オーストラリア・南オーストラリア州の州都アデレードに位置するアデレード大学は、1874年創立という長い歴史を誇る公立研究型大学です。学生数・教職員数ともに多様な国際的背景を持ち、先端研究と実践教育を併せ持つ教育機関として認知されています。キャンパスは市中心部にあり、学内施設・都市環境・生活利便性のバランスが取れた立地が魅力です。卒業生の進路実績も豊富で、留学生にも広く門戸が開かれています。オーストラリア留学について、
なんでもお気軽にご相談ください!
アデレード大学とは
アデレード大学は、設立以来140年以上にわたって教育と研究を進めてきた老舗の教育機関です。学部・大学院を通じて400以上の専攻を提供。グループ・オブ・エイトに属し、研究・教育ともに高水準を維持しています。
学校概要
アデレード大学は1874年に創立され、オーストラリアでも歴史ある大学のうちのひとつです。創立当初から研究と教育の両立を志向し、現在では国内外から多くの学生を迎えています。所在地は南オーストラリア州アデレード市中心部で、交通の利便性・都市環境・生活インフラともに整っています。
キャンパスには伝統的な建築と最先端施設が共存し、図書館・ラーニングスペース・学生支援センターなどが充実。学びだけでなく暮らしやすさを重視した環境が魅力です。
アデレード大学の世界ランキング
アデレード大学は、世界大学ランキングにおいて上位に位置しています。たとえば、QS世界大学ランキングでは世界第82位という評価を獲得。加えて、THE(Times Higher Education)では、2025年時点で世界第128位という結果です。研究機関としての評価も高く、多数の専攻領域でトップ100入りを果たしています。
こうした国際的な評価は、教育の質・研究の深さ・国際的な協働体制などが総合的に評価されたものです。
アデレード大学は日本でいう何大学?
国内の大学と比較した場合、アデレード大学は日本の「旧帝大」や「私立の難関総合大学」に匹敵するでしょう。研究・教育双方に優れ、国際ランキングでも上位に位置する点から、東京大学・京都大学・早稲田大学・慶應義塾大学あたりと比較できる水準です。
特にグローバルリーダー育成や国際研究協働の面を重視する学びを求める学生には、非常に魅力的な選択肢となります。
主に学べる分野・専攻
アデレード大学では、医療や鉱業、資源開発といった幅広い分野を網羅しています。実践的な教育方針により、理論だけでなく現場での応用力も重視されている点が特徴です。なかでも医学・歯学・看護といった医療系の専攻に加え、オーストラリアの産業を支えるワイン学や鉱業工学は世界的にも高い評価を得ています。
医学部
アデレード大学の医学部は、国内外で高く評価される教育・研究機関のひとつです。最新のシミュレーション施設や病院での臨床実習を通して、診療技術や医療倫理を実践的に学べます。学士から博士課程まで段階的に教育プログラムが用意されており、研究と臨床の両面から医療を探求できる構成です。地域医療や国際保健にも力を入れており、世界規模で医療に貢献できる人材を育成しています。
歯学部
歯学部では、口腔の健康維持を中心に、科学的知識と臨床スキルの両立を目指した教育が行われています。学生は歯科シミュレーション施設での訓練を経て、大学附属病院や地域クリニックで実際の治療に携わる機会を得ます。
予防歯科から外科的治療まで、幅広い症例に対応できる実践的カリキュラムが特徴です。歯科医師としての専門性はもちろん、患者との信頼関係を築くためのコミュニケーション力も重視されています。
看護学部
看護学部は、患者中心の医療を実践できる看護専門職を育成しています。授業では基礎看護から老年・小児・精神看護まで幅広い領域を学び、臨床現場での判断力と対応力を高めていきます。
最新の医療シミュレーションラボを備えたキャンパスで、実際の看護場面を再現したトレーニングを実施。さらに、地域医療機関との連携により、早い段階から現場経験を積めることも魅力です。看護の知識だけでなく、チーム医療や多文化理解の姿勢も身につけられます。
ワイン学部
アデレード大学のワイン学部は、世界的にも珍しいワイン・ブドウ栽培の専門教育機関として知られています。南オーストラリア州の豊かな自然と気候を活かし、実際のぶどう畑や醸造所で学ぶ実践型のカリキュラムを展開。栽培から醸造、品質管理、マーケティングに至るまで、ワイン産業全体を体系的に理解できます。
教授陣にはワイン業界の専門家も多く、理論だけでなく最新の生産技術を学べることが特徴です。ワインメーカーや輸出企業、研究機関など、多方面で活躍する卒業生を輩出しています。
鉱業・石油工学部
鉱業・石油工学部では、オーストラリアの基幹産業を支える資源開発の専門知識を学びます。エネルギー資源の探査、掘削技術、環境マネジメントなど、理論と実務を結びつけた教育が特徴です。実験設備や現場実習も充実しており、実際の鉱山やプラントでの体験を通して理解を深められます。
