【メルボルン留学体験談】ワーホリ後にTAFEのCAコースに入学

Point

名前:吉田真帆様
学校名:Discover English(メルボルン)William Angliss
受講コース:ケンブリッジ検定対策、Certification Ⅲ in Aviation
通学週数:12週間、半年間
ビザの種類:ワーキングホリデービザ→学生ビザ

将来的に海外で働くために大学を中退して留学


留学を始めるきっかけは、私がホスピタリティ業界や観光業界で働くことを目指していたからです。将来的には海外で働くという夢を持っており、そのためには英語で学び、多文化の環境に身を置くことが大切だと感じていました。また、母が英語教師であることも影響しています。小さい頃から外国の文化や生活に触れる機会が多く、その経験が自然と留学への意欲を育ててくれました。

 

日本の大学を中退し、新たなスタートとして留学することを決めました。ちょうどその時、母がメルボルンでの教員研修に参加することになりました。それを機に、私もオーストラリアへ行くことを選びました。最初の1ヶ月間は母と同じ国にいることができ、海外での一人暮らしを始める際の不安を和らげることができました。そのおかげで、留学生活を少しでも安心してスタートすることができたと思います。

日本の大学のカリキュラムに興味が持てなかった

もともと私はフランス語学科の学生で、フランス語を流ちょうに話せるようになることを強く望んでいました。ですが、フランスの政治や経済、歴史といった学科のカリキュラムにはそこまで興味が持てませんでした。さらに、新型コロナウイルスの影響で授業がオンラインになったことで、本当に大学にお金を払って学ぶ必要があるのか、と疑問を持ち始めました。

 

この違和感は、将来、英語とフランス語を活かした職に就きたいという目標と、授業の内容がつながっていないことから生まれたものだと思います。言語能力を高めることは私にとって大切な目標であり、それを達成するには留学を通じて直接言語と文化に触れることが、従来の学びの場よりも適していると感じました。

留学して人との関わり方に変化がありました


留学を経験して、英語力が向上したことを実感していますが、それだけではなく、人との関わり方や思考の仕方にも大きな変化が見られました。特に、他人への干渉の仕方が変わりました。

 

日本にいるときは、よく人がお互いに気を使い、アドバイスを交換したり心配事を共有するのが普通だと感じていました。しかし、オーストラリアで生活する中で、こちらでは個人の考えや選択を重んじる文化が強いことに気付きました。

 

オーストラリアでは、自分の意見や選択をはっきりと伝えることが尊重されると同時に、それに対して無理な干渉や強要をされることが少ないことを学びました。例えば、何かを断るときに自分の意思を明確に伝えると、それを尊重してくれることが多いです。

 

この経験から、人とのコミュニケーションの取り方においても多くを学びましたし、自分の考えをしっかりと持ち、それを表現することの大切さを改めて実感することができました。

メルボルンは思っていたよりも多国籍な街


留学中に一番苦労したことの一つは、メルボルンでの生活が自分が思っていたものと違ったことですね。メルボルンって、日本でいうところの新宿や銀座、渋谷みたいに、とっても活気がある都市で、世界中から多国籍な人が集まってくる国際都市なんです。でも、実際に住んでみると、思っていた「英語らしい英語」に触れるよりも、いろんな国の人たちと交流することが中心になっちゃいました。

 

メルボルンには中国人や韓国人、インドネシア人、マレーシア人、ベトナム人など、本当にさまざまな国籍の人がいて、オーストラリアのローカルカルチャーや英語環境に浸るよりも、国際都市ならではのグローバルな雰囲気がすごく強かったんです。私、日本では田舎が好きだったり、自然やローカルな雰囲気を大切にするタイプなので、メルボルンの多国籍で都会的な生活は、ちょっとカルチャーショックを感じるくらいで、なじむのが本当に大変でした。

 

それに、地元の良さやローカルな感じに浸るのが難しいと感じることも、留学生活でのストレスになっていました。

Discover Englishでは英語学習を「科学」している

Discover Englishの授業は英語を学ぶということが単に文法を覚えたり、試験に合格するための勉強をすることを超えた体験でした。先生の的確な指導のもと、英語学習をただの言語学習ではなく、「科学する」というアプローチで深く理解することができました。この方法では、言語の使い方や文法のルールをただ覚えるのではなく、その背後にある理由や原則を深く理解し、探求することが求められます。

 

特に、特定の文法規則がなぜ適用されるのか、あるいは特定の時制をなぜ使うのかといった点について深く疑問を持ち、その答えを探求するプロセスを経験したことは、語学学習における大きな進歩でした。また、日本での学習が過去問の解決や単語の暗記に偏っていたのに対して、メルボルンで担当してくれた先生は豊富な経験を持つベテランで、質問を積極的にし、自分が納得いくまで学べたことがとても重要だったと感じています。

ケンブリッジ検定コースはとてもハイレベル

参加したケンブリッジコースには、私を含めて13人の生徒がいました。授業内での質問に関しては、クラスメイトは積極的に参加していました。しかし、私は自分がたまたま上位クラスに入れたと感じており、クラスメイトのレベルの高さに圧倒されました。クラスメイトたちは非常に優秀で、スムーズに回答できる方が多かったため、授業についていくのに必死でした。

 

