【メルボルン留学体験談】「英語が通じないのは当たり前」の考え方が大事

Point

名前:Tomomi様
学校名:Insight Academy
受講コース:一般英語
通学週数:24週間
ビザの種類:学生ビザ

街中で人に話しかけるアクティビティで英語力が向上


いま留学中ですが英語力が伸びたことで非常に楽しく過ごしています。Insight Academyで私が最も驚いたのは授業の形式でした。単に教室での学習に留まらず、実際に外に出て、見知らぬ人に話しかけるようなアクティビティが組み込まれていました。これらの活動は、「私の英語学習に協力してください」と自ら進んでコミュニケーションを取る必要があるため、英語を使った実践的なスキルを身につける絶好の機会でした。

 

さらに、Insight Academyには日本人が他にいなかったため、必然的に常に英語を話す環境に身を置くことになりました。この「英語オンリー」の環境は、英語能力の向上に大きく寄与しました。教室ではチームワークを重視する授業も多く、先生方もフレンドリーで親しみやすいため、学習は楽しみながら進めることができました。

 

友人から聞いた話では、他の学校ではスラングや実用的な英語の文法を学ぶ機会が少ないようですが、Insight Academyでは、日常会話でよく使うフレーズやスラングも積極的に取り入れられていました。この実践的なアプローチは、実際の英語使用環境でのコミュニケーション能力を向上させるのに大いに役立ちました。

「リアルライフイングリッシュ」の重視


Insight Academyでは、まさに「リアルライフイングリッシュ」、つまり実生活で使える英語を学ぶことに力を入れています。このアプローチを通じて、私は日常会話や現地での生活に必要なコミュニケーション能力を身につけることができました。実際の生活の中で英語を使う機会が多いため、学んだことをすぐに実践で試すことができるのが大きな利点です。

 

また、先生と生徒間の距離が非常に近いのも、Insight Academyの魅力の一つです。授業が終わった後に先生と一緒にご飯を食べに行ったり、気軽に話をしたりすることができるため、自然と英語の会話能力が向上します。このような経験は、学校生活をより楽しく、かつ有意義にしてくれました。

オープンな雰囲気のため他クラスの生徒とも仲良くなれます


異なるクラスの生徒たちとも友達になることができるオープンな環境があります。学校全体に壁がなく、どの学生も自由に交流できるため、多様な文化的背景を持つ人々と出会い、深いつながりを築くことができました。このようにして、世界各国から来た生徒たちとの間に友情が生まれ、異文化理解の深まりにもつながります。

「カルチャーデー」など学校が主催するイベントが多いです


学校では外部の講師を招くこともありますが、私が特に楽しんだのは教師が主導するアクティビティやイベントでした。授業後に開催されるゲームやスラングの勉強会、自信を高めるためのコーチングセッションなど、学習を超えた経験を提供してくれるのはこの学校の独特な魅力です。これらの活動を通じて、学びの幅が広がり、より実践的な知識やスキルが身につきました。

 

特に心に残っているのはカルチャーデーのイベントです。この日は、世界各国の文化を紹介するブースが学校内に設けられ、生徒たちはそれぞれの国を代表して文化や食事を紹介しました。コロンビア、日本をはじめとする様々な国々の生徒たちが自国の文化を披露し、参加者にはまるで世界を旅しているような体験を提供しました。世界各地の多様な文化に触れ、相互理解と友情を深める貴重な機会となりました。

英語力は想像以上に伸びました


留学をスタートしたばかりの頃、私が話せる英語は、日常生活を送るための基本的なものに過ぎませんでした。しかし、Insight Academyでの学びを通じて、英語能力は大きく向上しました。学校に初めて足を踏み入れた日のことを振り返ると、今の自分の成長が信じられないほどです。