環境保全と持続可能な開発の両立を重視し、未来のエネルギー問題に対応できる人材育成を目指しています。卒業後はエネルギー企業やコンサルティング業界での活躍が期待され、グローバルなキャリアへの道が開かれるでしょう。
各分野・専攻の学費と入学条件
アデレード大学では、専攻ごとに学費や入学条件が異なります。医学・歯学といった医療系分野は費用が高めですが、その分教育・研究の質が高く、世界的にも評価の高いプログラムが揃っています。一方、農業・ワイン学、鉱業・資源工学などはオーストラリアの強みを活かした人気専攻です。
| 専攻分野 | 年間学費目安(国際学生) | 英語・学力要件 |
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| 医学部 | 約A$99,000 | IELTS 7.0以上 |
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| 歯学部 | 約A$104,100 | IELTS 6.5以上 |
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| 看護学部 | 約A$46,700 | IELTS 7.0以上 |
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| ワイン学部 | 約A$54,900 | IELTS 6.5以上 |
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| 鉱業・石油工学部 | 約A$54,900 | IELTS 6.5以上 |
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アデレード大学の入学条件は専攻や課程レベルによって異なります。多くのプログラムでは IELTS Academic 6.5(各バンド6.0)を最低ラインとしていますが、医学や看護など臨床系や語学負荷の高い分野ではIELTS Academic 7.0(各バンド7.0)を求められる場合があります。TOEFL iBT 等の等価基準もコースにより差があるため、該当プログラムの入学要項で確認してください。
GPAの具体的な公表数値はコースにより異なり、学部・大学院ともに入学は競争的で上位成績が有利です。学費は年度により変更されるため、最新情報は大学の公式学費ページや該当コースの募集要項で確認してください。奨学金制度も複数用意されており、条件を満たす学生は積極的に応募することをおすすめします。
留学生に向けたサポート体制
アデレード大学では、留学生が安心して学び、生活を送れるよう多面的なサポート体制を整えています。学習面から生活面まで、専任スタッフが一人ひとりを支援。英語学習の補助や学生同士の交流プログラム、奨学金制度なども充実しており、海外での初めての生活をスムーズに始められるでしょう。
留学生アドバイザー
留学生アドバイザーは、大学生活全般を支える心強い存在です。入学直後のオリエンテーションから履修登録、生活面の悩み相談まで、幅広いサポートを提供しています。
異国での学習や生活に戸惑う学生に対しては、個別面談やメールでの相談対応も行っており、文化や言語の違いを乗り越える支援を受けられます。学生ビザの更新や就労規定など、留学生特有の手続きに関するアドバイスも丁寧に行っています。学業だけでなく、安心して暮らせるよう大学全体で支援体制が整っています。
英語サポート
アデレード大学では、留学生の英語力向上を目的としたサポートプログラムが用意されています。ライティングセンターでは、レポート作成や論文の書き方を指導し、アカデミック英語を実践的に学習。また、スピーキングクラブや発音指導セッションなど、実用的な英語スキルを磨ける機会も豊富です。授業外でも自主的に参加できるワークショップが開かれており、自分の弱点に合わせて学習方法を選択できます。
こうした英語支援は、学業成績の向上だけでなく、日常生活やキャリア形成にも直結するでしょう。留学生にとって、言語面での不安を解消できる頼もしいサポートです。
学生交流
留学生同士や現地学生との交流を促進するプログラムも充実しています。大学公認クラブや学生団体が多数存在し、スポーツ、文化、ボランティア活動などを通じて多国籍な仲間とつながることができるでしょう。特に「Global Citizen Program」では、異文化理解や国際的リーダーシップを育む活動が行われています。
