オーストラリアといえばシドニーが有名ですが、実はメルボルンは「教育都市」と呼ばれており留学にぴったりの街です。中でも、モナッシュ大学付属語学学校は、世界的に高評価を得ているモナッシュ大学に進学できることから高い人気を誇っています。今回はモナッシュ大学付属語学学校の、特徴やカリキュラムについて解説します。1. モナッシュ大学付属語学学校とは? - 世界トップクラスの教育環境で学ぶ理由
モナッシュ大学付属語学学校の基本情報について解説します。
1-1. 学校の基本情報と特徴
モナッシュ大学付属語学学校は、メルボルンにあるモナッシュ大学付属カレッジのコースの一部です。モナッシュ大学へのパスウェイ・プログラムがあり、コース修了後に大学進学できる仕組みになっています。学生サポートが手厚く、キャンパス設備は新しく整備されています。
1-2. モナッシュ大学の概要と世界的評価
モナッシュ大学は1958年に、メルボルンに設立された大学です。ビクトリア州で2番目に古い歴史を持ち、ビクトリア州に4つ、マレーシアに1つ、インドネシアに1つのキャンパスがあります。 世界的に高く評価されている大学で、2024年には「トップ大学総合ランキング」で世界第50位、オーストラリア第3位にランクインするなど、世界的な評価を受けています。その他、「QS世界大学ランキング薬学・薬理学部門」で世界第4位、「タイムズ・ハイアー・エデュケーション 世界大学ランキング 教育分野」でオーストラリア第2位など、数多くの実績があります。
2. 提供されるコースとカリキュラムの詳細
モナッシュ大学付属語学学校のコースについて解説します。
2-1. Monash English(ME)コースの概要と目的
モナッシュ大学付属語学学校のコースは、モナッシュ・カレッジに入学を希望したものの、英語レベルが足りなかった方が、英語力を磨くために通えるコースです。スピーキング、リスニング、ライティング、リーディングなどを学び、語彙力、資料を読みこなす力を身につけます。 本コースを修了することで、モナッシュ・カレッジに入学できるようになります。
2-2. カリキュラムの内容と学習方法
本コースでは、英語を様々な面から学びます。まず行うのが、4技能の能力向上に加え文法や発音も改善し、一般的な英語を使いこなせるようになることを目指します。次に、高等教育での研究で必要となるアカデミックな語彙の取得と、専門的な理論の理解です。 研究では論文などの資料を読むことが非常に多いため、複雑な文章を読み解く力や、音声資料を活用できるスキルも学びます。また、自分の意見を発信したり、プレゼンテーションしたりといったシーンで必要な英語力も身につけられます。
2-2-1. アカデミックスキルの習得(批判的思考・リサーチ・プレゼンテーション)
学問においては、批判的思考が重要です。物事の前提を疑い、理論的に検証していくことができなければ、専門分野を研究したり論文を執筆したりといったことはできません。物事に関する情報とそれを取り巻く環境など、様々な要素を加味しながら思考します。 リサーチスキルも必要です。自分の考えを裏付けるには、どういった資料がいるのか。どのような方法で、どのように調べればいいのかといったことがわからなければ、研究は進みません。また、自分が考えたことや仮説を人に伝えるには、プレゼンテーションスキルも求められます。自分の意見を正しく伝えること、自信をもって人前で英語で話すことが必要です。モナッシュ大学付属語学学校では、こういったスキルを向上させることができます。
2-2-2. モナッシュスタイルの学習方法と評価制度
モナッシュ大学付属語学学校では、学習状況を常に可視化して定期的に能力評価をしていきます。進捗状況とパフォーマンスについて、リアルタイムでデータが出ます。学習について相談できる機会が毎週設けられており、自分の進捗状況などを相談し、講師からフィードバックがもらえる点もポイントです。
2-2-3. 学習サポート体制と個別フィードバック
