【Impact English体験談】交換留学プログラムの準備として短期留学

Point

名前:川俣里織様
学校名:Impact English メルボルン校
受講コース:一般英語
通学週数:4週間
ビザの種類:観光ビザ

大学院での交換留学の準備として短期留学


元々は長期で留学をする予定でしたが、大学4年生になると長期留学をするためには休学が必要だということに気づきました。休学には少し躊躇したため、大学のゼミの先生と相談しました。その結果、大学院に進学して交換留学プログラムを利用する方法があると教えていただきました。交換留学を来年から始める計画ですが、準備の一環として、春休みを活用することにしました。春休みなら単位に影響もなく、日常会話ができる程度の英語力をつけておくと良いとアドバイスされました。そのため、今回は4週間の短期留学を経験することにしました。

高校の海外授業体験でオーストラリアが好きになりました

今回の留学先としてオーストラリアを選んだのには、いくつかの理由があります。まず、日本と時差が少ないことは魅力的でした。さらに、高校時代に学校の海外授業体験プログラムでオーストラリアに1週間半滞在したことがあり、その時の経験がとても楽しかったです。治安の良さや、その時の充実感が忘れられず、再びオーストラリアを訪れたいと強く感じていました。

 

前回訪れたブリスベンと、今回のメルボルンとでは、どちらも魅力的な都市ですが、個人的にはメルボルンの方が好きです。メルボルンはより栄えているというイメージがありますし、文化的な活動も豊かで、街を歩いているだけで多くの刺激を受けました。ブリスベンも素晴らしい街ですが、メルボルンの活気には少し及ばないと感じています。

Impact Englishでは日本語を話している人はいませんでした

学校については、メルボルンのImpact English校を選んで本当に良かったと思っています。他の学校では、日本人同士で日本語で話してしまうことが多く、それが日本人コミュニティの形成につながり、結果として他国の学生との交流が少なくなることがあります。そうなると、友達を作るのも難しくなり、孤立してしまうこともあります。しかし、Impactではそういったことがなく、しっかりとした英語オンリーの環境で学ぶことができたので、留学の準備としては非常に充実していたと感じています。

午後の授業は授業後の時間の使い方が難しかったです


留学中、授業のスケジュールが午後からだったので、日常生活で少し困ったことがありました。午前中に授業があれば、授業が終わった後に友達とランチをしたり、街を散策する時間がとれるのですが、午後からの授業ではその時間が取りにくかったです。メルボルンではお店が早く閉まることが多く、授業が終わるとほとんどのお店が閉まってしまいます。そのため、友達と遊ぶことができたのは土日だけに限られてしまいました。

 

このスケジュールでは、友達と過ごす時間が限られてしまい、4週間の短期留学での貴重な時間をもっと有効に使いたかったと感じることがありました。朝の時間をどう活用するか、または週末をどう楽しむかが、留学生活を充実させる鍵になりそうです。

ゲームを取り入れながら学ぶスタイルです


この留学で私は「プレインターミディエイト」レベルのクラスに参加しました。授業は一般的な座学よりもインタラクティブで、ゲームを取り入れながら英語を学ぶスタイルでした。この方法が私にはとても合っていて、楽しみながら自然と英語が身につく感じがしました。

 

クラスの構成は、日本人が少し多めでしたが、コロンビア、台湾、韓国の学生も多く、国際的な雰囲気の中で学ぶことができました。異文化の中で学ぶことで、さまざまな国の友人を作ることができ、英語だけでなく、多文化理解も深められたのが大きな収穫でした。

ランゲージエクスチェンジのアクティビティに参加

午後の授業スケジュールでは、追加授業に参加する時間がなかなか取れなかったのですが、ランゲージエクスチェンジというアクティビティには何度か参加しました。このアクティビティは毎週火曜日と木曜日に学校内のランチエリアで行われていました。

 

ランゲージエクスチェンジは、日本語を勉強したい外国人と、英語を学びたい私たちが集まって会話を楽しむ場でした。参加者はさまざまな国から来ており、日本語が上手な外国人もいて、不思議で楽しい体験ができました。友達を作りやすく、異文化交流の良い機会となりました。共通の目的を持っているため、会話も自然と盛り上がり、言語学習だけでなく、異文化理解を深めるのに役立ちました。

日本人スタッフからのサポートが手厚かったです

学校のレセプションや入学オリエンテーションはとてもスムーズで、特に問題はありませんでした。特に印象的だったのは、日本人のアドバイザーがいて、入学後に個別の面談を設けてくれたことです。面談では、留学生活で困っていることがないかを丁寧に聞いてくれたり、日常の雑談を交えながらリラックスした雰囲気で話ができたりと、非常に手厚いサポートを受けました。

 

このようなサポートがあることで、学校生活や留学生活の不安が大きく軽減され、留学に集中できるようになりました。アドバイザーの方々が常にサポートしてくれる安心感があり、何か問題が起きてもすぐに相談できる環境だったので、学校に対して非常に好印象を持ちました。

ホームステイでの英語漬けの日々を送れました

ホームステイ先では、日本人の女の子二人と台湾の女の子一人と一緒に過ごしました。同じホームステイ先に他の日本人がいるとは思っていなかったので、それが心強かったです。家のルールや普段の生活についても、最初にしっかりと教えてもらえたので、スムーズに生活を始めることができました。

 

ただ、文化の違いを感じることもありました。例えば、ホームステイ先では夕食の時間が非常に厳格で、普段は6時に食事が始まるのが通常でした。しかし、私が午後の授業を受けているため、授業が終わるのが6時頃で、家に帰るのが7時過ぎになってしまうことが多かったです。これによって、最初はホストファミリーとの食事の時間が合わず、申し訳ない気持ちになりました。ですが、ホストファミリーはとても理解があり、最終的にはみんなで夕食の時間を7時にずらしてくれました。

 

掃除のやり方など、家の習慣についても最初は一緒にやってくれて、「こうやって毎週やってね」と教えてくれました。ホストファミリーの柔軟な対応や、一緒に問題を解決しようとする姿勢がとても心強く、留学生活を快適に過ごせる大きな支えとなりました。

 

なお、ホームステイでは日本人同士でも英語で話すというルールがありましたので、英語を話す機会が非常に多かったです。そのおかげで、日常会話はかなりスムーズに英語で行えるようになりました。

将来留学を考えている方へのアドバイス

留学経験を振り返って、特に感じたことは、「もっと長く滞在したかった」という思いです。4週間の留学ではあっという間に時間が過ぎてしまい、学校での楽しい毎日や友達との新しい出会い、参加できなかった多くのアクティビティをもっと楽しめたらと思います。

 

特に、学校にはイングリッシュオンリーのルールがあり、英語の習得に非常に効果的です。この環境は英語力を伸ばす絶好の機会だったので、留学を考えている方には、積極的に授業外のアクティビティにも参加することをおすすめします。

 

可能であれば長期間のプログラムに挑戦し、より多くの経験を積むことが、より充実した留学生活につながると思います。