GTEとは?
2016年から学生ビザの申請条件の1つにGTE審査というものが導入されました。
GTE審査とは、学生ビザでオーストラリアに入国する際、「オーストラリアに移住することを目的としない」という証明をするものです。
GTE要件を審査する際には「Ministerial Direction 69」に記載されている項目に従い、以下を考慮していきます。
- オーストラリアでの潜在的な状況
- 申請者の渡航履歴
⇒ 以前オーストラリアに入国履歴があるか?
⇒ 学生ビザ・観光ビザ・永住ビザ、問わずいずれかのビザの申請をしたことがあるか、また拒否されたことがあるか。ある場合はその理由。
⇒ オーストラリア以外の国でのビザ申請があるか否か。拒否されたことがあるか、否か。ある場合はその理由。
- その他関連事項
⇒ こちらは渡航者の状況などで変動しますので、個人で指示されます。
GTEにはどんなことを書けばいいの?
GTEを書いていく際に、上記に記載したもの以外に下記の情報もカバーする必要があります。
- 過去の学業について
⇒ これまでに修了している学業・学歴と、これから受講するコースとの関係性。関連がない場合はなぜ進路の変更をしたのか)
- 学歴や職歴にギャップがある場合、それは何故かの説明
- 現在の職歴
- オーストラリアを留学地として選んだ理由
⇒ なぜオーストラリアで学ぶのか?
⇒ 日本でも受講可能なコースなのか(もし可能な場合はオーストラリアでなければいけない理由)。
⇒ 色々な国がある中でなぜオーストラリアにしたのか、又オーストラリアについて調べたこと(オーストラリアは特別なにがいいのか?)
- なぜその学校を選択したのか
⇒ なぜその学校にしたのかというのを特色や特化しているものを踏まえながら説明しましょう
⇒ 学校を決める際にどんなことを調べて、どう決めたかと決めた理由
- 母国とのつながりや関係性
⇒ 両親はどのような仕事に就いているのか?
⇒ 日本での職歴。現在働いている場合は、日本帰国後にその職/ポジションに戻ることはできるのか?
- 受講するコースと、申請者の将来がどう関係/影響するのか
⇒ コース修了後の就職状況
⇒ 日本か、またはそれ以外の国での仕事が決まっているのか?
- 申請者の住国での状況
⇒ 日本に帰国することを前提に、根拠を上げて説明(就職が決まっている、や家族や親戚関係で帰ってこなきゃいけない理由がある。など)
尚、GTEのレターは英文での提示が必須になります。ご自身での作成が必要ですが、どうしても大変だという場合は母国語(日本語)での記入が可能です。
その際は、翻訳業者に依頼し、その英文翻訳されたものも一緒に提出しなければなりません。
GTE作成にあたっての注意点
- 2000文字以内でまとめる
⇒ 上記に提示した情報に触れながら、自分の伝えたいことを2000文字で簡潔に分かりやすく述べてください
⇒ 「学生ビザをあげたくなるような文章」を作成するように工夫しましょう!
※ ただ単に書かなきゃいけないことを書いていくのではなく、根拠を述べながらなぜオーストラリアがいいのかを強く表現してください!
- 2000文字以上になってしまう場合・他補助資料を加える必要がある場合などは、添付資料で提出可能
⇒ 『2000文字以内』と記載が一応ありますが、書ききれない場合は後で添付資料として提出することができます。
最後に…
GTEを含むすべての書類が揃ったとしても、必ずしも学生ビザの取得ができるわけではありません。
近年では不法移住者を失くすために、学生ビザでも厳しく審査されています。
100%ビザの取得の保証はできませんが、ラララ留学サポートセンターではお客様に対して無料でビザの申請代行をしています!
ご興味のある方は、ラララオーストラリアにお問い合わせください。