オーストラリアのワーキングホリデー留学体験談【ELSIS】

基本情報

名前:斎藤 光
学校名:ElSIS(メルボルン校)
受講コース:一般英語 通学週数:12週間 ビザの種類:ワーキングホリデービザ

英語教師としての成長するために留学を決意

もともと高校生のころから海外で生活してみたいという気持ちがありました。ですが、経済的な面で断念せざるを得ずに大学在籍中にもその夢は実現することはできませんでした。

 

私は大学卒業後、英語の教師になり、数年間働きました。英語を生徒に教える中で、実際に海外での経験があってそれ生徒に伝えることができれば、もっと良い授業をすることができるのではないかと思っていました。

 

それに加え、今の日本の英語教育が、従来の「生徒が席に着き、教師の話を聞く」という授業スタイルから、生徒一人一人がアクティビティを通して学んでいく授業スタイルへと変わろうとしています。

 

そうした中で自分の夢を叶えること、そして語学学校へ行き、海外の授業スタイルを学ぶ、という二つの点が自分の今後の人生で大きく意味を成すのではないかと思い、ワーキングホリデー留学を決意しました。

様々な国から人が集まるオーストラリアで自分の世界を広げたかった

オーストラリアはいろいろな国の人が住む国として知られています。そうした国の人たちが英語という共通言語を使ってコミュニケーションをとり生活しているというところに興味を持ちました。

 

英語を学び、そして様々な文化に触れることで、自分の世界を広げることができるのではないか、と思ったのがオーストラリアをワーキングホリデーの行き先として選んだ理由です。

 

実際に私がオーストラリアに来て出会った外国人は20か国以上におよびます。彼らはみなそれぞれの価値観をもっており、自身の文化に自信と尊敬を持っていました。

 

また、以前オーストラリアにワーキングホリデービザを利用して長期滞在をした友人がいました。その友人の奮闘や、自分に自信をもって帰国した姿を見て、私自身も成長できるのではないかと思ったのも理由の一つです。

日本の英語教育では学べない英語を身に付けることができた

ワーキングホリデー留学を通して、英語で話をすることへの抵抗がなくなりました。きれいな文でないと伝わらないと思っていた留学当初ですが、拙い英語でも、意思をくみ取って話を聞いて理解してくれる人は海外にはたくさんいることを知りました。

 

そうしたなかで、もちろん綺麗で正しい文章をつくることはとても大事ですし、印象も良いですが、黙ってしまうよりは積極的に伝える姿勢のほうが大事なんだと実感しました。

 

また、ネイティブスピーカーが会話の中でどのような単語使って会話をしているのかを学ぶこともできました。日本の授業では教えてくれない、若者言葉だったり、オーストラリア特有の発音、言い回しを学び、英語は辞書に載ってる言葉だけではないことも実感しました。

 

そういう環境で学べたからこそ、より英語を学ぶことへのモチベーションを保つことが今もできているのだと思います。

最初は生活に苦労するも1ヶ月もすれば慣れました

オーストラリア留学当初は日本と違うことが多く、生活になれませんでした。例えばスーパーで買い物するにしても、野菜やフルーツは量り売りが基本です。安いのか高いのかもわかりませんでした。

 

コンソメを買うのにも一苦労したことは今でも覚えてますまた、交通機関を使うにもアナウンスが聞き取れずに目的地に到着できないということもありました。

 

しかし、1カ月もすれば、友達と情報を共有したり、学校の先生におすすめのお店を教えてもらえたりするので気にならなくなります。

 

そして、現地の人たちは本当によく話しかけてくれます。時には相手の期待に応えることができず、落ち込むことがありますが、それも徐々に慣れていきます。

 

実際そうした日常生活での雑談やちょっとした会話ができるようになってくると本当に楽しいと思えてきます。苦労も不安も楽しみながら頑張りましょう!

英語はやはりネイティブから学ぶとわかりやすかった

自分が元教師だったこともあり、生徒と教師の両方の目線で授業を受けることができました。文法の説明は日本での説明とほぼほぼ変わりませんでした。

 

しかし、微妙なニュアンスの違いや、場面に応じた適切な表現は、やはりネイティブが教えることとあってとても説得力があり、非常にわかりやすものでした。

 

自分自身もかなり勉強になりましたし、日本に帰ったら絶対に生徒に教えてやろー!なんて思ったりしました。(笑)

 

また、YoutubeやNetflixなどの映像を見る授業なんかもありました。ただ見るだけではなく、その動画に関する質問や字幕なしでなんて言っているのかを書き取るという時間もあり、とても興味深く親しみが持てる授業でした。

 

