通常はオーストラリアの大学は2期制で、一学期に4科目受講することが多いのですが、トーレンス大学は3期制で、一度に取る科目の数が減るため、学生は一つ一つの科目により集中して取り組み、授業内容の理解を深めることができます。学部によりますが、基本的にはオーストラリアの他の大学と同様で、3年間で学士が修得できます。

上記にもありますが、在学生のほとんどを留学生が占めているため、留学生サポートは万全であると言えるでしょう。また留学生の多くは南米やヨーロッパ出身であり、アジア系の留学生が少ないことも大きな特徴です。留学生の割合が多いということは、あなたと同じ悩みや不安を抱えていることが多いため、友達になりやすい上に、世界中に友達を作ることができるというメリットもあります。

小規模大学の強みを生かした、少人数制または1対1の手厚い就職サポートを行っています。Touch- point Weekendというプログラムを通じて、各業界、産業の第一線で活躍している方々の講演を聴き、質疑応答をすることができる機会も設けています。就職率が80%を超え、卒業生の91%は12ヶ月以内に就職ができているというデータもあります。

このプログラムは在学中ずっと全学生に対して学習のサポートや、アドバイスを提供してくれるサービスです。特に新入生は学生生活や勉強に慣れるまでに時間がかかることから、より手厚いサポートを受けることができます。また、少人数制のクラスが多いことからも、教員と生徒の距離感が近く、気軽に相談することができる雰囲気もあります。熱心で、親切な教員が多いので、質問がしやすいです。

通常、大学のキャンパスは学部ごとに異なるものですが、トーレンス大学は異なります。全てのキャンパスで、ほとんど全ての学部の授業が展開されているため、自分が行きたいキャンパスを選べば良いのです。更には、オンライン学習やフルタイム/ パートタイム、ダブルディグリー（一度に二つの学位を修得すること。時間とお金の大幅な節約に繋がります。）、短期集中コースといった選択肢もあるので、自分の生活スタイルや好みに合った学習形態やロケーションを選ぶことができます。

ホスピタリティコースの就職率は95%とかなり高い数字です。ホスピタリティコースはホスピタリティ、ホテル、観光の3つの分野に分かれています。2020年のKantarによると、トーレンス大学のホテルコースはAP AC(Asia & Pacific)内のホテルスクールで一位という評価を得ています。将来、ホテルで働き、経営者になりたい人におすすめの学部です。

トーレンス大学の学士過程は昨年QILT(Quality Indicators for Learning and Teaching)において、教育の質と、学習環境全体の項目でオーストラリア国内の大学で1位の評価を受けました。同じく修士過程ではスキル育成と学習者のエンゲージメントの項目で国内トップ10にランクインしました。トーレンス大学は他にも、産業関連で様々な賞を受賞しています。

オーストラリアには約40の国立大学と2校の私立大学があり、トーレンス大学はその2校のうちの一つです。一般的には私立大学の方が、国立大学よりも授業がかなり高いイメージを持っている方が多いかと思いますが、トーレンス大学については例外です。また、条件を満たせば、授業料免除や奨学金等の申請も可能ですので、私立大学だからとすぐに諦めないで、コース等をよく調べてから判断するようにしてください。