オーストラリアでワーホリがしたい!準備~現地生活までを解説!

「ワーホリ」、つまりワーキングホリデーの渡航先として、オーストラリアは非常に人気の国です。実は、オーストラリアは日本が初めてワーキングホリデー協定を結んだ国。なんと1980年からスタートしており、これまでに40年近い歴史を持っています。

 

このようにオーストラリアには、日本のワーホリメーカー(ワーホリをする人)を多く受け入れてきた実績があります。とはいえ、初めての渡航を検討している方にとっては、不安や疑問は尽きないですよね。

 

「現地で仕事は見つかるのかな?」 「英語がうまくないけどやっていけるのかしら?」 「ビザの申請や費用のことがわからないよ」

 

今日は、こうした疑問に答えつつ、オーストラリアでのワーホリを楽しむポイントを解説していきます。ぜひ、最高のワーホリライフ実現の参考にしてみてください!

ワーホリの聖地? オーストラリアってどんな国

まず、オーストラリアという国についてざっと触れておきましょう。

国土は日本の20倍

オーストラリアは日本の約20倍の広さを誇る広大な国。ここに、2,500万人近くの人々が暮らしています。人口密度は100分の1ですから、日本に比べてずっと広々としているのが想像できますね。四方を海に囲まれ、山や森をはじめ豊かな自然にあふれています。ワーキングホリデーや留学先として人気なのもうなずけます。

穏やかで過ごしやすい気候

オーストラリアは年間を通じて比較的穏やかな気候です。日本ほどではないものの、四季もあります。ただし南半球に位置するため、日本とは夏と冬が真逆。1月が夏で7月が冬ですね。地域により若干の差はあるものの、真冬に当たる1月でも薄手の長袖で過ごすことができるでしょう。

人々 気さくで話しやすいオージー

「オージー(オーストラリア人の愛称)はとてもフレンドリー」。そう知られています。これは基本的に間違いないです。穏やかな気候と豊かな自然に囲まれたオージーの合言葉は「easy going」。のんびり行こうぜ、というわけですね。

 

気さくでフランクな人が多く、街中で気軽に話しかけてくる人も少なくありません。英語が話せる人も、まだ自信がない人も、きっと楽しいワーホリ生活を送れるでしょう。

世界2位の多民族国家

オーストラリアは、実は非常に多民族な国家です。街を歩けば、オーストラリア人をはじめとする西洋人、タイやベトナムなど東南アジア人、中国人、韓国人、アフリカなど黒人、アラブ人、そして日本人まで、さまざまな国からの渡航者を見かけるでしょう。

聞き取りやすいオージーイングリッシュ

オーストラリアの英語は独特の訛り(なまり)で有名ですね。Dayを「ダイ」と発音するオージーイングリッシュはとても親しみやすく、一度聴くとクセになる味があります。よく「キレイな英語を安く学びたいならカナダがいい」と言われますね。でも、オージーイングリッシュでも心配はありません。

 

さきほど触れたように多様なバックグラウンドを持つ人々がともに暮らすオーストラリアの英語は、ネイティブ・ノンネイティブを問わず、ワールドワイドで通じる英語だからです。

オーストラリアのワーホリ概要

ではお待ちかね、オーストラリアでのワーホリについて具体的に見ていきましょう。まずは「どんな人が対象か」「どれくらいの期間滞在できるのか」など基本的な点に触れておきます。

ワーホリ専用のビザとは

「オーストラリアワーキングホリデービザ」は、18歳から30歳までの人に限り取得可能なビザです。このビザを取得した人は、オーストラリアで長期の休暇、もしくは旅行や生活費用の資金を補うために就労ができるようになります。

滞在は基本12ヶ月まで

ワーホリビザでの滞在は12ヶ月以内とされています。ただし、セカンドワーキングホリデーという制度を利用することで、さらに12ヶ月延長が可能。つまり、最長で24ヶ月間滞在することができます。

現地での就労が可能

ワーキングホリデーは、その名のとおりワーク(就労)ができることが大きな特徴です。なお期間としては、「一雇用主のもとでの就労は最大6ヶ月間」と定められています。さらに働きたい場合には、別の雇用主を探す必要があります。

4ヶ月間までの就学もできる

オーストラリアで働くには、多くの場合、一定の英語力が必要でしょう。実際、渡航後にまずは語学学校で英語を学び、それから仕事につくという流れが一般的です。オーストラリアのワーホリビザでは、最長で4ヶ月ほど学校に通うことが認められています。

 

なお、1回目のワーキングホリデービザで1つの教育機関で就学した場合、2回目のワーホリにおいて、同じ教育機関でさらにもう4ヶ月ほど就学することができます。

扶養家族を含めることはできない

オーストラリアワーキングホリデービザは、扶養家族を含めることができません。あくまでも申請者本人だけに適用されるものになります。ワーキングホリデービザについての詳しい内容は、オーストラリア移民局のサイトをご確認ください。

