オーストラリアで就職しよう!仕事の探し方完全ガイド!

前置き

 

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ワーキングホリデーや留学の渡航先として大人気のオーストラリア。イギリスのエコノミスト誌が選ぶ世界一住みやすい都市ランキングには、メルボルン、シドニー、アデレード、パースと、オーストラリアの主要都市から多くの都市がランクインしています。

 

留学だけでなく移住先としても世界的に人気の国ですが、移住するとなると語学力と同じ程度必要になるのが現地での仕事です。今回はオーストラリアに仕事はあるのか、働くことはできるのかといった、オーストラリアの就職について、まとめたいと思います。

オーストラリアで働くことはできる?

 

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そもそもオーストラリアで働くことはできるのか。働くことは可能です。30歳までの人が申請できるワーキングホリデービザ、語学留学を目的とした人が申請する学生ビザのどちらのビザでも働くことが認められています。

 

ビザによって就労における条件は違いがあり、ワーキングホリデービザの場合、同一雇用主の元で6ヶ月間まで、週に38時間までの就労が認められています。学生ビザの場合は、週に20時間までの就労が基本で、学校が休みの期間はこの制限がなくなります。

 

観光ビザは3ヶ月間以内の滞在が可能で、観光以外に語学学校へ通うことやホームステイもできますが、就労は認められていません。 まずはオーストラリアで生活をしてみたい、働くことを経験してみたいと思う人は、ワーキングホリデービザもしくは学生ビザを取得する必要があります。

オーストラリアでできる仕事と仕事の探し方

 

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自分の住む場所、やりたいこと、語学力や技術によってできることがそれぞれ異なりますが、現地でできる仕事をご紹介します。

日系企業で働く

オーストラリア国内には多くの日系企業が進出しています。ユニクロ、無印良品、ルピシアなど、日本でアルバイトでも働いた経験があればアピールポイントにできるでしょう。その他、オフィスワークや営業職での求人も出ています。 有給インターンシップを受け入れている企業も多くあるので、まずはインターンシップを入り口にしてみると良いかもしれません。

飲食店(フロアスタッフ、キッチン、バリスタ、バーテンダー、ソムリエ、ディッシュウォッシャー)

カフェ、レストラン、バー、テイクアウェイ専門店など、どの都市に行っても最も選択肢が広いのが飲食店です。シドニー、メルボルンは特に外食産業が活発で、一流レストランにおしゃれなカクテルバーやワインバー、無数とも言えるほどのカフェが並んでいます。 オーストラリアでは日本食も非常に人気で、日本食レストランが多くあること、裏方の仕事であれば英語力もあまり必要としないことから、日本人留学生が最もお世話になっている業種です。 オーストラリア人経営のローカルのお店でも働くチャンスは十分にあります。

日本語講師

どこかの学校で本格的に指導する場合は、日本語講師の資格を持っている人が対象になりますが、家庭教師として個別に指導している人もいます。

通訳、翻訳

日本企業とオーストラリアの企業が会議や懇親会を開催する時に呼ばれて通訳をしたり、書類の翻訳をする仕事です。ビジネス英語や、中には専門用語も多い案件もあるので、日常会話レベル以上求められることも多くあります。英語力に自信のある人向けの仕事と言えます。 また、オーストラリアには日本語医療センターという日本人向けの病院が主要都市には存在していますが、先生はオーストラリア人なので、日本語と英語のどちらも対応できる人は受付の仕事も選択肢に入ります。 語学学校の日本語カウンセラーとして働く道もあるでしょう。

ホテルのハウスキーピングやカーウォッシュ

いわゆる裏方の仕事として語学力に自信が無い人や、接客が得意では無い人に人気です。特にハウスキーピングは個人で黙々と作業をする人に向いています。カーウォッシュは日本人が少なく、仲間が近くにいて会話しやすいので、日常英会話を伸ばしたい人には良い仕事になるかもしれません。

専門職(マッサージ師、美容師、調理師など)

