公衆衛生学(Bachelor of Public Health)を学べる大学一覧

公衆衛生学(Bachelor of Public Health)について

公衆衛生学は、集団や地域社会の健康を向上させる方法を学ぶ学問であり、保健所や行政機関、国際機関などで非常に重要な役割を果たします。

 

この分野では、国際的な健康問題や感染症対策についての研究を行うため、医学関連の知識に加えて、疫学、統計学などのデータ分析手法に関する幅広い知識が求められます。

 

また、環境衛生や健康政策の立案・評価も重要な要素です。そのため、公衆衛生学を学んだ人材は、医療、研究、政策立案、国際協力など多様な分野での活躍が期待されます。

オーストラリアで公衆衛生学を学ぶ理由

日本の大学では、公衆衛生学を学ぶ機会は限られており、主に医学部や看護学部、一部の社会学部などでカリキュラムの一部として提供されています。近年、公衆衛生大学院も設立されていますが、数は少なく、専門的に長期間公衆衛生学を学ぶのは依然として難しい状況があります。

 

一方、オーストラリアの大学では、公衆衛生学を3年間専門的に学ぶ学士課程が提供されており、日本よりも体系的で深い知識を身につけることができます。また、多くの大学でインターンシップや実地研究の機会があるため、実践的なスキルを養うこともできます。

 

さらに、英語で学ぶことで国際的な視野も広がり、グローバルな公衆衛生の課題に取り組む準備ができるでしょう。

必要な英語力

公衆衛生学コースの直接入学には英語力の証明(IELTS6.5程度)が必要になります。学校により英語力の条件や認められるスコアの種類も異なりますので、詳しい条件につきましてはお問い合わせください。

 

スコア提出ができない場合や英語力に自信がない場合は、大学が提携している語学学校やカレッジからパスウェイ制度を利用しての進学が可能です。パスウェイ制度を利用することで、IELTSやケンブリッジ検定などのスコア提出が免除されます。

 

弊社では語学学校またはカレッジと大学進学をセットにしたプランのご提案もしておりますので、是非ご相談くださいませ。

必要な成績

大学の直接入学には成績証明書の提出(3.7/5程度)が必要になります。また大学によっては、成績証明書とともに就業経験(フルタイム)を証明する書類の提出を求められる可能性がございますので、詳しい条件につきましてはお問い合わせください。

大学への入学方法について


入学方法は主に3つあります。

①ファウンデーションコースからの入学

本科入学前にファウンデーションコースと呼ばれる大学準備コースにご入学していただきます。直接入学で求められる成績が緩和されるため、多くの留学生がファウンデーションコースを経由して大学の本科に入学しております。ファウンデーションコース期間分(8か月程度)の留学費用がかさんでしまうという点がデメリットとして挙げられます。

②大学付属カレッジ、提携専門学校からの編入

大学やその学部によって異なりますが、付属カレッジや専門学校で1年ほど勉強していただきDiplomaの修得をしていただくと、大学の2年次に編入することができます。カレッジや専門学校は大学と比べ、学費を抑えることができるため、大学に直接入学するよりもトータルの留学費用を抑えることができます。編入制度を利用するためには、大学に単位が認められるか、提携があるかなどの確認が必要となるため、事前にしっかりと就学プランを立てていくことが大切です。

③直接入学

高校の成績や英語力が問題なければ、大学への直接入学が可能です。

おすすめ学校と入学方法

都市別のおすすめ学校と上記3パターンの入学方法を見比べ、ご自身の希望やレベルにあった学校そして入学方法を選んでいきましょう。
詳細については弊社の無料カウンセリングにてご案内することが可能でございます。
進学カウンセリングをご希望の場合は、現在の英語力そして成績をお伝えいただけますとより具体的な提案が可能です。

Univeristy of New South Wales(ニューサウスウェールズ州)


国際公衆衛生学コースは、世界中の人々の健康と福祉を改善することに興味がある学生におすすめのプログラムです。ニューサウスウェールズ大学のこのコースは、大規模な集団における予防策と地域コミュニティの健康・福祉の改善に重点を置いています。

 

コースを通じて、地域から国際レベルまで幅広い公衆衛生問題を調査するためのスキルと知識を習得し、新たな問題に対する効果的なアプローチ方法を考える能力を養うことができます。また、専門的な知識に加えて、批判的思考力、分析力、コミュニケーション力、リーダーシップスキルも身につけることができます。