オーストラリアワーホリビザの取得方法

ワーホリビザは、インターネットで申請することができます。

オーストラリアワーホリビザ申請の対象者

申請ができる方の条件を改めて記載しておきましょう。

・ビザ発給日にオーストラリア国外にいること

・手続き時に18歳以上31歳になっていないこと

・ワーキングホリデービザで以前に入国したことがないこと

・扶養しなければいけない子供がいないこと

・オーストラリアとワーキングホリデープログラム協定締結国のパスポートを保持していること

オーストラリアワーホリビザには健康診断が必要な場合も

申請に際して、健康診断が必要になる場合があります。その場合、胸部レントゲン検査を含む総合検査となります。健康診断は、オーストラリア政府が指定する日本の病院で検査を受ける事ができます。検査料は、ビザの手続き代には含まれず実費となります。検査結果により、専門医による診断や治療を求められるケースもあります。検査時にはパスポートが必要なため、忘れずに持参しましょう

オーストラリアワーホリビ申請時の人物審査

1年以上滞在する場合は、無犯罪証明書およびform80の提出を義務付けられています。(長期就労ビザ457・occupational trainee 442・学生ビザ570‐575除く)

取得方法

通常、無犯罪証明の取得が必要な場合は、ビザ手続き後に当局より書面にて連絡があります。ビザ手続き前に無犯罪証明取得を希望する際は、以下の内容を同封し郵送にてご請求下さい。

1. オーストラリアビザ取得の為、日本の無犯罪証明取得希望

2. お申し込み者の氏名をローマ字で記入
3. 80円切手・返信用封筒
4. 連絡先

オーストラリアワーホリビザに向けた資金証明

ワーホリでは、必要条件として滞在費用にじゅうぶんな資金を保有することが求められます。資金証明は必須というわけではありませんが、場合により要求されることもあります。その場合、原則として5000豪ドルとみなされています。個々の滞在期間にもよりますが、帰国や出国の為の航空券、または航空券を購入する資金は最低限用意すべきでしょう。

オーストラリアのワーホリって留学と何が違うの?

「英語を学ぶならワーホリより留学がいいんじゃないか」といった声を聞くことがあります。海外への長期滞在の大きな目的が現地の言葉を学ぶことでしょうから、こうした疑問が生じるのもごく自然なことです。それでは、ワーホリと留学の違いを見てみましょう。

留学との大きな違いは「就労」ができるかどうか

留学の場合に必要な「学生ビザ」は、あくまでも「就学」が目的となります。よって「就労」は許されていません。働くこと自体は可能ですが、フルタイムでガッツリというわけにはいかないのです。

 

一方でワーホリ用のワーキングホリデービザは、目的が就学に限定されていません。観光、就労、そしてもちろん就学、いずれも自由です。

 

そのため、1年という限られた期間の中で、まず語学学校で学び、その後に働いてお金を貯め、国内を旅して帰国する……といったてんこ盛りプランが実行しやすいのです。

オーストラリアへのワーホリで英語は上達するの?

学習の成果については一概には言えないところもあるものの、基本的にはワーホリでも上達はじゅうぶんできると考えていいでしょう。ポイントは「事前準備」と「現地での過ごし方」です。

日本でどれだけ準備しておくか

何事も準備は大切です。英語の学習においても例外ではありません。オーストラリアのワーホリビザでは、就学が最大4ヶ月と定められているものの、英語知識ゼロから4ヶ月で仕事に支障のないレベルまで英語力を高めるのは、簡単ではないでしょう。

 

そこで、日本にいる間に最低限の基礎は学んでおくことをおすすめします。学術的な単語を覚える必要はないので、日常生活で使う単語や言い回しをある程度覚えておくといいのではないでしょうか。

現地で誰とどう過ごすか

現地での過ごし方も重要です。とくに、渡航直後に語学学校に通う場合ですね。渡航先として人気の高いオーストラリアでは、基本的にどの都市の語学学校にも大勢の日本人がいます。クラスメートの大半が日本人というケースも見られます。

 

そこで同じ日本人同士でばかり過ごしていると、結局日本語を使ってしまう可能性があります。それでは英語の上達は望めません。過度に避ける必要はないですが、適度な距離感での付き合いにとどめ、せっかくなら他国のクラスメートとコミュニケーションしたほうがいいでしょう

オーストラリア ワーホリの費用

留学に比べて安い印象のワーホリですが、具体的にどれくらいの費用がかかるのでしょうか。

費用項目と金額

オーストラリアへのワーホリの、一般的な費用は次のようなものです。

・ビザ/航空券/海外保険 35万円

・語学学校 45万円(15万円×3ヶ月)

・滞在費 72万円(6万円×12ヶ月)

・生活費 60万円(5万円×12ヶ月)

・アルバイト代収入 88万円(11万円×8ヶ月)

12ヶ月の合計 124万円(支出212万円-収入88万円)

 
※語学学校は3ヶ月と想定
※アルバイトは時給15豪ドル・1日5時間・週4日・8ヶ月で計算

 

上記は、あくまで平均的な金額とお考えください。そのため、たとえば航空券はLCC(格安航空会社)を使ったり、現地の住まいをシェアハウスで安価に抑えるなど、節約することでさらに費用を下げることは可能でしょう。一方で、上記には含まれていないワーホリのサポートエージェントを使ったり、長期の旅行に出かけたりすれば当然費用は上がります。

仕事をすることで相殺できる

上記の費用一覧にもあるとおり、ワーホリでは費用の一部をアルバイトなどの就労での収入によりまかなうことができます。現地で働くことは語学学校とは別の、より人々の生活に密着したものになりますから、人生経験という観点からもトライする価値があると言えるでしょう。

オーストラリアでの仕事

では、オーストラリアのワーホリではどんな仕事があるのでしょうか?