授業だけでなく家に帰っても同じ練習ができるので、勉強方法を教えてもらうという意味でも本当によい時間だったと思います。

アクティビティで他国の人とコミュニケーションを取ることで自信が持てるようになりました

アクティビティはとにかく種類が豊富でした。ときにはゲーム感覚で楽しめるものや、しっかりと相手と議論するものあり、生徒が暇になることはなかった印象です。

 

習った文法をすぐにアクティビティの中で使うのでかなり定着させることできました。アクティビティの際は同じ国の生徒同士でかたまらないように先生も配慮してくれるので、とても有意義な活動になりました。

 

アクティビティのなかで、相手のことを知ったり、自分のことを理解してもらえることは、単に英語学習だけではなく、コミュニケーション能力も身に着けることができます。

 

そういう練習を重ねることで、見知らぬ人や初対面の人と話すときは自信をもって話ができるようになりました。

英語力向上は日々実感。12週間でも確実に伸びました

ELSISメルボルン校には12週間通いましたが、英語を話す機会が増えるので確実に英語力は伸びたと思います。

 

間違えた表現や単語を使っていると先生がすぐに正しいものを教えてくれるので、それを覚えて次に同じ単語や表現を使えばスムーズに会話続くので毎日自分の進歩が実感できました。

 

失敗と成功の繰り返しで英語力は向上していくと思います。英語を改善したいと思えば12週間でも着実に英語は改善していきますし、英語を使うということに自信を持てるようになります。

 

私自身まだまだ英語は勉強していかなければならないと思います。英語力には上限がないので、英語力を向上させる努力は常にしなければなりません

 

そのことに気づかせてくれたのも学校で一日中英語を使う環境に身を置いていたからだと思います。

先生はクラス外でも積極的にサポートしてくれました

授業ではわからない顔をしている生徒がいたり、クラス全体の様子をみて、授業の進行を止めてくれたり、一人一人に声掛けをして、誰も遅れないように配慮してくれました。

 

時には雑談や先生自身の体験談を話してクラスを盛り上げたり、常に雰囲気が良くなるようにしてくれました。また授業以外でも生徒の相談には親身になってのってくれます。

 

オーストラリア生活での困ったことや、仕事探しの際のレジュメの添削までしてくれるので、なにかあった時にはいつも相談していました。いつも親切で明るい先生が多くこちらから話しかけやすかった印象です。

 

先生たちも長年海外からの生徒を見てきています。もし何か困ったときは必ず力になってくれるはずなので抱え込まずに相談してみましょう

話せるが文法ができない南米人と学ぶ事は有意義だった

南米(コロンビア・ブラジル)の生徒が多い印象で、みんな気さくで明るいです。初対面でも週末のパーティに誘われたり、学校帰りに買い物に付き合ってくれたりしました。

 

授業中、南米出身の生徒はとにかくしゃべります(笑)これでもか!というほど自分の意見を積極的に発言します。

 

私もそうですが自分の意見をなかなか言えずに悔しい思いもしましたが、嫌な顔をされたり馬鹿にされたりすることは一度もありませんでした

 

彼らの母国語であるポルトガル語やスペイン語は英語に似ていることもあって話せるそうです。そもそもなぜ自分の意見が言えるほど英語を話すことができる彼らが語学学校に来ているのかというと、文法や細かい表現の違いを学びたいからです。

 

彼らは日本人が文法をしっかりと学び理解していることを尊敬してくれます。真逆の課題をもつ生徒同士がともに学ぶことは本当にいい機会だと思いました。

メルボルンは街並みがおしゃれだが、変わりやすい天気には要注意

メルボルンは街並みがとにかくおしゃれで雰囲気が素敵でした。電車やトラムもたくさん路線があるのでどこにでもすぐに行けて便利でした。

 

シティには美術館や植物園などもあり週末に観光できる場所があります。私のオススメはビクトリアマーケットです。野菜フルーツお肉やお土産などが安く手に入ります。活気があり毎日お祭りのような雰囲気なのでよく行っていました。

 

一つ注意してほしいのは天気です。メルボルンに住む人が良く言うのは「もし、今の天気が気に入らないなら、一時間待ちなさい。」です。

 

これはどういう意味かというとメルボルンの天気は本当に変わりやすいというところです。基本的に朝は曇っていますが、日中には晴れて、気温も上昇、夜にはまた寒くなる、なってことは日常的にあります。

 

寒暖差が激しいので体調を崩しやすいです。気を付けてください!