日本人経営のマッサージ店や美容室は多数存在しており、語学力が無くても資格と経験があれば仕事に困ることはありません。

配送

日本の食品やお酒を輸入販売している業者から、レストランやカフェへの配送を行うような業務です。こちらも語学力が無くても運転免許証があれば仕事が可能なので人気です。

ファームジョブ

畑での野菜や果物の収穫、工場内でのパッキングをする仕事です。オーストラリアならではの、ワーキングホリデーのセカンドビザ制度(ワーキングホリデービザをプラス1年間延長できる制度)に興味がある人は、ファームジョブで働くことが必要になります。 あまり行きたくないと気が進まない人が多いファームジョブですが、ファーム生活は人気で、ファームだけで年間過ごす人もいるほど合う人にはぴったりハマる仕事です。

オーペア

個人宅のベビーシッターの仕事です。特に資格は不要で、個人と直接契約して仕事をします。留学生の間では、ベビーシッターをする代わりにその家に家賃無しで滞在させてもらうというスタイルが一般的。

 

 

仕事の探し方は大きく分けて以下4つがあります。

 

・インターネット上の求人サイトで探す

 

・友達や知り合いの紹介

 

・直接レジュメ(履歴書)を渡しに行く

 

・留学エージェント経由(有給インターンシップ)

 

日本では、求人サイトから応募して返事が来て面接に行く、という流れが一般的ですが、オーストラリアではアポイント無しで直接レジュメを持って行くということも一般的な行動です。なので、求人サイトに掲載せず、お店の外壁に求人情報を貼ってあるだけのお店もあれば、求人サイトに直接来てくださいと掲載しているところもあります。

オーストラリアで仕事が決まるまでの流れ

 

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飲食店を例にご紹介します。 1.求人へ応募、もしくはお店に直接レジュメを渡しに行く

 

※日本人オーナーでも英語のレジュメを求められるケースが多いので、準備しておきましょう。

 

2.面接

 

3.トライアル

 

4.本採用

 

というステップです。トライアルは日本でいう試用期間にあたります。日本の場合、試用期間は3ヶ月間程度設定されていることが多く、研修期間を含め中期的に適性を判断するために設けられていますが、実力主義社会のオーストラリアのトライアルは早ければ数時間です。 せっかく面接までこぎつけても、トライアルの時にちょっと違うな、と思われてしまうとその時点で即終了です。面接を終えてトライアルまで進めば、いろいろ教えてもらえるだろうと思って指示待ちしているばかりでは本採用に進むことは無いでしょう。

オーストラリアの雇用形態

 

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オーストラリアには主に以下3つの雇用形態が存在しています。

 

カジュアル

日本でいうところのアルバイトに該当します。カジュアルは以下2つと比べて、時給が最も高く設定されていることが特徴のひとつです。オーストラリアではイースターやアンザックデー、クリスマスなどのパブリックホリデー(祝日)が年間約10日間ほど存在しています。パブリックホリデーには多くの店が閉まっていますが、営業中のお店で働くカジュアル店員は、なんと時給が2倍になります。

 

稼げるメリットがある一方、カジュアル採用は雇用主側がいつでも解雇できる形態という側面も持っています。人件費が高く実力主義のオーストラリア社会は、常に良い人材を探しているので、人が足りていてもトライアルを受け入れています。

カジュアル採用で働いていた場合、一時帰国で2~3週間休んで戻ってきた時には新しく入った人にシフトを取られているということもめずらしくありません。

パートタイム

日本でいう契約社員のようなイメージです。時給で働きますが、有給が付与される点がカジュアルとの違いです。

フルタイム

日本でいう正社員です。フルタイムの給料は時給ではなく固定給で、有給制度もあります。オーストラリアは人さえ整っていれば、どんどん有給を消化する文化なので、有給制度は非常に魅力です。

すべての雇用形態に共通して、給料以外に雇用先から支給されるスーパーアニュエーションというものがあります。これは日本でいう年金にあたるもので、銀行のスーパーアニュエーション専用口座に振り込まれますが、定年時もしくは完全に帰国するような時以外引き出すことはできません。 なお、会社やお店によりますが、オーストラリアは給料を毎週支払うところが一般的です。

オーストラリアで就職することはできる?