英語力がそこまで求められない仕事

・日本食レストランの店員

・農作業

・みやげ物店の店員

高い英語力が求められる仕事

・オフィスワーク

・ツアーガイド

・ベビーシッター

・現地レストラン店員

・日本語教室の先生

仕事はもちろん他にもありますが、一般的なものとしては上記が多いでしょう。

オーストラリアの物価は高い

少し話が逸れますが、「オーストラリアは物価が安い」というのはもはや過去の話です。現在は豪ドル高が進み、人々の賃金も急上昇しており、多くの品目で日本よりも高くなっています。詳しくは【オーストラリアの物価はどれくらい高い?留学費用と節約のコツを解説】をご覧ください。

オーストラリアへのワーホリにエージェントは必要?

「費用」の項目でエージェントに触れたので少し解説しておきましょう。結論から言えば、エージェントを利用しなくても充実したワーホリ生活を送ることは可能です。実際に、すべて自分ひとりで手配してワーホリを実現したという人の体験談も少なくありません。

 

ただ、やはり見知らぬ外国の地に長期で滞在するのですから、現地事情に精通したエージェントに頼むのもひとつでしょう。エージェントを活用することで、語学学校の手続きや住まいの手配も代行してもらえます。現地でのサポートを提供している会社もあります。日本語が使えるエージェントが現地にいてくれると、何か困った際にすぐ相談できるので非常に安心ですね。

 

弊社は無料エージェントですので、手続き料一切無料でサポートいたします!

ワーホリを終えたあとは

最大1年間の滞在が可能な、オーストラリアのワーキングホリデー。この1年を思いきり楽しんだワーホリメーカーはそのあとどんな進路を選ぶのでしょうか。

もう1年延長する

「セカンドワーキングホリデービザ」を取得することで、さらに1年間滞在することができます。このセカンドビザを唯一発給しているのがオーストラリア。となれば、使わない手はないでしょう。

 

セカンドビザの取得にはいくつか条件がありますが、代表的なものが「ファーム(農場)での就労」です。1回目のワーキングホリデー中に、オーストラリア国内の農場や畑で季節労働に最低3ヶ月従事すると、セカンドビザの申し込みが可能になります。なお季節労働とは、オーストラリアの農場における農作物の収穫や箱詰め、その他一般的な農作業・酪農・畜産を指します。

 

また、セカンドワーキングホリデーに申し込みできる農場には地域の制限があり、注意が必要です。つまり、下記の「除外地域」に該当するエリア内の農場で働いても、ビザの申し込みが認められないということになります。

 

※除外地域:シドニー、ニューカッスル、ウーロンゴン、セントラルコースト、メルボルン、ブリスベン、ゴールドコースト、パース、キャンベラ。

日本に帰国する

1年でワーホリを終えて帰国する人ももちろん大勢います。オーストラリアでの暮らしによって高めた英語力やコミュニケーションスキルを活かして、日本での就職活動を有利に進める先輩も多いはず。ワーホリで得た成果は、日本での生活にもポジティブな影響を与えてくれるでしょう。

現地で働く

セカンドビザはあくまで「ワーホリメーカー」としての滞在を目的としたものです。一方で、完全に就労を目的とするビザも存在します。それが「ビジネスビザ」です。

 

ビジネスビザは取得が簡単ではありません。このビザの申請には、スポンサーの存在が不可欠です。スポンサーは、現在働いている勤務先の雇用主になってもらうのが一般的でしょう。しかし、スポンサーになると雇用主には賃金支給額の下限が設定されたり、継続的な研修が義務づけられるなど大きな負担を背負うことになります。

 

そのため本当に必要な人材でなければスポンサーの獲得は難しいのですが、実際にスポンサーを得てビジネスビザを取得しているワーホリメーカーもいます。「ワーホリ後もオーストラリアで働きたい!」という方には、検討する価値のあるビザだと言えます。

まとめ

今回はオーストラリアのワーホリについてご紹介しました。就学・就労・観光を経験できるワーキングホリデービザは、とても自由度の高い制度です。学業が中心となる留学と違い、現地に暮らす人びとの生活により近い経験ができるでしょう。限られた期間に、英語も仕事も旅行も思いっきり満喫したいという方にはぜひおすすめです。この記事が、オーストラリアへのワーホリを考えるあなたの参考になれば嬉しいです。