キャンパス内では定期的に交流イベントやパーティーが開催され、学業以外でも充実した学生生活を楽しめるでしょう。新しい友人関係を築きながら英語力を自然に伸ばせる環境は、アデレード大学ならではです。
奨学金制度
留学生向けの奨学金制度も幅広く用意されています。成績優秀者や特定地域出身者を対象とした奨学金のほか、大学独自の支援金制度も存在します。授業料の一部を免除する「Global Citizens Scholarship」や「International Scholarship」などが代表的です。応募時には学業成績や志望動機が重視され、経済的負担を軽減しながら学びに集中できます。
ほかにも、特定分野での研究支援を目的とした奨学金もあり、学業成績だけでなく将来の目標に応じて選択できるでしょう。留学生活をより現実的なものにする支援制度です。
アデレード大学の就職・キャリアサポート
アデレード大学は、学生が卒業後に社会で活躍できるよう、実践的なキャリア支援を重視しています。キャリアセンターを中心に、進路相談、インターンシップ紹介、企業連携イベントなどを実施。就職活動に必要なスキルを磨きながら、自分に合ったキャリアプランを設計できます。
キャリアアドバイス・プランニング
キャリアセンターでは、専門アドバイザーが学生一人ひとりの将来像に合わせたアドバイスを行っています。履歴書や志望動機の作成、面接対策、自己分析など、就職準備を総合的にサポート。希望業界や職種に応じた進路相談も可能です。
留学生の場合は、オーストラリアの雇用制度や労働ビザに関する情報も得られるため、現地就職を目指すうえで心強い存在となるでしょう。学部1年次から段階的に支援を受けられる点も魅力で、個別面談を通して目標達成に向けた具体的なステップを明確にできます。
企業と繋がるきっかけ作り
アデレード大学は多くの企業・団体と連携しており、学生が実際の業界に触れられる機会を数多く提供しています。キャリアフェアやネットワーキングイベントでは、採用担当者と直接話せる場が設けられ、インターンシップや就職につながるケースもあります。
大学主催のWork Integrated Learning(WIL:産業連携型学習)プログラムでは、実際の企業プロジェクトに参加し、職場体験を通じてスキルを磨けます。こうした実践的な取り組みは、社会に出たあとの即戦力としての成長を促進するでしょう。留学生も積極的に参加できる環境が整っており、国際的なキャリアの第一歩を踏み出せます。
就活サポート
就職活動を控える学生に向けて、具体的なサポートプログラムが整備されています。履歴書や職務経歴書の添削、模擬面接の実施、自己PR指導など、実践的な内容を中心に支援。英語での面接練習や企業文化の理解など、グローバル就職に対応した支援も行われています。
また、求人情報の提供だけでなく、卒業生ネットワークを活用した紹介制度も利用可能です。国内外の企業に就職した先輩との交流を通じて、リアルなキャリア情報を得られるでしょう。こうしたサポートにより、学生は安心して就職活動に臨み、自分の将来を明確に描けるはずです。
アデレードでの生活
アデレードは、世界の住みやすさランキングで上位に入ることがあり、穏やかな気候と安全な街並みが特徴です。都市機能と自然の調和が取れており、留学生にとって学びやすく暮らしやすい環境が整っているでしょう。
学校の周辺環境・治安
アデレード大学のキャンパスは市の中心部に位置し、周囲にはカフェやレストラン、公園などが点在しています。街全体がコンパクトで歩きやすいです。トラムやバスを利用すれば主要エリアへ簡単にアクセスでき、便利に移動できます。
治安面については、アデレードは世界の住みやすさランキングで高評価を受けることがあり、比較的落ち着いた雰囲気を感じられるでしょう。大学は24時間体制のセキュリティを整備しており、夜間の巡回や支援窓口で学生の安全を支えています。
物価・生活費
アデレードはシドニーやメルボルンに比べて生活費がやや抑えられており、留学生にとって経済的に負担が少ない都市と言えます。学生の1か月の生活費の目安は、家賃・食費・交通費を含めておよそA$1,800〜A$2,500程度でしょう。
市内中心部でのワンルームは月約A$1,200前後、シェアハウスであれば約A$900程度から見つかるケースが多いです。食費は自炊中心で週A$100〜150ほどが目安で、外食も比較的リーズナブルに利用できます。交通費は学生割引が適用されるため、Concession(学割)や定期券を活用してください。
温暖で暮らしやすい気候も相まって、無理のない留学生活を送れるでしょう。
アデレード大学の出願手続き
アデレード大学への出願は、オンラインで手続きが完結する場合が多く、海外からでもスムーズに申請できます。コース選択から必要書類の提出、合格通知の受領までの流れが明示されており、初めて出願する方でも安心できるでしょう。
