起業(Entreprenurship)を学べる大学一覧。入学方法、費用も解説。

起業(Entreprenurship)について

ビジネスモデルの変化やクラウドファンディングなどの資金調達プラットフォームの普及に伴い、近年、個人で事業を興す若者が増えています。”Entrepreneurship”(アントレプレナーシップ)という言葉は、日本ではあまり馴染みのない言葉かもしれませんが、起業家精神、つまり事業を立ち上げる過程を創造し実現させていく心構えを指します。

 

こちらのコースでは、起業家精神を身につけるためのマインドセットや実際に起業を始める際に必要な知識を学んでいきます。このようなビジネススキルを学ぶと共に、論理的思考力や問題解決能力も身につけることができるため、将来は幅広い分野での活躍が期待できます。

オーストラリアで起業を学ぶ理由

世界のスタートアップ企業数の集計を行っているサイト「Startup Ranking」によれば、オーストラリアのスタートアップ企業数は日本の4倍以上もあります。実際にオーストラリアに滞在していると、起業家やスタートアップ企業で働いている人々に多く出会うことができ、刺激やインスピレーションを得ることができます。

 

また、World Bankの「ease of doing business」(ビジネスのしやすさランキング)では、日本が30位にランクインしている一方、オーストラリアは14位に選ばれております。多民族国家であるオーストラリアでは、さまざまな価値観や新しい視点を日々の生活から身につけることができるため、起業を学ぶ環境として最適です。

必要な英語力

起業コースの直接入学には英語力の証明(IELTS6.5程度)が必要になります。学校により英語力の条件や認められるスコアの種類も異なりますので、詳しい条件につきましてはお問い合わせください。スコア提出ができない場合や英語力に自信がない場合は、大学が提携している語学学校やカレッジからパスウェイ制度を利用しての進学が可能です。

 

パスウェイ制度を利用することで、IELTSやケンブリッジ検定などのスコア提出が免除されます。弊社では語学学校またはカレッジと大学進学をセットにしたプランのご提案もしておりますので、是非ご相談くださいませ。

必要な成績

大学の直接入学には成績証明書の提出(3.5/5程度)が必要になります。成績が足りない場合は、大学のファウンデーションコースやカレッジを経由して、本科に入学する方法もございますので、詳細については是非ご相談くださいませ。

大学への入学方法について



入学方法は主に3つあります。

①ファウンデーションコースからの入学

本科入学前にファウンデーションコースと呼ばれる大学準備コースにご入学していただきます。直接入学で求められる成績が緩和されるため、多くの留学生がファウンデーションコースを経由して大学の本科に入学しております。ファウンデーションコース期間分(8か月程度)の留学費用がかさんでしまうという点がデメリットとして挙げられます。

②大学付属カレッジ、提携専門学校からの編入

大学やその学部によって異なりますが、付属カレッジや専門学校で1年ほど勉強していただきDiplomaの修得をしていただくと、大学の2年次に編入することができます。カレッジや専門学校は大学と比べ、学費を抑えることができるため、大学に直接入学するよりもトータルの留学費用を抑えることができます。編入制度を利用するためには、大学に単位が認められるか、提携があるかなどの確認が必要となるため、事前にしっかりと就学プランを立てていくことが大切です。

③直接入学

高校の成績や英語力が問題なければ、大学への直接入学が可能です。

おすすめ学校と入学方法

都市別のおすすめ学校と上記3パターンの入学方法を見比べ、ご自身の希望やレベルにあった学校そして入学方法を選んでいきましょう。
詳細については弊社の無料カウンセリングにてご案内することが可能でございます。
進学カウンセリングをご希望の場合は、現在の英語力そして成績をお伝えいただけますとより具体的な提案が可能です。

Western Sydney University(ニューサウスウェールズ州)


西シドニー大学のこちらのコースでは、プロジェクトチームの形成や、アイデアの統合、マーケティング戦略など起業に関する知識・スキルを学びます。就学中は起業に関する法律や、製品開発、資金調達、マネジメントなどの知識はもちろん、リーダーシップや問題解決能力などのスキルも身につけていくため、個人の成長にも繋がります。

西シドニー大学の世界ランキング

World University Rankings201-250位

Bachelor of Entrepreneurshipへの進学方法

条件合計期間合計費用提携校
①ファウンデーション英語力:5.5 (各スコア5.0)以上
成績:卒業証明書
3年8か月$131,160Western Sydney University (International College)
②カレッジ
③直接入学英語力:6.5 (各スコア6.0)以上
成績: 4.0(5段階評価)
3年$107,160