モナッシュ大学付属語学学校は、留学生への英語教育に特化しており、学習サポート体制が手厚いです。講師に勉強方法などを相談でき、自分にあった勉強法を一緒に模索できます。キャンパスには、研究室や図書館、コンピュータールームなど、勉強をしやすい施設が完備されています。 また、学生のレベルにあわせ、講師が学習計画を立て、勉強についてのフィードバックを定期的にもらえます。自分が次に何をすべきか、どんなスキルが必要かを明確にした上で勉強できるので、効率的に英語を学んでいけるでしょう。
2-2-4. 進学後を見据えた学習内容(専門分野への橋渡し)
モナッシュ大学付属語学学校で勉強したあとは、「特定の課程に進む」「ファンデーションイヤーに進む」「上級準備コースに進む」「モナッシュ大学に入学する」といった進路を選べます。すでに学びたい分野が決まっている方は、専門分野を研究するための基礎を学ぶことも可能です。
3. 入学条件と進学制度
モナッシュ大学付属語学学校の入学条件と進学制度について解説します。
3-1. 英語力や年齢の要件(IELTS/TOEFLなど)
Monash Englishは、入学のためにIELTS 4.5が要件となっています。最低年齢は、16歳です。
3-2. Monash English Bridging(MEB)制度の特徴と条件
Monash English Bridgingとは、モナッシュ大学の大学院課程における学業要件を満たしているものの、英語力要件が下回った方のためのプログラムです。文法や語彙のほか、アカデミックシーンで必要な用語や、プレゼンテーションスキル、レポートの書き方を学びます。 以下の要件を満たしている方は、入学できます。 ■20週間プログラム
- ・モナッシュ英語:大学英語中級レベル(ME5)修了
- ・IELTS:5.5
- ・TOEFL iBT Paper Edition:52(ライティング15、スピーキング14、リスニング5、リーディング5)
- ・ピアソン:42(ライティング 36、スピーキング 36、リスニング 36、リーディング 36)
- ・Duolingo英語テスト:長文解答で95点以上
- ・リンガスキル:162
■15週間プログラム
- ・モナッシュ英語:準上級(ME6)修了
- ・IELTS:6.0
- ・TOEFL iBT Paper Edition:69(ライティング15、スピーキング14、リスニング5、リーディング5)
- ・ピアソン:50(ライティング36、スピーキング36、リスニング36、リーディング36)
- ・Duolingo英語テスト:長文解答で105点以上
- ・リンガスキル:169
■10週間プログラム
- ・モナッシュ英語:英語準上級(ME6)修了
- ・IELTS:6.0
- ・TOEFL iBT Paper Edition:69(ライティング21、スピーキング14、リスニング5、リーディング5)
- ・ピアソン:50(ライティング50、スピーキング36、リスニング36、リーディング36)
- ・Duolingo英語テスト:長文解答で105点以上
- ・リンガスキル:169
4. キャンパスライフと周辺環境の魅力
4-1. キャンパス内の施設と学習環境
モナッシュ大学付属語学学校のキャンパスは、街からアクセスしやすく、近くに図書館やレストラン、美術館などがあります。キャンパスの施設も充実しており、具体的にはカウンセラーやホームステイ担当者と個別相談ができる学生ハブがあります。 図書館は2階建てで、膨大なコレクションが揃っています。グループ作業ができるスペースや、学習アドバイザーに相談できる専用スペースもあります。他にも、アート&デザインスタジオ、科学実験室、音楽スタジオ、学生用キッチン、ガーデンエリアなどがあります。
4-2. メルボルンの生活環境と文化体験
メルボルンは、留学先として非常におすすめの場所です。オーストラリアの中でも文化芸術の都市として有名で、アートや音楽を楽しむ機会が多くあります。文化的な生活を送りたい方にぴったりで、「世界で最も住みやすい都市ランキング」や「QS学生にベストな街(QS Best Student Cities)ランキング」の上位常連です。 また、メルボルン都市部の住民は半数以上が外国人で、140ヶ国の人が暮らしています。中華街やイタリア人街、ベトナム人街、ギリシャ人街などがあり、多様な文化を身近に感じられます。