ニューサウスウェールズ大学の世界ランキング

World University Rankings84位

Bachelor of International Public Healthへの進学方法

 条件合計期間合計費用提携校
①ファウンデーション英語力:IELTS 5.5(各スコア5.0)以上
成績: 2.5/5段階評価
4年$157,700UNSW College (Foundation-Standard)
②カレッジ/TAFE
③直接入学英語力:IELTS6.5 (各スコア6.0)以上
成績:ファウンデーション経由
3年$117,000

 

英語要件免除のコースが提供されている語学学校

ニューサウスウェールズ大学(The University of New South Wales)

University of Technology Sydney(ニューサウスウェールズ州)


シドニー工科大学の公衆衛生学コースでは、個人や集団の健康を改善するための知識やスキルを身につけることができます。このコースでは、社会的に理想とされる健康モデルの探求と、科学的な分析手法の習得に重点を置いています。

 

また、生徒は自分の興味やニーズに合わせて専攻をカスタマイズできるため、将来のキャリアを考慮しながら専門性を鍛えるということができます。例として、海外の健康イニシアチブや援助組織に貢献するためのグローバルヘルスの知識を深めたり、生物医学的な側面から公衆衛生を理解するため専攻などを選択したりすることができます。

 

このように、シドニー工科大学のプログラムは、理論的知識と実践的スキルのバランスを重視し、グローバルな視点を持つ公衆衛生の専門家の育成を目指しています。

シドニー工科大学の世界ランキング

World University Rankings148位

Bachelor of Public Healthへの進学方法

条件合計期間合計費用提携校
①ファウンデーション英語力:IELTS5.5 (各スコア5.0以上)
成績: 2.5/5段階評価
3年8か月$143,480UTS College (Foundation-Standard)
②カレッジ
③直接入学英語力:IELTS6.5(W:6.0)以上
成績: ファウンデーション経由
3年$114,480

シドニー工科大学(University of Technology Sydney_UTS)

Deakin University(ビクトリア州)

ディーキン大学の公衆衛生学コースは、幅広い人々の健康増進に貢献できる専門家の育成を目指しています。コミュニティ参加や、政策立案、研究、健康教育、メディアを活用した健康情報の発信など多角的なアプローチを組み合わせることで、健康問題の根本原因に取り組み、社会全体の福祉を向上させるための専門知識とスキルを身につけることができます。

 

また、卒業生は国際健康促進教育連合(IUHPE)に登録する資格を得られ、グローバルな活動の機会が広がります。そして、最終年度には健康関連機関での120時間のインターンシップが含まれています。これにより、実際の職場環境で知識とスキルを応用し、同時に専門的なネットワークの構築を始めることができます。

ディーキン大学の世界ランキング

World University Rankings251-300位

Bachelor of Public Health and Health Promotionへの進学方法

条件合計期間合計費用提携校
①ファウンデーション英語力:IELTS 5.5(各スコア5.0)以上
成績: 高校2年次修了証明
3年8か月$143,492Deakin College (Foundation-Standard)
②カレッジ/TAFE
③直接入学英語力:IELTS 6.5(各スコア6.0)以上
成績: ATAR50以上
3年$114,000

英語要件免除のコースが提供されている語学学校

Deakin University(ディーキン大学)

Griffith University(クイーンズランド州)

グリフィス大学での公衆衛生学では、世界中で公衆衛生に貢献するために必要な知識とスキルを身につけることができます。コースの就学中は、、オーストラリアの先住民族アボリジニをはじめ、多様な背景を持つ人々に対する公衆衛生のアプローチについて学びます。

 

主な内容としては、慢性疾患、性的健康、栄養、HIV/エイズ、身体活動、薬物・アルコール依存などの課題に対する対策方法を幅広く取り扱います。

グリフィス大学の世界ランキング

条件合計期間合計費用提携校
①ファウンデーション英語力:IELTS 5.5(各スコア5.0)以上
成績: 2.5(5段階評価)
3年8か月$124,400Griffith College
②カレッジ/TAFE
③直接入学英語力:IELTS6.5 (各スコア6.0)以上
成績: 3.7(5段階評価)
3年$99,000

英語要件免除のコースが提供されている語学学校

Griffith University(グリフィス大学)

須栗和花

「海外で生活してみたい」「旅行学を学んでみたい」と強く思い、高校卒業後から海外進学をしました。留学先のメルボルンでは、10週間語学学校で英語を勉強し、その後メルボルン市内のTAFEでBachelor of Tourism and Hospitality Managementを取得しました。課題提出に追われながらの海外生活でしたが、友人と協力し合い無事卒業しました。海外進学、またメルボルンでの生活については熱く語れるかと思います!また、メルボルンのかわいいカフェなどもおすすめできますので、ご興味のある方は、ぜひお話ししましょう!

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