ブリスベン留学はなぜ人気?デメリットも合わせて解説の完全ガイド!

 

温暖な気候とフレンドリーなオージー、広がる青い海に囲まれた広大な国。常に留学先として絶大な人気を誇るオーストラリア。オーストラリアに留学をしたいと決めたら、気になるのが都市事情。

 

今回は、オーストラリア第3都市ブリスベンにスポットを当てて、ブリスベン留学の基本情報や、メリット・デメリットにあわせて、どんな人がブリスベン留学に向いているのか?まとめてご紹介していきます。オーストラリア留学で迷っている人はぜひ読んでみて下さいね。

ブリスベン留学の基本情報

ブリスベンの面積と人口

オーストラリア、クイーンズランド州の州都ブリスベン。オーストラリアではシドニー、メルボルンに次ぐ第3の都市です。人口は約240万人で、シドニーの490万人の約半分。面積は4673㎢。ブリスベンの街の中心部は歩いて回れるほどコンパクトな街の作りになっています。

ブリスベン地区・エリア情報

ブリスベンはクイーンズランド州の経済の中心地で州全体の半分の経済をまかなっており、地元の雇用は近年まれにみるスピードで増えています。市内中心部で複合商業ビル建設や郊外では、IT産業や金融系サービスの発展も顕著となっています。他にも教育やサービス業も発展している街です。

ブリスベンの物価

ブリスベンの物価は、シドニーやメルボルンに比べると安いのが特徴です。しかし、日本に比べると日々の生活費や家賃は少し高めに感じます。

 

その分、最低賃金も約19ドル(約1500円)となっています。ブリスベンに留学の場合には、少しでもアルバイトができれば、賃金も高いので日々の生活費を賄うのに役立つでしょう。

オーストラリア留学にかかる生活費とオーストラリアの物価

ブリスベンの気候

オーストラリアでは、「熱帯性気候」「亜熱帯性気候」「温帯性気候」「砂漠性気候」と4つの気候に分かれています。オーストラリアの面積は日本の約21倍。バラエティに富んだ気候がありますが、その中でもブリスベンは亜熱帯性気候。常夏ではなく冬もありますが、温暖で非常に過ごしやいのが特徴です。

 

ブリスベンは、サンシャインステート(太陽の州)と言われるほど、年間を通して日本よりも晴れの日が多いです。一年中半袖で過ごせますよ。

オーストラリアの気候、ベストシーズン、服装

ブリスベンの公用語

ブリスベンの公用語はもちろん英語です。一方ブリスベンは、近年高い人口増加率を誇り移民が多いのも特徴です。公用語は英語ですが、色々な言語を聞くことができます。

日本からブリスベンへの移動

日本からブリスベンへは、成田空港からブリスベン空港へ直行便があります。飛行時間は約9時間でブリスベンまで行けるので快適です。

 

また、ブリスベン空港は、オーストラリアのカンタス航空やジェットスター航空の拠点でもあるので、乗り継ぎ便も多いので、日本の他の都市からオーストラリアの主要空港へ、そこからブリスベン空港への乗り継ぎもスムーズです。

オーストラリア 都市の移動手段・方法について

ブリスベン留学が人気の理由

特徴(1)気候が良く快適

季節最低気温最高気温
春(9月~11月)16度26度
夏(12月~2月)21度30度
秋(3月~5月)16度26度
冬(6月~8月)14度22度

亜熱帯性気候のブリスベン、春は9月~11月で平均最高気温は約26度、平均最低気温は16度。

 

夏の12月~2月は平均最高気温は約30度、最低気温は約21度。

 

3月~5月が秋になりますが、ここでも気温は春と変わらず平均最高気温は約26度、平均最低気温は16度。

 

冬は6月~8月。平均最高気温が約22度。平均最低気温が約14度と、冬でも快適!

 

1年を通して温度差が少なく、服装も半袖と薄い長袖があれば1年間過ごせます。荷物少なく済みますし、非常に快適なブリスベンの気候です!

