意外と知らない!オーストラリアの電圧について オーストラリア留学

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意外と知らない!オーストラリアの電圧について

■前置き

海外に旅慣れている人にとっては当たり前、海外に行ったことがない人は意外と知らず、見落としがちなのが「電圧」のこと。

電気なんてどこも同じなのでは?と思うかもしれませんが、日本と海外では言語や紙幣が違うのと同じように、電圧も違うのです。

これを知らずに旅行や留学、ワーホリに行ってしまうと現地で一苦労することは間違いありません。

特に、日本製のドライヤーやヘアアイロンを持って行こうと考えている方にとって、電圧事情は絶対に押さえておかなければならない大事なポイントです。

そこで今回はオーストラリアの電圧について、まとめたいと思います。

■そもそも電圧とは?

日本と海外の電圧の違いを説明するにあたり、これからの文章をわかりやすくするために、理科の授業で習った電圧に関する簡単な基礎知識をおさらいします。

・電圧:V(ボルト)で示されるもので、電気を流すための力のことです。
・電力:W(ワット)で示されるもので、消費される電気エネルギーのことです。

イメージとして、電圧(V)はコンセントから製品まで電気を届ける力で、電力(W)は製品の電源を入れている状態の電気の消費量を指しています。

■日本とオーストラリアは電圧が違う!

日本の電化製品の電圧は100Vが一般的。それは日本の一般家庭の電圧が100Vのことが多いからです。オーストラリアは240Vと倍以上!

数字を見てもピンと来ないかもしれませんが、世界的に見ると日本のように100Vの電圧を採用している国は非常に少なく、アメリカは120Vと多少高いですが、オーストラリアを始め欧州各国やお隣韓国など、電圧は220Vもしくは240Vの国がほとんどなのです。ちなみに100Vは世界で1番低い電圧です。

電圧が違うと、どういった影響があるのか?

日本製のドライヤーをオーストラリアに持っていって、いつも通りに使用した場合、どのようになるでしょうか。

答えは、「壊れる」です。

電源を入れると同時に、いつもの倍の力で電気が流れて来て、機械がそれに耐えらず、回路がショートして壊れてしまいます。 さらに、そのまま電源を入れた状態にしておくと火が出て燃える可能性もありますので、十分注意が必要です。

■変圧器の用意が必要なもの

それでは、日本製の電化製品をオーストラリアで利用することはできないのか?というと、そうではありません。

「変圧器」と呼ばれる機械(トランスやトランスフォーマーとも呼ばれます)を介することで、利用が可能になります。

変圧器とは字の通り、圧を変換する器械のことです。変圧器を通すと240Vを100Vまで下げることが可能で、こうすることによりオーストラリアにいながら日本製の電化製品を利用することが可能になります。このように電圧を下げることをダウントランスと呼びます。ちなみに、変圧器は家電量販店やECサイトで購入が可能です。

しかし実は、日本で購入したすべての電化製品にダウントランスが必要なわけではありません。Apple社のiPhoneやMacに代表される、世界中の人が使うことを想定した上で作られた製品は、電圧が世界のどこでも利用できるような仕様になっていることがほとんどで、こういった製品であれば電圧を気にすることなく充電等の利用が可能です。

変圧器が必要かどうかを調べる方法は、製品自体もしくは充電器を見ればわかります。AC100V、AC100~240Vのように対応しているボルト数の記載がされています。AC100Vはオーストラリアで利用する場合変圧器が必要、AC100~240Vは変圧器が不要となります。

・変圧器がいるものといらないもの、変圧器の種類について

イメージとしてですが、携帯電話、デジカメ、ノートパソコン、電気シェーバーといった、コンパクトで持ち運びすることが多く、電力消費が少ない製品は変圧器が不要のものが多いです。(必ずではありませんので、製品情報をすべて確認するようにしてください)

逆に、炊飯器や冷蔵庫などの大きなものや電力消費が大きい製品は変圧器が必要となります。留学やワーホリなど1年を超えるような長期滞在であっても、さすがに冷蔵庫などの大型家電を持って行きたいと考える人は少ないと思いますが、やはり日本の電化製品の質は非常に良いので、ドライヤーやヘアアイロンくらいなら持って行きたいと考える人が多いかと思います。

