選択して求人を検索します。オーストラリア人も仕事探しに利用しているサイトになりますので、ワーホリビザが適用される求人かどうか確認してから応募することをおすすめ致します。
オーストラリアのワーホリはお金を稼ぐだけが魅力じゃない！
ワーホリビザは「働く・学ぶ・観光する・長期滞在する」ことができる自由度が広いビザです。ここでは、上記サイトを使って「働く」以外にオーストラリア生活を満喫できる方法をご紹介します！ご紹介するものは全て、求人サイトで随時募集されています。
①ボランティア
「ボランティア」というと、震災があった地域の清掃や避難施設の運営お手伝いを連想する人が多いかもしれません。それだけ、日本では海外と比べて、ボランティア活動を学生のうちに経験する人は多くありません。
海外では、学生のボランティア活動を熱心に推奨しており、「人・地域に貢献した」という満足感とは別に、内申書等の加点ポイントになる等のご褒美がある国もあります。お金は得られなくても、自分の将来に役立つ経験が出来ることがワーホリでボランティアをすることの魅力です。
給料が発生する求人では英語力やビザ等の制限により機会を得ることが難しい教育施設や介護施設・観光事業でも、「働く」経験をする機会を得やすくなります。このようなボランティア現場での経験は、将来的に「お金を稼ぐ」仕事を獲得するためにも必ず役立ちます。
②イベント参加
オーストラリア人はイベントやお祭りが大好きです。また移民が多い国でもある為に、それぞれの国にフォーカスしたイベントやマーケットが毎週のように開催されます。イベント運営のボランティアに参加して、英語を使う環境を増やしたり、人脈を作ったりするのも楽しいと思います。
ボランティアに参加しなくても、イベントを訪れるだけで日本ではできない体験に出会えるはずです。
③日本語教師アシスタント
日本でも、英会話スクールでは海外から日本へ来た外国人が英語講師をしているように、オーストラリア国内にも日本語を学ぶための教育機関が多くあります。日本のアニメを含むメディアコンテンツは海外でも大人気で、それらをきっかけに日本語や日本文化に興味を持つオーストラリア人はとても多いです。
日本語教師になるためには、大学に通うなどの専門の勉強が必要ですが、アシスタントであれば比較的短期でなることができます。何気なく普段使っている日本語を外国語として教えることは、自分達が学んだ「国語」や「現代文」の授業とは全く違うので、とても貴重な体験になります。
当社では、日本語教師のアシスタントプログラムをご用意しています。宿泊代もプログラム費用に含まれていますので安心です。ご興味がございましたらお気軽にご相談ください。
④ランゲージエクスチェンジ
自分（個人）と相手（個人）で語学を一緒に学ぶ方法です。相手は英語で自分とコミュニケーションを取り、自分は日本語で相手とコミュニケーションを取ります。もしくは時間を等分して、英語タイムと日本語タイムというように分けることもできます。
費用はもちろん無料です。 語学学校等ではなかなか知り合う機会が少ないオーストラリア人と知り合うことができます。
相手はすでに学校で日本語を勉強していることが多く、習得レベルは様々ですが、日本語が通じるので英語力に自信がなくても問題ありません。友達とおしゃべりするように会話を楽しんだり、お互いの勉強を教え合ったりすることができます。
オーストラリアのワーホリに役立つ便利なサイトの使い方
今回ご紹介した求人サイトは、仕事探しなどの上記の他にも、まだまだ便利な使い方があります。
①滞在先をさがす
ワーホリでラウンドを計画している人や様々な理由で、滞在先を変更する人はたくさんいます。主要都市間を移動する際に、安いホテルやバックパッカーを探すこともできます。また、ルームシェアを募集している人の書き込み掲示版もあります。
②物を売る・買う
日本への帰国や、引っ越し等で荷物を整理するために、不用品を格安で譲って貰えます。 自分が物を売りたい時は、各サイトに会員登録ページがありますので、会員登録後にマイページから記事を作成します。出品手数料や購入手数料はかかりません。ただし、壊れている物や、箱やケースの中身がないこともありますので、受け取り時には注意が必要です。
③キャンペーンや割引情報
企業などの広告ページにはたくさんのお得情報が掲載されています。格安で日本に荷物を送ったり、携帯電話を契約したりできます。格安ツアー等の広告もあります。
まとめ
オーストラリアに初めて行く方は仕事が見つからないかと不安になることも多いかと思います。しかし、オーストラリアで仕事を見つけるのは難しいことではありません。
多くの求人がありますのでまずはサイトをぜひ見てみてください！
