オーストラリアは、高校生や大学生、社会人の留学先として人気の国です。中でもニューサウスウェールズ大学付属語学学校は、レベルの高い授業と手厚い学生サポートにより、これまでたくさんの日本人が留学してきました。今回は、ニューサウスウェールズ大学付属語学学校についてコース詳細やキャンパス情報など解説します。1. ニューサウスウェールズ大学付属語学学校とは?
ニューサウスウェールズ大学付属語学学校は、1966年に設立された学校です。幅広いコースがあり、自分に合った学習を進められます。学生数は500名で、アジアだけでなくヨーロッパや南米、中東からの留学生も在籍しています。 ニューサウスウェールズ大学は、1949年に設立されたオーストラリア初の国際大学です。QS世界大学ランキングにて48位を獲得するハイレベルな大学で、その付属校である語学学校では、質の高い教育が提供されています。
2. ニューサウスウェールズ大学附属語学学校を選ぶ理由
ニューサウスウェールズ大学附属語学学校には、以下のような特徴があります。
2-1. 大学進学準備において多様なレベルが用意されている
ニューサウスウェールズ大学付属語学学校では、大学受験のための英語と、生活・仕事のための英語に大別されており、それぞれ7つの英語レベルで分類されコースが提供されています。
レベルについては、以下の通りです。
- ・Elementary1
- ・Elementary2
- ・Intermediate1
- ・Intermediate2
- ・Upper Intermediate1
- ・Upper Intermediate2
- ・Advanced
例えば、「Upper Intermediate1レベルの方が大学受験を目指す場合は、Academic Englishコースを受ける」「Advancedレベルの方が生活・仕事のための英語を学ぶなら、English for Medical ProfessionalかAdvanced English for Business Communicationから選ぶ」といった形です。
2-2. 広々としたキャンパス
ニューサウスウェールズ大学付属語学学校のキャンパスは、シドニー中心地からバスで20分の場所にあります。ニューサウスウェールズ大学のキャンパス内に位置しており、世界水準の図書館やジム、ヘルスセンターなどがある広大な場所です。 周辺にはビーチが連なり、スイミングやランニングをする学生も多いです。また、カフェやレストランが40以上あり、スーパーマーケットや銀行などもあるため生活に便利な場所でしょう。
2-3. 学生交流が広がるアクティビティ
学校が提供するシドニーツアーは、オリエンテーションの前に行われます。これにより、友達が作りやすく楽しく留学生活を始められるでしょう。 入学後も定期的にアクティビティが開催されるため、クラスメイト以外の学生と交流する機会も豊富です。ニューサウスウェールズ大学のクラブに所属することもでき、現地の学生と仲良くなれます。また、ARCというコミュニティに所属することで、コンサートやヨガに参加することも可能です。
3. 提供されるコースと学習内容
ニューサウスウェールズ大学付属語学学校では、複数のコースが提供されています。
3-1. 基礎英語進学コース
基礎英語進学コースは、大学に入ってから授業の内容を理解できるよう、不足している英語力をカバーするためのコースです。ニューサウスウェールズ大学と同じスタイルの講義を受け、進学後スムーズに学習を始められます。 リーディング、ライティング、リスニング、スピーキングの4技能だけでなく、プレゼンテーションやディスカッションの方法を学べます。
3-2. ファンデーション進学準備コース
ファンデーションコースとは一般的に、大学が準備している進学のためのコースです。専門的な内容を学習する前に、基礎知識を固めます。また、論文を読み書きしたり、プレゼンテーションしたりするための英語力を身につけます。 ファンデーション進学準備コースでは、大学のファンデーションコースに入るための準備を整えます。10週間の講義を受けることで、卒業後に英語力テストを受けずにファンデーションコースに入学が可能です。生徒は18人以下で、講師と十分にコミュニケーションを取りながら英語力を上げられます。
3-3. 大学進学準備コース