5. 滞在サポートと生活支援
オーストラリアでの留学生活サポートについて解説します。
5-1. 寮・ホームステイ・学生アパートの選択肢
モナッシュ大学はいくつかの宿泊施設を提供しています。
■スケープ・クイーンズベリー
様々な料金体系のある物件です。個室とシェアルームのどちらもあり、メルボルンの中心部に位置しているため生活利便性が高い立地です。バーベキュー設備付きのスカイテラスや、シネマルームも併設されています。 ■スケープ・スワンストン
スタジオタイプの部屋を提供する施設です。保護者向けの短期滞在用ルームもあります。全客室にダブルサイズのベッドがあり、キッチン設備もあります。 ■スケープ・ビクトリア・ストリート
スケープ・ビクトリア・ストリートの最大の特徴は、学生が設計した寮であることです。オールインクルーシブの食事が提供され、さまざまな国のシェフチームがバラエティ豊かな食事を提供します。ジムや映画館、禅の勉強ができるスペースなどもあります。 ■ユニスクエア
シェアアパートメントのユニスクエアには、広々とした共有スペースがあります。キッチンと専用バスルームがついており、コミュニティプログラムがあるので友達作りがしやすい環境です。カフェや庭園もあり、リラックスしやすいでしょう。 ■イグル
24時間365日のサポートがあり、初めて家族と離れて暮らす方も安心です。おしゃれなデザイナーズリビングには、自然と交流が生まれる共用空間があります。無料の朝食やネット環境、ジム、中庭など毎日の生活に便利な設備が整っています。 これらの施設以外の選択肢として、ホームステイができます。地元で暮らす家族と生活を共にすることで、オーストラリアのリアルな暮らしを体験できるでしょう。また、自分で賃貸物件を借りたり、友人とシェアハウスする学生も少なくありません。
5-2. 留学生向けサポート体制(到着時オリエンテーション・学習支援)
モナッシュ大学付属語学学校のオリエンテーションでは、生活相談や、ヘルスサポートなどについての情報を提供してもらえます。参加時には、パスポート、学校から事前に送られてくるオファーレター、ノートパソコンまたはタブレットが必要です。
6. 入学手続きとスケジュール
モナッシュ大学付属語学学校の入学手続きとスケジュールについて解説します。
6-1. オンライン出願と必要書類
出願は、モナッシュ大学公式サイトのポータルサイトから行います。登録後に情報を入力できるようになり、必要な書類も確認できます。また、エージェントを通じて出願することも可能です。その場合、エージェントが書類の準備などをサポートしてくれるため安心して準備を進められます。
6-2. コース開始時期と申込締切
Monash Englishは、年8回の入学タイミングがあります。出願の際に、どのタイミングで入学するかを選んでください。申し込み締め切りについては公式サイトに明記されていないため、エージェントと相談してみましょう。
7. まずは無料カウンセリングで一歩を踏み出そう
モナッシュ大学付属語学学校への入学を検討している方は、エージェントであるラララ・オーストラリアの無料カウンセリングをご利用ください。
7-1. カウンセリングで得られる情報とメリット
ラララ・オーストラリアの無料カウンセリングを受けた上で入学を申し込むと、授業料の割引や手数料の免除など費用面での大きなメリットがあります。授業料が特別割引となり、一般的なエージェントで発生するサポート代金が一切かかりません。留学の目的や予算、現地での生活についてなど、幅広い内容を相談できます。 また、自分にあったコースの選定をサポートし、英語レベルのチェックテストも受けられます。入学手続きの代行も依頼できるため、英語学習などの準備時間を確保しやすくなります。無料の英会話レッスンも受講でき、スムーズに留学生活を始められます。
7-2. カウンセリング予約の方法と流れ
まずは、LINEやサイトからご予約ください。60分のオフラインプラン、60分のオンラインプラン、30分の電話プランがあります。なお、オフラインカウンセリングは恵比寿オフィスでの開催です。たくさん質問がある方も、まずは学校について話を聞いてみたい方も、ぜひお気軽にお問い合わせください。