 

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オーストラリアで就職することは可能です。オーストラリア社会は、日本のように就活時期や就職のタイミングなどはありません。高学歴大学生の新卒ブランドのようなものよりも、仕事が出来るか、仕事へ取り組む姿勢、コミュニケーション能力が重視されます。

 

レジュメには年齢や性別を記載する必要が無く、顔写真を添付する必要もありません。学歴よりも年齢よりも会社やチームにプラスになればOK。正社員雇用(フルタイム採用)という意味では、ビザの期間内限定ではありますが、ワーキングホリデーや学生ビザでもオファーされることは十分にあり得ます。 期間や学校の縛り無しで完全に仕事目的でオーストラリアに滞在を希望する場合は、就労ビザ、もしくは永住権という、また別のビザを取得する必要となります。

 

就労ビザ、永住権取得は以下のような流れが一般的です。

 

・ワーキングホリデービザ→就労ビザ→永住権

 

・学生ビザ→就労ビザ→永住権

 

・ワーキングホリデービザ→学生ビザ→就労ビザ→永住権

 

オーストラリア人と出会って、その人と結婚して、永住権取得のようなパターンもあると思いますが、なかなか狙って出来ることではありません。オーストラリアで長期就労をゴールとする人が取る行動は上記のような流れが多いでしょう。

就労ビザの取得方法

 

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就労ビザや永住権を取得し、オーストラリアに移住を希望する人が世界各地からたくさん集まっていますが、そう簡単に手に入るものではありません。 就労ビザを手に入れるためには、スポンサーと語学力が必要になるからです。語学力は自分の努力次第ですが、スポンサーが大きなハードル。スポンサーとは雇用主を指しており、就労ビザを申請するにあたって、スポンサーのサポートが必要なのです。

 

スポンサーは誰かに対して就労ビザのサポートをすることに多額の出資が必要になります。例えば、就労ビザで雇用する人の最低年収は5万3900ドル~、日本円で430万円~(1ドル80円計算)と決められています。その他にも研修を受けさせて人材育成をしなければいけないといった決まりがあり、そうそう何人もビザサポートをするのは難しい現状もあるため、スポンサーとなってくれるところを見つけて、認められるかが非常に大きなポイントとなります。

 

また、スポンサーはどの企業でも良いわけではありません。法的にきちっと経営をしているところがスポンサーになれる条件なので、現地の日本食レストランによくある、最低賃金を下回る時給で給料手渡しの経営をしているようなところはスポンサーにはなれません。

 

就労ビザ取得までの流れ(例として、飲食店で働きたい人を想定します)

 

①求人情報や友人・知人の紹介などで、スポンサーになれる企業やお店を探す

 

②応募し、トライアルをパスして採用してもらう

 

③懸命に働いて実力を示す。ビザサポートの対象者となる。

 

④ビザサポートを約束してもらい、ビザ申請

 

といったイメージです。この時重要なことが、ビザの申請には英語力を示す必要もあるということです。オーストラリアで英語力を示すのには一般的にIELTS(アイエルツ)という英語試験のスコアが採用されています。日本でTOEICを受講していて、高いスコアを保持していてもTOEICでは申請できません。

 

TOEICはリーディングとリスニングが基本ですが、IELTSはリーディング、リスニング、ライティング、スピーキングのすべてにテストがあり、それぞれにスコアが付くテストです。どれかひとつでも規定のスコアに達していなければビザ申請ができません。

 

IELTSには回答の作法があるので、テスト対策をしていなければネイティブでも高スコアが取れないと言われているテストです。英語が得意なだけでは突破は難しいので、働きながら勉強することも必須です。

まとめ

 

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いかがでしたか。オーストラリアは治安や教育、医療、自然保護の各面が高水準に保たれている住みやすい国なので、移住先としての人気が非常に高く、最近ではビザ取得が厳格化されている現状があります。しかし一方で、深刻な人手不足が悩まれる職種もあり、オーストラリア政府はスポンサーをする条件を緩和している動きもあります。すぐに方針を変更するオーストラリアなので今後どうなるか読めないところはありますが、精一杯仕事をして勉強していればいつかきっと現地就職に繋がる道が見えると思います。

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永井将馬

オーストラリアのメルボルンにワーキングホリデーで渡航しました。メルボルンでは語学学校で一般英語を学び、市内にあるユニクロでアルバイトを経験。休日には職場のオーストラリア人と出かける事が多く、現地の人の視点でメルボルンの魅力を感じる事ができました。アメリカ留学の経験もありますので、アメリカとオーストラリアの違いもお話できます。

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