入学時のレベル分けテストは難しかったです


入学時に受けたレベルテストは、私にとってはかなり難しいものでした。テストを受けている時、「全く意味が分からない」と感じるほどで、適当に答えを選んでいるようなものでした。初めはビギナーやABCレベルのクラスに分けられそうでしたが、そのレベルが自分には易しすぎると感じ、教師に相談した結果、エレメンタリーレベルのクラスで挑戦することになりました。

 

Insight Academyでは、教科書1冊を終えるごとに次のレベルのクラスへ進むシステムがあります。私はエレメンタリーレベルからスタートし、徐々にクラスを上げていくことができました。この柔軟な進度調整が、私のような生徒にとって、英語力を劇的に向上させる大きな機会となりました。

 

今では、かつてはビギナーだった私が、大幅に成長しプリインターミディエートレベル以上の英語を話せるようになりました。英語技能の向上に留まらず、実際に英語を「使える」ようになったと感じています。

ホームステイ後、Facebookで見つけたシェアハウスに移動


留学を始めた当初、私は学校が紹介してくれた家庭でホームステイを体験しました。ホームステイ先の家族はとても親切で、何の問題もなく過ごせました。しかし、約1ヶ月後、もっと自立した生活をするため、自分で住む場所を探すことにしました。

 

最終的に、Facebookでシェアハウスを見つけ、現在はそこに住んでいます。そのシェアハウスでは日本人のルームメイトと共に暮らしていますが、やはり同じ国の出身であることで安心感を感じています。

 

シェアハウスを選ぶ際に最も重視したのは、学校へのアクセスの良さでした。私が見つけたシェアハウスは、学校から徒歩約10分の場所に位置しています。朝はなるべく長く寝ていたいということから、通学に便利な場所を選びました。この距離だと、朝の準備に急かされることなく、ゆったりと1日を始めることができます。

メルボルンの物価は全体的に高いが、スーパーはむしろお得に感じることも


メルボルンで生活してみて、全ての物価が高いわけではないことに気づきました。外食に関して言えば、東京のおしゃれなエリアで食事をするときのような価格帯が多いため、比較的高価だと感じます。一般的な食事で15ドルから20ドルは必要となります。

 

一方で、スーパーの価格は少し異なる印象です。特に果物や肉類は、日本と比較するとかなりお得に感じることが多いです。自炊を心がけることで、生活費を節約することができるポイントです。

 

その他の物価については、正直言って日本よりもやや高いという印象を持っています。しかし、外食を控えるなどして生活スタイルを少し工夫することで、物価の高さに対応することができます。

留学での苦労はやはり「言語の壁」

留学生活で遭遇した最大の難関は、間違いなく言語の壁でした。英語を自由に話すことができないことにはしばしば苦労しました。しかし、「ネイティブスピーカーであるあなたが私の言うことを理解すべきだ」という考えを持つことで、この言語の壁を乗り越えようとしました。

 

留学を通じて、学校生活や日常生活で大きな問題があったわけではありません。新しい環境への適応や異文化との交流に際して、不安や戸惑いを感じることはありましたが、海外生活においては自然なことだと考えていました。

留学を検討している方へのアドバイス


留学を検討している方へのアドバイスとして、何よりも行動を起こすことの重要性を強調したいです。最初は英語が上手く話せなかったり、不安を感じることもあるかもしれませんが、自分の経験から言うと、その一歩を踏み出すことが最終的に大きな成長につながります。

 

言語の壁に対する恐れを捨て、積極的に留学生活に挑戦することが大切です。実際に「言葉が通じない」という状況に直面しても、それを乗り越える経験が自身の成長に繋がります。完璧な準備よりも、実際に経験を積むことの方が重要で、留学生活は想像以上に充実しています。

 

また、自分自身への信頼を持つことが不可欠です。最初からすべてを完璧にこなそうとせず、失敗を恐れずに新しい挑戦を楽しむことで、留学は自己成長の絶好の機会となります。留学に向けての準備は必要最小限にとどめ、前向きな気持ちで新たな生活を始めましょう。