英語スコアや学歴証明などの書類を事前に整え、余裕を持って準備を進めることが重要です。ここでは、出願時に必要な書類と基本的な手続きの流れを説明します。
※ 一部コースや国別手続きでは原本提示や郵送が求められる場合もあるため、該当コースの出願案内を必ずご確認ください。
出願に必要な書類
出願には、最終学歴の卒業証明書および成績証明書が必要です。加えて、英語力を証明するIELTSまたはTOEFLのスコア提出が求められます。大学や専攻によっては、推薦状や志望動機書(Statement of Purpose)の提出が必要になることがあります。
修士課程や博士課程では、研究計画書(Research Proposal)や職務経歴書が求められる場合があります。すべての書類は英語で作成し、必要に応じて公式翻訳版を添付してください。書類の不備は審査の遅延につながるため、出願前に十分なチェックを行うことが重要です。
出願手続きの流れ
出願は大学公式サイトのオンライン申請フォームから手続きを行うのが一般的です。希望コースを選択して必要書類をアップロードし、申請料を支払ってください。
その後、審査が行われ、合格通知(Offer Letter)が発行されます。進学を希望する場合は入学意思を表明し、所定のデポジット(入学金等)を支払ってください。留学生は入学許可書(Confirmation of Enrolment:CoE)を受け取ったあと、学生ビザの申請を進める流れです。
出願からビザ取得までの期間はケースにより大きく変動しますが、一般的には数週間〜数か月かかることがあるため、入学希望日の半年ほど前から準備を始めることを推奨します。手続きを早めに進めることで、安心して留学準備を整えられるでしょう。
まとめ:LALALAで留学を成功させよう
アデレード大学での学びは、世界基準の教育と穏やかな生活環境を両立できる貴重な経験です。
出願やビザ手続きなど、不安な部分は多いかもしれませんが、留学エージェント「LALALA」では出発前から現地到着後まで一貫してサポートを提供しています。英語力や準備に不安がある方も、専門カウンセラーと相談しながら自分に合った留学プランを設計できます。安心のサポート体制を活用し、理想の留学を実現しましょう。
オーストラリア留学について、
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授業料
The University of Adelaide(アデレード大学)は1年間で$36,000 ~です。授業料の詳細は以下よりご確認ください。授業料詳細はこちら
学校概要
| 地域 | アデレード |
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| 住所 | Adelaide SA 5005 Australia |
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| 学生数 | 27,000人以上 |
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| 国籍割合 | 90か国以上 |
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| 日本人比率 | 不明 |
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| 日本人スタッフ | 不明 |
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| 学校内施設 | 図書館、健康・医療サービス、スポーツ・運動施設、学生ラウンジ、PC/テクノロジー支援、学習支援センターなど |
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| キャンパス | アデレード |
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| 入学日 | プログラムや学期による(毎年複数回あり) |
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| 入学条件 | 英語力証明(IELTS/TOEFLなど)を大学が定めるレベルで提出が必要 |
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| 公式Instagram | https://www.instagram.com/uniofadelaide/ |
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