アクティビティにはほとんど参加できませんでした。ケンブリッジコースが他の一般英語コースと異なり、よりアカデミックで集中的なコースだったためです。他のコースでは、クラス内での楽しい活動や、休日に開かれるピザパーティーやお菓子パーティーなど、親睦を深める機会が多くありました。しかし、ケンブリッジコースはそういった軽い雰囲気の活動が少なく、勉強に集中する環境でした。

 

私はがり勉タイプなので、ケンブリッジコースのようなアカデミックな環境が向いていました。パーティーが好きではなく、夜遊びをするよりも静かに自分の時間を過ごすことを好む性格です。自分で料理をすることや、自分の好きなように落ち着いて過ごすことが好きで、こ勉強に集中する必要があるケンブリッジコースには向いていました。

ハロウィンイベントでは商品券をゲット

普段は学校のスタッフと話す機会が少なかったですが、ハロウィンのイベントでは関りがありました。このイベントには仮装コンテストがあり、参加者が仮装をして競いました。私は白いTシャツに緑のスカートを着用し、スターバックスのストローを頭飾りとして使い、スターバックスの紙袋にある女性のマークを体に貼って仮装を完成させました。このユニークな仮装が評価され、ビクトリアマーケットで使える商品券を受賞しました。商品券は30ドル分以上の価値があったので、非常に嬉しかったです。

Igluはイベント豊富で住み心地が良いです

Igulという学生向けシェアハウスに住んでいますが、住み心地が非常に良いと感じています。国籍比率は時期によって変わりますが、オーストラリアでの進学が始まった2月には、オーストラリア人の割合が増えました。それまでは中国人やインドネシア人が多く住んでいました。

 

Igulでの生活は、本当に充実していました。特に、食に関連するイベントには積極的に参加していました。スペシャルブレックファストが曜日によって提供されたり、毎朝美味しいコーヒーを楽しめるのが、楽しみの一つでした。コーヒーは、Igulのスタッフがバリスタとして淹れてくれるか、全自動マシンで提供されるもので、どちらも非常に美味しかったです。

 

食べ物に関するイベントだけでなく、ペインティングなどのアートに関連するアクティビティにも参加しました。これらのイベントに参加したことがきっかけで、最近ではアートにも興味を持ち始めました。

 

唯一困っているのはエレベーターの混雑です。2月から人口が増えたことで、エレベーターが2台しかない状況では、混雑がひどくなり待ち時間が長くなってしまいました。特に朝の8時頃は、エレベーターが2の倍数階でよく停まるため、混雑が特にひどいです。

郊外と都市部でアルバイト状況は異なる


最初にワーホリをしたエリアでアルバイトを探す過程では、ホストファミリーの人脈を活かしました。郊外だったこもあり、ベーカリーが一軒、カフェが二軒と、選べる場所がとても少なかったんです。都市部と比べると田舎ならではの特徴で、場所によってはアルバイトの選択肢がほとんどないこともありますね。

 

オーストラリアの大自然の中で働くことは、非常にオーストラリアらしい体験でした。特に、セカンドワーキングホリデービザを取得するために必要なファーム関連の仕事は、オーストラリアの自然やライフスタイルを体験する絶好の機会です。

 

一方で、メルボルンセントラルのような都市部では、100件近くのレジュメを配布したり、オンラインで応募したりしても、なかなか仕事が見つからない経験もしました。都市部ではアルバイトの競争が激しく、特に留学生が仕事を探すのは簡単ではないと感じました。カフェ文化が発展していますが、バリスタのスキルを磨きたい人にとっても、競争が激しく仕事を見つけるのは難しいですね。

仕事探しにはコミュニティや経験が重要

オーストラリアでの社会生活において「経験が重要である」ということを特に感じたのは、アルバイトを探している時でした。オーストラリアが多民族社会であることはよく知られていますね。インド系、ギリシャ系、イタリア系、中華系、韓国系、日本人コミュニティなど、様々な背景を持つ人たちがおり、それぞれが強いコミュニティを築いています。

 

アルバイトを探す過程で、これらのコミュニティ内でのつながりの重要性を実感しました。特に、特定の地域や職場では、特定のコミュニティの人たちが多くを占めていることがあり、そういった場所では人間関係やネットワークが就職やアルバイト探しにおいて非常に大切になります。

William Anglissはローカル生中心

Discover Englishを経てWilliam Angliss Instituteに入学しました。ここでのコースは現地の若い女性たちに人気があり、私にとっては新しい経験でした。語学学校では主に非英語話者との交流が中心でしたが、William Anglissではネイティブの英語話者や地元の文化に触れる機会が増えました。

 

特に、授業以外で若者言葉や流行の言葉、歌など、現地の文化や言語の新しい面を知ることができ、英語だけでなくオーストラリアの文化や流行にも触れられるようになり、より深く現地の生活を体験していると感じています。

ラララ・オーストラリアへのフィードバック

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また、海外での生活を始めた最初の頃は、本当に何から手をつけていいかわからなくて、どうしたらいいか情報を探してうろうろしていました。その上、お金を節約しなきゃいけないというプレッシャーも感じていました。そんな時、相談できる窓口が無料で利用できたことはすごく助けになりました。

※今回体験談にご協力いただいた吉田様はインスタグラム

(@flywithmoana)を通して留学の様子を発信されておりますので、よろしければご覧くださいませ。(お客様への個別の質問はお控えいただくようお願いいたします。)