シェアハウスは異文化をと英語を学ぶのに絶好の場所

シェアハウスですごしましたが、日本人が多かったこともあって生活に関する情報共有をたくさんできました。週末にはみんなで食材を買って映画を見たり、自分の国について話し合ったりしました。本当に楽しかったです。

 

また、メキシコ、韓国、フランス、中国といった様々な国籍の人と英語を使って生活するので、英語の勉強にもなります。

 

しかし、文化の違いで驚くようなことが何度かありました。時には自分の意見がうまく表現できずに、悔しい思いもしましたし、相手のことを傷つけてしまったこともありました。

 

しかし、徐々に相手も私の考えを理解してくれたり、私も相手の文化を理解できるようになってくるので今となっては異文化を学ぶ良い機会だったと思っています。

カフェでの仕事は英語を学ぶにも最適でした

ワーキングホリデーの仕事は家の近くのカフェでやっていました。英語で仕事を教えてもらうので大変だったこともありましたが、現地の人は海外から来た人への対応も慣れているので優しく、何度もわかるまで教えてくれました。

 

仕事に慣れてくると責任ある仕事を任せてもらえたりもするので達成感もあり、充実できました。また、私のカフェだけかもしれませんが、一人で来るお客さんは必ずと言っていいほど話しかけてきます(笑)

 

「今日の天気はメルボルンして上出来だな~」とか「今日の夜に孫が来るの!」など、多くはただの雑談です。(笑)

 

でもそれが英語を話す機会になるので学ぶことは本当に多かったと思います。学校が終わってからも英語を使うことができたので一日中英語漬けになることもありました。

帰国後はより柔軟かつ魅力的な教師を目指します

帰国後は教師に戻り、今回の経験を生かして、魅力的な教師を目指し、努力を続けていきたいと思います。

 

このワーホリ留学で学んだことは、英語を学ぶ姿勢を保っていくことです。数カ月の留学だけでは英語を完璧に理解することは正直難しいと思います。

 

ですが、このオーストラリア留学をきっかけにして、さらに英語を学びたいと思えるようになります。

 

また、様々な文化を持つ外国人と出会うことで、日本では思いつかなかったことや、今までの自分は違う考え方が芽生えてくるでしょう。

 

視野が広がるという意味では本当良い体験をすることができたと思います。

 

教師に戻った時には、一つの考えを押し付けるのではなく、今回の留学で学んだ海外の考え方を自分なりにアレンジし、悩みを抱える生徒や壁にぶつかった生徒に様々な角度からアドバイスできるようになりたいと思います。

留学検討中の方へアドバイス

留学の目的は人それぞれだと思います。英語力を伸ばしたい。ほかの国で過ごしてみたい。自分を見つめなおしたい。日本では勉強できないことを学びたい。

 

人生において、「遅い」ということはないと思います。目標・目的を達成したい気持ちがあればいつでも行けます。諦めないで挑戦してみることで必ずいい結果になります。

 

海外での生活は不安なことだらけです。ですが、助けてくれる人や同じ悩みを共有できる人が必ず現れます。実際私も現れました(笑)

 

まずは一歩踏み出して行ってみましょう。私自身教師として教える立場でありながら自分の英語に自信が持てずにモヤモヤしながら数年間仕事をしていました。

 

変わりたい!そう思ったときにはもう準備を始めていました。まずは行動です。自分の気持ちが向くほうへと歩いてみてください。必ず道は開けてきます。

ラララオーストラリアの良かった点

学校選び、滞在先の手配、保険加入、など手間のかかる手続きを迅速にしてくれました。出鼻をくじかれずにスムーズに留学できたのもラララさんのおかげだと思ってます。

 

留学は準備段階からとてつもなく不安になったり、わからないことだらけで憂鬱になることもたくさんありました。

 

そんな時にメールや電話で事細かい指示をしてくださったり、情報を教えてくださったり、留学初心者の私たちに寄り添って一緒に考えてくれました。

 

留学を考えてる方は、こんなこと聞いていいものなのかな?って感じることでもどんどん聞いてみてください。本当に小さなことでも優しく丁寧に答えてくださいます

 

すべて無料でしていただいたので、ここまでしてくれるなんて!という気持ちでした。利用しない手はありませんぜひ利用してください。

ラララオーストラリアの改善すべき点

改善すべき点は特にありません。大変お世話になりました。ラララさんで作っていただいた生活ガイドや留学準備の案内は、留学当初右も左もわからなかった私に道しるべのようなものをくださいました。

 

生活ガイドも留学準備の案内も両方とも事細かく書かれており、緊急時にはどうしたらよいのか、どこの電話をかければよいのか、日本人がいる病院はここ!など本当に助けになりました。

 

準備段階でわからないことがあってもしっかりメールや電話で対応していただいきました。それも今思えば本当に助かったと思ってます。

 

留学は人生の中で本当に大きなイベントだと思います。みんな不安です。なのでこれからもそんな留学で悩んでいる方々の助けに必ずなってくれると信じています。今回は本当にありがとうございました。

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