大学進学準備コースは、ニューサウスウェールズ大学に入るために英語力がもっと必要な方のためのコースです。10、15、20週間のコースがあり、指定された期間受講すれば英語力テストをスキップして大学に入学できます。 講義では、大学の授業でディスカッションやプレゼンテーションをするために必要な英語力や、ケーススタディをスムーズに行うためのスキルなどを学べます。本コースの受講生の9割がニューサウスウェールズ大学に進学しているため、こちらに進学したい方にはぴったりのコースでしょう。
3-4. 大学オリエンテーションプログラム
大学オリエンテーションプログラムは、ニューサウスウェールズ大学への進学が決まっている方のためのコースです。5週間のプログラムで、大学で使う検索ツールやポータルサイトなどについて学べます。また、クラブやサークルについての説明もあり、早い段階で知識を入れることでスムーズに大学生活を始められるでしょう。 教員とのコミュニケーションもでき、困ったときに誰にどのようなことを相談できるかわかります。グループワークのやり方や研究資料の活用方法なども学べるため、入学後に授業についていきやすくなる点もメリットです。
4. メルボルンでの学生生活と周辺環境
4-1. キャンパス施設と学習環境
キャンパスにはラーニングセンターがあり、ライティングの個別指導を受けたり、ワークショップに参加したりできます。留学生へのサポートもあり、授業や課題でわからないことがある時など積極的に利用しましょう。 ケンジントンキャンパスには医療施設があり、診療を受けられます。キャンパスのすぐ近くには病院もあるため、何かあった時にすぐに診てもらえて安心です。留学生はOSHCという留学生保険に加入しますが、一般診療は保険でカバーできることが多いでしょう。 図書館には、800万点の蔵書や14,000シリーズの資料があります。オーディオ教材や映像教材などもあり、研究に役立つでしょう。書籍が見つからない場合は、司書からのサポートも受けられます。 The UNSW Fitness & Aquatic Centreというスポーツセンターでは、スカッシュやテニスなどができます。フェンシングや柔道、アーチェリーといったスポーツにも対応しており、空いている時間に体を動かす学生は多いです。
4-2. メルボルン市内の生活環境
メルボルンは、夏は気温が高いものの湿度は低くカラッとしており、冬は穏やかな寒さのため、年間を通じて生活しやすい気候です。市内はトラムが走っていて交通に不便することはなく、治安も比較的落ち着いています。世界一住みやすい街と呼ばれることもあり、学校やレストランカフェ、ショッピングモールなどが豊富です。 アートやカルチャーも盛んで、ビクトリア国立美術館やメルボルン博物館、オーストラリア現代アート・センターなどがあります。ストリートアートもあり、路地裏では様々なグラフィティを楽しめるでしょう。
4-3. 生活費や交通事情など、学生に優しい都市
オーストラリアでの生活費は、月額15万程度です。メルボルンは、シドニーよりは安いものの、他の都市より高い傾向にあります。ただし、自炊を増やしたりタクシーではなくトラムを使ったりと節約をすれば安く抑えることも可能です。 教育の街と呼ばれるほど教育水準が高く、市内には国を代表する学校の一つであるメルボルン大学もあります。留学生も多く、受け入れに積極的で語学学校もたくさんあります。住民は留学生とのコミュニケーションに慣れているため、間違った英語でも理解しようとしてくれたり、道で迷っていると声をかけてくれたりといった優しさを実感できるでしょう。
5. サポート体制と学生サービス
どのようなサポートがあるか、学生サービスについて解説します。
5-1. 学習のサポート
勉強で困ったことがあった時や成績が振るわない時、学習サポートを受けられます。具体的な勉強方法についてはもちろん、モチベーションの低下などについても相談可能です。試験準備やプレゼンテーションに関するワークショップを受けたり、計画通りに学業を進めるための支援をしたりと、幅広く対応しているので何か困った時はぜひ一度訪れましょう。
5-2. カウンセリングサービス
学生に対して心理カウンセリングサービスを提供しています。メンタルに不調を抱えた時は、すぐに利用しましょう。もちろん、相談内容は秘密厳守されます。また、カウンセリングサービスではワークショップも開催しています。自殺防止セミナーや、自己への思いやりを持つ方法を学ぶ講義など、興味のあるものに参加してみましょう。
