
オーストラリアが世界的にも有名なダイビングスポットとして、非常に人気が高いということはみなさんご存じだと思いますが、今回はそのダイビングを仕事にして、現地のダイビングショップでガイドやインストラクターとして働くための方法をご紹介致します。
ダイビングショップでの仕事について

現地のダイビングショップでは主に観光客を対象としたダイビングツアーの開催や、ライセンス取得講習を行っております。仕事内容は講習やツアーの指導や引率、お客様の送迎、器材の販売やメンテナンスなど、お客様の対応から裏方の仕事まで幅広く担当します。
- インストラクターとしてライセンス講習の実施と指導
 - ツアーガイドとして水中でのナビゲーション
 - お客様の送迎
 - 器材の販売、メンテナンス
 - タンク(空気の入っているボンベ)のチャージ
 - ダイビングショップでのイベント等の開催
 - 清掃
 
ライセンス講習の仕事の流れ
- 講習の準備
 - 学科講習の担当(海や生物の知識、ダイビングのスキル、レスキュースキル)
 - プール実習の担当(泳力チェック、泳ぎ方、器材の使い方、ダイビングスキル演習)
 - 海洋実習(ダイビングスキル演習)
 - 学科試験の実施
 - ライセンスの認定と申請
 - 器材の掃除や片付け
 
ガイドやインストラクターとして働くための資格

ダイビングの仕事と言うとインストラクターにならないと働けないと思っている方が多いのではないでしょうか?実はお客様をダイビングに連れて行く仕事には2種類ございます。
1つはライセンス取得の講習を行うインストラクターの仕事、もう1つはすでにライセンスを持っているお客様を案内するガイドの仕事です。もちろんインストラクターはガイドも行うことができるため、仕事をするうえでインストラクターの資格は重要になります。
PADI ダイブマスター
コース参加条件
18歳以上
コース期間
約3~6ヵ月
コースの内容
- 学科講習(ダイビングビジネス、環境知識、潜水理論など)
 - プール講習(ダイブマスターで実施できるプログラムの演習等)
 - 海洋実習(ダイブマスターで実施できるプログラムの演習等)
 - 泳力テスト(400m水泳、15分間立ち泳ぎ、800mスノーケルスイム、100m疲労ダイバー曳行、器材交換)
 - レスキュースキル
 
担当できる仕事
- インストラクターのアシスタント業務
 - 体験ダイビングの管理
 - ダイビング中のガイド業務
 
PADI OWSI インストラクター
コース参加条件
18歳以上
コース期間
約6ヵ月~1年(ダイブマスター取得期間も含む)
コースの内容
- IE(インストラクターエグザム)に関する学科講習
 - プール講習(インストラクターが実施できるプログラムの演習等)
 - 海洋実習(インストラクターが実施できるプログラムの演習等)
 - プレゼンテーション
 - ダイビングスキル評価
 
担当できる仕事
- ライセンス講習の担当
 - ライセンスの認定
 
必要な英語力
オーストラリアの公用語は英語なので、現地の生活ではもちろん英語でコミュニケーションを取る必要がありますが、現地のダイビングショップを訪れる観光客はほとんどが日本人のため、業務中はほとんど英語を使用することがありません。ただし、電話対応やツアー先でのコミュニケーション、ボートクルーなどとのやり取りは英語を使用する場面もあり、やはり英語力があるに超したことはないでしょう。
就職先について

ダイブマスターやインストラクターを取得した方は現地のダイビングショップで働くことができます。世界共通のライセンスなので、オーストラリアのみならず、バリ、グアム、サイパン、モルディブ、セブ、ニューカレドニア、沖縄など、全世界のリゾート地で働くことができます。もちろん東京や大阪などの都心のダイビングショップで働くことも可能です!
こんな方にオススメです
- ダイビングインストラクターになりたい!
 - ダイビングの仕事がしたい!
 - 将来は海外で働きたい!
 - 海が好き!
 - 人と関わる仕事が好き!
 


 