ここで注意が必要なのが、用意する変圧器はなんでも良い、というわけではないということです。 変圧器はいろいろなメーカーから販売されているのですが、それぞれの製品に「電力の許容量」というものがあります。まず以下に消費電力の目安を製品ごとに並べてみます。

【消費電力の目安】
10W:携帯電話、ゲーム機
20W:シェーバー、デジカメ、ラジカセ
50W:ノートパソコン、ビデオデッキ
80W:蛍光灯
100W:ポータブル冷蔵庫
300W:ジューサミキサー、扇風機
500W:デスクトップパソコン、洗濯機(4kg)
800W:コーヒーメーカー、電気こたつ
1000W:電気炊飯器、トースター
1300W:オーブントースター、電気ストーブ、掃除機
1500W:電子レンジ、ホットプレート、ドライヤー、ヘアアイロン

一般的に販売されている変圧器はコンパクトで持ち運びにも適したものが多いのですが、電力の許容量が150~200Wまでのものがほとんどです。上記見ていただくとわかると思いますが、ドライヤーやヘアアイロンはさまざまな電化製品の中でも消費電力が非常に高く、一般的な変圧器では対応していません。 そのため、「ドライヤー専用電子変圧器」といった製品が一般的なものとは別で販売されています。ドライヤーに限らずですが、変圧器が必要な製品をオーストラリアに持っていく場合、変圧器+電力の許容量についても忘れずに確認するようにしてください。

海外に行く際に手荷物は極力減らしたいことを考えると、ドライヤー+変圧器は結構かさばります。 ドライヤー専用の変圧器も安くて4,000~5,000円程度するので、もしそのドライヤー自体にこだわりがなければ、現地での購入の方がお得です。例えばオーストラリアでドライヤーであれば、20ドル(2,000円以内)で購入ができます。持っていく物と、現地で揃える物の精査をしましょう。

・その他持ち運びすることが多いもの

①ゲーム機:PSVITAや任天堂3DSのようなゲーム機は暇つぶしとしても重要なアイテム。
持っていく可能性が高いものの1つとして考えられます。PSVITAは海外対応しており、変圧器は不要で利用(充電)が可能です。

一方で任天堂3DSは、日本国内仕様のACアダプターは100~120Vのみに対応しており、200V~240Vの環境で充電する場合、専用のACアダプターの準備が必要です。日本国内での発売予定はないので、利用する現地で専用のACアダプターの購入が必要。

さらに、海外利用時に起きた不具合は保証の対象外で、いかなる不具合も保証サービスを受けることができません(任天堂公式サイトからの情報)と、なんとなく大丈夫そうと思っているものが意外と対応していなかったりするので、十分に確認・注意が必要です。

②電子書籍:キンドルはUSBでの充電なので、パソコンがあれば充電可能です。

③DVD:映画やテレビドラマなど録画したDVDソフトも持って行きたいと考える方がいると思いますが、日本から海外にDVDソフトを持って行っても、現地のプレイヤーで再生できないということがあります。これは電圧とは別の話なので余談になりますが、DVDには世界を6つの地域に分けたリージョンコードというものが割り当てられていて、その地域で販売されているDVDプレイヤーは、その地域のリージョンコードに対応したDVDソフトのみ再生ができるようになっています。

日本はリージョンコード2、オーストラリアはリージョンコード4にそれぞれ属しているので、日本で販売されているDVDソフトをオーストラリアのDVDプレイヤーに入れても再生されません。もちろん、DVDが再生可能なノートパソコンも持って行くのであれば視聴可能です。

・オーストラリアから日本に電化製品を持って帰ってくる場合

現地でなにか気に入った製品があり購入し、それを日本に持って帰りたいということももちろん考えられます。

240V対応の製品を日本の100Vの環境で利用しても、利用した瞬間に壊れてしまったり、火が出るといったことはありません。

しかし、例えば海外製のドライヤーをそのまま日本で使った場合、風は出るけど熱風が出ないといったパフォーマンスに影響が出てきます。これを解消するには同様に変圧器を使い、電圧を100V→240Vに上げる必要があります。これをアップトランスと呼びます。