英語要件免除のコースが提供されている語学学校

Western Sydney University(西シドニー大学)

RMIT University(ビクトリア州)

RMIT大学のこちらのコースでは、競争率の高いグローバル市場で成功するために必要とされる基礎的なビジネススキルから、企業の立ち上げ、運営するための精神と起業家スキルを身につけることができます。イノベーションに興味がある方や、自分自身のベンチャーを立ち上げたい方、既に組織の中に属している方に特にオススメなコースですが、政府および非営利組織でも学んだ知識を活かすことができるため、幅広い分野での活躍が期待できます。

RMIT大学の世界ランキング

World University Rankings301-350位

Bachelor of Business (Entrepreneurship)への進学方法

条件合計期間合計費用提携校
①ファウンデーション英語力:IELTS 5.5(各スコア5.0)以上
成績: 高校2年修了証明書
4年$153,190RMIT University
②カレッジ/TAFE英語力:IELTS 5.5(各スコア5.0)以上
成績: 卒業証明書
3年$95,060RMIT University
(Diploma of Business)
③直接入学英語力:IELTS 6.5(各スコア6.0)以上
成績: 3.0(5段階評価)
3年$123,840

英語要件免除のコースが提供されている語学学校

RMIT大学

Bond Univeristy(クイーンズランド州)

ビジネスモデルは流行や状勢と共に変動するため、雇用主は常に臨機応変に対応できる人材を求めています。特に決断能力や、革新的な解決策を考案する能力、柔軟性は重要視されており、このような能力の価値は世界各国、どの分野でも活かすことができるでしょう。ボンド大学のこちらのコースでは、一般企業から政府、非営利活動法人そしてどこの国にいても活躍できるようなスキルを身につけることを目標としているため、将来は幅広い分野での活躍が期待できます。

ボンド大学の世界ランキング

World University Rankings53位

Bachelor of Entrepreneurial Transformationへの進学方法

条件合計期間合計費用提携校
①ファウンデーション
②カレッジ/TAFE英語力:IELTS 6.0(各スコア5.5)以上
成績: 2.5(5段階評価)
2年$127,040Bond University
(Diploma of Business)
③直接入学英語力:IELTS6.5 (各スコア 6.0)以上
成績: 3.5(5段階評価)
2年$137,520

英語要件免除のコースが提供されている語学学校

ボンド大学

Murdoch University (西オーストラリア州)

マードック大学は西オーストラリア州で起業コースを展開している唯一の大学です。西オーストラリアの落ち着いた環境で起業やイノベーションを学びたい方はマードック大学への進学がおすすめです。マードック大学のこちらのコースでは、独自のべンチャービジネスを立ち上げるための知識、スキル、考え方から、既存の組織内で新しいプロジェクトを立ち上げるためのスキルを学んでいきます。

 

また就学中には、マードック大学の卒業生であり起業家のジェレミー・チェティ氏とのセッションを予約できるため、業界知識や実践力を鍛えたい方におすすめです。

マードック大学の世界ランキング

World University Rankings351-400位

Bachelor of Entrepreneurship and Innovationへの進学方法

条件合計期間合計費用提携校
①ファウンデーション英語力:IELTS 5.5(各スコア5.0)以上
成績:高校2年証明書
4年8か月$157,560Murdoch College
②カレッジ/TAFE英語力:IELTS 5.5(各スコア5.0)以上
成績:高校卒業証明書
4年$125,000Murdoch College
(Diploma of Business)
③直接入学英語力:IELTS6.0 (各スコア 6.0)以上
成績:3.5 (5段階評価)
4年$132,000

英語要件免除のコースが提供されている語学学校

Murdoch大学

須栗和花

「海外で生活してみたい」「旅行学を学んでみたい」と強く思い、高校卒業後から海外進学をしました。留学先のメルボルンでは、10週間語学学校で英語を勉強し、その後メルボルン市内のTAFEでBachelor of Tourism and Hospitality Managementを取得しました。課題提出に追われながらの海外生活でしたが、友人と協力し合い無事卒業しました。海外進学、またメルボルンでの生活については熱く語れるかと思います!また、メルボルンのかわいいカフェなどもおすすめできますので、ご興味のある方は、ぜひお話ししましょう!

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