
芸術とコーヒーの街として知られるメルボルンは、旅行や留学先として非常に人気のある都市です。しかし、渡航準備をする際に多くの人が頭を抱えるのが「服装選び」ではないでしょうか。実はメルボルンは、気候の変化が激しいことで有名です。
本記事では、メルボルンの季節ごとの気候の特徴や、失敗しない服装のポイントを詳しく解説します。これさえ読めばパッキングの悩みも解決し、現地での生活を存分に楽しめます。
メルボルンの服装が難しいと言われる理由
メルボルンの気候は、日本人にとって少し特殊に感じられるかもしれません。年間を通して温暖で過ごしやすい一方、天候が非常に変わりやすいのが大きな特徴です。なぜ服装選びが難しいとされるのか、主な理由を3つのポイントに絞って具体的に解説します。
一日の中で気温が大きく変わる
最大の特徴は、朝晩と日中の寒暖差が非常に激しいことです。日中はポカポカと暖かくても、日が沈むと急激に冷え込むケースが多々あります。特に内陸部からの乾燥した風と、南極からの冷たい風が入り混じる地理的要因により、短時間で気温がガラリと変わることも珍しくありません。
現地では「一日の中に四季がある」と表現されるほどで、朝は冬のような寒さでも昼には夏のように暑くなることもあります。そのため、単一の季節の服だけでは対応しきれない場面が多いです。脱ぎ着しやすい重ね着スタイルが必須となるのは、この激しい気温差が最大の理由と言えます。
天気が急に変わる
気温だけでなく、空模様も驚くほどスピーディーに変化します。快晴だと思って洗濯物を干して出かけたら、突然のスコールに見舞われるといった事態もしばしば。現地の人々の間では「メルボルンの天気が気に入らなければ、10分待てばいい」というジョークがあるほどです。
特に春や季節の変わり目は天候が不安定になりやすく、晴天から急に雨、そしてまた晴れといったサイクルを繰り返すことがあります。常に折り畳み傘やレインコートなどの雨具を携帯していないと、思わぬタイミングで濡れてしまうかもしれません。この予測不能な天気の変化も、服装選びを悩ませる要因の1つです。
季節が日本と逆
南半球に位置するオーストラリアは、日本とは季節が真逆になります。日本が夏の時期、メルボルンは冬を迎えており、逆に日本が寒い時期には現地は夏真っ盛りです。
具体的には、9月から11月が春、12月から2月が夏、3月から5月が秋、6月から8月が冬というサイクルになっています。この季節のズレにより、日本を出発する際の服装と現地到着後の気候に大きなギャップが生じてしまいます。特に短期旅行の場合、出発地の感覚で服を選ぶと現地で大変な思いをすることも。
渡航時期の現地の季節を正確に把握し、日本の今の気候にとらわれずに準備を進める必要があります。
メルボルンの春の服装|重ね着が基本

9月から11月にかけてメルボルンは春を迎えます。平均気温は15度から25度程度と過ごしやすい日が増えてきますが、一年の中で最も天気が変わりやすい時期なので、寒暖差に対応できるよう、柔軟に調整できる服装準備が大事です。
ここでは春を快適に過ごすための具体的なポイントを紹介します。
薄手の上着は必ず持つ
春のメルボルンでは、薄手のジャケットやカーディガンなどの羽織りものが欠かせません。日中は日本の夏と同じくらい気温が上がり、半袖で過ごせるほど暖かくなる日もありますが、朝晩は10度を下回る冷え込みを見せることがあるからです。
特に9月頃はまだ冬の名残があり、肌寒さを感じることが多いでしょう。日中暑いからといって薄着だけで出かけると、夕方以降に震えることになりかねません。バッグに収納しやすいパーカーやウインドブレーカーを常に携帯し、こまめに体温調節を行うのが賢い過ごし方です。重ね着を前提としたコーディネートを組むようにしましょう。
長ズボンが基本
ボトムスに関しては、基本的に長ズボンを選ぶのが無難です。日差しがある時間はショートパンツでも過ごせる場合がありますが、急な天候の変化や風の冷たさを考慮すると、足全体を覆えるデニムやチノパンなどが安心できます。