ここでさらに知っておかなければいけないことは、「周波数」です。周波数はHzで表記されており、V数と同様に製品自体もしくは充電器に50Hz、60Hz、50/60Hzのような記載がされています。電気は交流といって、プラスとマイナスが1秒間に何回も入れ替わっており、その入れ替わる回数を周波数(Hz)と呼んでいます。

電化製品の中には周波数を基準にしているものもあり、異なる周波数で利用するとモーターの回転数が変わる等の変化が起こり、それが原因による製品の故障もあり得ます。

ちなみに、周波数は日本国内でも分かれていて、東日本は50Hz、西日本は60Hzです。海外の主要国は50Hzのところが多いですが、アメリカとカナダは60Hzです。 日本国内の周波数がどこから分かれているかの詳細は、以下のサイトから確認できます。
http://www.sharp.co.jp/support/info/info_hz_1.html

電化製品には、「電熱」を使うもの、「電波」を使うもの、「モーター」を使うものと分かれていて、製品例は以下の通りです。

電熱:炊飯器、コンロ、トースター、アイロンなど
電波:テレビ、ラジオなど
モーター:掃除機、ミキサー、洗濯機など

電熱、電波を利用する電化製品は周波数が違ってもそのまま利用が可能ですが、モーターを利用する製品はそのまま使うと正常に動作しないなど、故障に繋がることもありますので、周波数も確認が必要です。もし、周波数が違ったとしても、周波数を変換するインバータというものを購入すれば利用可能です。 ※変圧器で周波数を変えることはできません。

■オーストラリアはコンセントも違う!

電圧の違いが理解できたところで、実はまだ知らなければいけないことがあります。

それは「コンセント」の形状について。コンセントは世界中にAタイプ/Bタイプ/Cタイプ/B3タイプ/BFタイプ/SEタイプ/Oタイプ/B3Lタイプの8つの形状が存在します。

日本はAタイプ、オーストラリアはOタイプというハの字のような形状のコンセントです。

前段で日本製のドライヤーを現地でそのまま使った場合の話を出しましたが、実は電圧だけでなくコンセントの形状も違うので、日本の電化製品をいつも通り利用するには「変換プラグ」と呼ばれる製品を間に挟む必要があります。変換プラグが無ければ、そもそもコンセントに差し込むことができません。

変換プラグは家電量販店や空港、ECサイトでも購入可能です。形状は限られますが、100円ショップで購入できるものもあります。Oタイプの差込とAタイプの受入のみついたシンプルなものから、1つの製品でさまざまな国のコンセントの形状に対応しているマルチなもの、さらにUSBポート付きのものまで販売されています。

価格はシンプルなもので100円~、マルチ対応のものだと1,000円~2,000円しますが、選ばなければ安価で準備可能です。少し余談ですが、オーストラリアを含むオセアニア(ニュージーランドやフィジー、クック諸島など)は同じOタイプのコンセントで電圧も240Vなので、同じ用意で行くことが可能です。

変換プラグがないと、携帯の充電などなにもできませんので、必ず準備するものとして覚えておきましょう。オーストラリアなどの海外製品を日本で使いたい場合も同様に、変換プラグが必要になります。

ちなみにオーストラリアのすべてのコンセントには差込の上にボタンが付いています。オンオフの切り替えをするもので、ボタンを押すとオンの状態(小さな赤い横線が見えていればオンになっています)になります。コンセントに繋いで、さらにボタンでオンにすると利用が可能になります。

■まとめ

いかがでしたか?

日本とオーストラリアでは、気候や習慣、時差、言語、紙幣といったさまざまな違いがあることを理解している人は多くいると思いますが、「電圧」は盲点だったという人も結構いるのではないでしょうか。

携帯、デジカメ、ノートパソコンくらいの用意で行く人にとっては、電圧のことを詳しく理解していなくても実際問題ないことがほとんどですが、知識があるのとないのでは大きな違いです。日本になにかを持ち帰ってきて、変圧器や周波数のことを知らずに使い、壊れてしまうようではもったいないですよね。

変換プラグの用意や持って行く電化製品によって変圧器が必要など、ここで解説した話はオーストラリアに限らず、どこの国でも同じことが言えるとても重要なポイントです。ぜひ、参考にしていただけると幸いです。

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