5-3. 留学中の経済支援
ニューサウスウェールズ大学では、経済的な困難を抱える学生は補助金を申請できます。「現在UNSWに在籍している」「現在オーストラリアに居住している」「少なくとも1学期の学習を完了している」という条件のもと、生活必需品費や学習費用、医療費などをまかなえます。 また、ニューサウスウェールズ大学では、年間を通じて奨学金に申し込むことが可能です。経済的に緊急性の高い学生や、特に優れた学生など、対象となる学生はプランによってそれぞれ異なります。
6. 進学サポートとキャリアプランニング
ニューサウスウェールズ大学付属語学学校で、どのような進学サポートを受けられ、どのようなキャリアプランを作れるか解説します。
6-1. パスウェイプログラムと進学サポート
ニューサウスウェールズ大学には、複数のパスウェイがあります。例えば、UNSWゲートウェイ入学パスウェイは早期入学が認められており、ゲートウェイ・プログラムを通じてHSC向けの無料コースも受講でき、入学後は経済的支援、学業支援、進学支援を受けることができます。 大学進学準備プログラムでは、1年間のフルタイム・パスウェイ・プログラムを受けられ、サポート体制の整った環境で大学スタイルの学習に触れ、学位取得前にアカデミックスキルを養います。自分にあったパスウェイがあるかどうか、エージェントと相談してみましょう。
6-2. 就職活動やインターンシップのサポート
ニューサウスウェールズ大学では、海外インターンシップに参加できます。国際的な舞台で活躍したい方に、ぜひおすすめです。また、オーストラリア国内での有給インターンシップや単位取得のためのインターンシップもあります。ボランティア活動もでき、これらは就職活動で有利に働くでしょう。
6-3. 大学卒業後の進路とキャリア支援
ニューサウスウェールズ大学は、学生が卒業後に活躍できるよう様々なサポートを提供しています。キャリア構築やリーダーシップについての集中講座があり、学生の間に将来設計をしたり成長マインドを身につけたりといったことができます。 ニューサウスウェールズ大学はオーストラリアの学部フルタイム雇用において5つ星評価を得ており、2022年には優良大学として選出されています。また、卒業生は140か国で活躍しており、同窓生ネットワークを頼ることも可能です。
7. 留学エージェントの活用でスムーズな留学準備を
留学エージェントを活用することで、効率的に留学準備を進められます。
7-1. 留学エージェントを活用するメリット
留学エージェントを活用すると、エージェントから自分の目的や英語力にあった学校やコースを提案してもらえます。学校選びを任せられるので、ゼロから自分で調べるより効率的です。 また、入学やビザの手続き、航空券の予約、滞在先のピックアップなど、面倒な作業を代行してもらえる点もメリットです。留学中に何かあった時ni対応してもらえるため、初めて海外に行く方も安心して出発できます。
7-2. 留学エージェントを選ぶ際のポイント
留学エージェントを選ぶときには、手数料を確認してください。エージェントによって金額が異なるため、確認しないと思わぬ大きな出費につながります。また、サポート範囲もチェックしましょう。留学前は、航空券や保険手続きの代行、留学中は緊急時の連絡などに対応しているところがおすすめです。 カウンセラーの質も重要で、どの国の情報にどれだけ精通しているか、どれだけ質の高いカウンセリングをしてもらえるかなどが重要となります。
7-3. エージェントを通じて安心して留学をスタート
留学は自力でもできますが、何かと不安なことも多いためエージェントの利用がおすすめです。ラララ・オーストラリアは、サポート代金とビザ申請代行費用が無料なので費用を節約できます。出国前は無料カウンセリングにて留学目的などをヒアリングし、一人ひとりにぴったりの学校をご提案します。入国後は銀行手続きや現地SIMのご相談も対応。帰国後のサポートも手厚く、留学経験を活かしたキャリア相談や、履歴書添削、面接練習なども行っています。 ラララ・オーストラリアからのお申し込みで特別割引が発生し、自分で手続きするより授業料が安くなります。手間を省いてコストも削減できるため、ぜひお気軽にご利用ください。 ↓弊社経由で留学するメリットはこちらから
https://www.lalalaaustralia.com/lalalamerit