特に春先は、まだ空気がひんやりとしているため、素肌を出す面積が多いと体感温度が下がってしまいます。もしスカートやショートパンツを履く場合は、ストッキングやタイツを合わせるなどして、足元の冷え対策を忘れないようにしてください。
ジーンズなどのカジュアルなスタイルは、現地の雰囲気にも馴染みやすく動きやすいため、観光や散策にも最適と言えます。
風を通しにくい服が便利
メルボルンは南極からの風の影響を受けやすく、実際の気温以上に寒く感じる場面が多いです。そのため、風を通しにくい素材のアウターが春先には重宝します。
ナイロン製のウインドブレーカーやマウンテンパーカーなどは、防風性が高く軽量なので持ち運びにも便利。また、春は雨が多い季節でもあるため、撥水加工が施されたアウターであれば一石二鳥と言えるでしょう。
ニットなどの風を通しやすい素材だけでは、強風時に体温を奪われてしまう可能性があります。一番外側に着るアウターは、機能性を重視して選ぶのが快適に過ごすコツです。
メルボルンの夏の服装|暑さと寒さの両対策

12月から2月は夏本番です。平均気温は25度前後まで上がりますが、湿度が低くカラッとしているため、日本の夏のような蒸し暑さはあまり感じません。しかし、日差しの強さは想像以上です。また、日中と夜間の気温差も依然としてあるため、暑さ対策だけでなく、冷えへの備えも忘れてはいけません。
薄手の羽織りものを必ず持つ
夏であっても、薄手の羽織りものは必須アイテムです。外は暑くても、レストランやショッピングモールなどの屋内は冷房が強烈に効いていることが多々あります。
また、乾燥しているため、日が沈むと気温が下がり、半袖1枚では肌寒く感じることも珍しくありません。カーディガンや薄手のシャツなどを1枚持っておけば、こうした寒暖差にすぐ対応できます。特に夜遅くまで外出する予定がある日は、必ずバッグに入れておきましょう。日焼け防止の観点からも、長袖の羽織りものは非常に役立ちます。
紫外線対策を忘れない
オーストラリアの紫外線は非常に強く、日本の数倍とも言われています。そのため、肌の露出対策は欠かせません。帽子やサングラスはファッションとしてだけでなく、身を守るための必需品と考えてください。
つばの広い帽子を選べば、顔周りの日焼けを防ぐのに効果的です。日焼け止めクリームをこまめに塗り直すことも徹底しましょう。服装も、UVカット機能のある素材を選んだり、あえて薄手の長袖を着用したりすることで、直射日光による肌へのダメージを軽減できます。
うっかり日焼けをして痛い思いをしないよう、こまめな対策を心がけましょう。
歩きやすい靴を選ぶ
夏は観光やイベントが多く、外出する機会が格段に増える季節です。ビーチへ出かけたり、街歩きを楽しんだりと活動範囲が広がるため、履き慣れた歩きやすい靴を選びましょう。
スニーカーや、クッション性の高いサンダルなどがおすすめです。特にメルボルンの街中はトラムのレールがあったり、石畳の場所があったりするため、ヒールの高い靴は避けたほうが無難かもしれません。また、急な通り雨に備えて、水に強い素材や乾きやすい靴だとさらに安心です。足元の疲れを軽減することで、アクティブな夏のメルボルンをより一層満喫できます。
メルボルンの秋の服装|朝晩の冷え込み対策がカギ

メルボルンの秋(3〜5月)は、冬の足音が徐々に近づいてくる季節です。3月上旬はまだ残暑を感じる日もありますが、5月に入ると気温はぐっと下がります。日中は過ごしやすくても、朝と夜の冷え込みは厳しくなるため、季節の移ろいに合わせた、柔軟な服装選びが重要です。
長袖+上着が基本
秋のコーディネートは、長袖のトップスに上着を合わせるスタイルが基本です。日中は長袖シャツやカットソー1枚で快適に過ごせることもありますが、朝晩は気温が1桁台まで下がることもあります。そのため、すぐに羽織れるジャケットやパーカー、少し厚手のカーディガンなどがあると安心です。
重ね着を前提として、インナーで体温調節をすることを考えましょう。気温の変化に合わせて脱ぎ着することで、1日を通して快適な状態をキープできます。
風を防げる上着を選ぶ
この時期も風対策は重要です。気温自体はそこまで低くなくても、冷たい風が吹くと体感温度が一気に下がってしまいます。トレンチコートやデニムジャケット、ウインドブレーカーなど、風を通しにくい素材のアウターを選びましょう。特に海沿いや開けた場所に行く際は、風が強く吹く傾向があるため注意が必要です。首元から風が入るのを防ぐために、ストールやスカーフを活用するのもおすすめ。これらは防寒だけでなく、コーディネートのアクセントとしても役立ちます。風をブロックすることで、寒さをかなり軽減できるはずです。
冬に向けた服装を意識する
秋はまさに「冬への準備期間」です。特に4月後半から5月にかけては、いきなり冬のような寒さに見舞われる日もあります。そのため、薄手のコートやセーターなど、冬にも使えるアイテムを早めに取り入れていく意識が大切です。
現地の寒さが予想以上に厳しくなる場合に備えて、ライトダウンのようなコンパクトに収納できる防寒着を荷物に忍ばせておくと安心です。季節を先取りする気持ちで、少し暖かめの服装を準備しておけば、急な気温低下にも慌てず対応できます。
メルボルンの冬の服装|日本より軽めの防寒

メルボルンの冬(6〜8月)は1年で最も寒い時期ですが、市街地で雪が積もることはほとんどありません。気温は0度から10度程度で推移することが多く、日本の東京の真冬と比較すると、数値上はそこまで厳しくないように見えます。しかし、曇りの日が多く南風が冷たいため、適切な防寒対策が必要です。
厚すぎないコートやセーター・トレーナーが活躍
冬の服装は、コートやセーター、トレーナーなどが活躍します。ただし、雪国のような極寒仕様の厚手ダウンジャケットまでは必要ない場合がほとんどです。室内は暖房が効いていることもあるため、分厚いアウター1枚で防寒するよりも、ヒートテックなどの機能性インナーやニットを重ね着して保温性を高めるのが良いでしょう。
ウール混のコートや中綿入りのジャケットなどがあれば、十分に冬を越せます。脱ぎ着して温度調整しやすい服装を心がけることは、冬であっても変わりません。
雨と風にそなえる
メルボルンの冬は曇りがちで、雨が降ることも少なくありません。また、南極方面から吹く冷たい風が体感温度を下げます。そのため、アウターは防水・防風機能があるものを選ぶのがおすすめです。
フード付きのコートなら、急な小雨や冷たい風から頭を守ることができます。傘をさすほどではない雨も多いため、撥水性のある素材は特に便利です。濡れたまま風に吹かれると一気に体が冷えてしまうので、雨と風の両方に対応できる服装を心がけ、冬のメルボルンを快適に過ごしましょう。
足元の冷え対策も大切
意外と見落としがちなのが足元の防寒です。底冷えする日もあるため、厚手の靴下やブーツを着用して足元を温めましょう。
特に女性の場合は、スカートを履くなら厚手のタイツが必須。ムートンブーツなどは温かく歩きやすいので、冬の観光にはぴったりです。足首を出すスタイルは避け、しっかりと覆うことで体感温度がぐっと上がります。
また、雨の日も考慮して、水が染み込みにくい靴を選ぶのもポイントです。足元を温かく保つことで、冬の寒さの中でも元気に活動できるはずです。
まとめ:LALALAで留学を成功させよう
メルボルンの服装について、季節ごとのポイントを解説してきました。1日の寒暖差が激しいのが特徴ですが、重ね着や防風・防水対策を意識すれば、年間を通して快適に過ごすことができます。現地の気候特徴を理解して準備することは、留学生活の質を高める第1歩です。
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