特徴(2)物価が他の大都市に比べて安い

オーストラリア留学で人気の都市にシドニー、メルボルンが挙げられます。しかし、この大都市、物価が非常に高いということに留学してみてから実感し、ブリスベンに引っ越した、という人も多いです。

 

特に近年のシドニー、メルボルンの家賃の急騰ぶりは大きく、小さなシェアハウスでもいい物件を探すのは、至難の業。その点、ブリスベンは、少し物価が安めでシェアハウスも比較的探しやすいです。

特徴(3)大学が多い

ブリスベンはオーストラリアの中でも高等教育に力を入れている都市として知られています。クイーンズランド大学、クイーンズ工科大学、グリフィス大学など留学生も多く学んでいます。

 

また、クイーンズランド大学のホスピタリティーやツーリズムなど国内で唯一国連の認可を受けたコースもあり、ブリスベンでしかできない留学を実現できるところは人気の理由です。

 

他にも、語学学校にて英語プラスアクティビティや、バリスタのコースなど多彩なコースがあるので、あなたにぴったりのコースを見つけやすいですね。

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ブリスベン留学のメリット

メリット(1)冬でも最高気温が20度超え

オーストラリアでは温暖な気候の街が多いですが、ブリスベンはそんなオーストラリアの街の中でも非常に過ごしやすいです。冬でも平均最高気温が約20度と1年を通して温暖な街はブリスベンの特徴。

 

ケアンズなども天気がいいといわれますが、熱帯性気候の為、冬との差がなく、厳しい暑さとなります。快適な気候はブリスベンならでは!と言えます。

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メリット(2)シェアハウスが探しやすい

シェアハウス激戦区のシドニーやメルボルンに比べて、ブリスベンはシェアハウスを探しやすいという大きなメリットがあります。また、家賃も大都市に比べると抑えめなので、留学のストレスを費用の面でも手間の面でも省けます。

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メリット(3)のどかな街で人々がフレンドリーで親切

ブリスベンは気候が穏やかな為か、ローカルの街行く人も親切でフレンドリーな人が多いです。すれ違ったら挨拶をしたり、カフェでもフレンドリーに会話を楽しむことができるので、学校以外でも気軽に会話の勉強ができます。困っている人がいれば気軽に助け合える街、素敵ですよね。

メリット(4)街の中心には人口ビーチがある

ブリスベンからビーチへは少し遠く小旅行となりますが、街の中心地のサウスバンクには人口ビーチがあります。平日でも仕事帰りや学校帰りの人で賑わっていて、ブリスベンの人々の憩いの場所になっています。

 

すぐ近くには、マーケットもあり勉強のかたわらで毎日なんだか楽しい気分にしてくれる、ブリスベンの名物スポットです。

メリット(5)交通の便がよい

ブリスベンの交通機関はとっても便利。空港からはエアートレインという電車や、高速バスがあります。バスは予約をすればホテルまで送ってくれるという優れもののバスです。

 

また街の交通では、日本のSUICAのようなチャージ式のICカードがあります。GO CARD(ゴーカード)と呼ばれるカードはインターネットでもチャージや確認ができて非常に便利で効率的。フェリーや路線バスが中心部での交通手段です。

 

他にも無料観光バスも走っており、市内観光も経済的に簡単に楽しめます。

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メリット(6)治安がいい

ブリスベンの治安は、普段の生活ではとても快適過ごせます。日本と変わらないほど安心してリラックスして暮らせるほど、治安がいいと言えます。

 

ただ、日本よりも盗難や留学生を狙った犯罪があるのも現実なので、治安はいいほうですが、日本ではないということに意識しておきましょう。

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メリット(7)観光スポットが多い

ブリスベンは大都市に比べて大きなイベントなどは少ないですが、観光スポットは中心部に集中して多いです。シティーホールやクイーンズランド博物館に美術館、マーケットにブリスベン動物園、ローンパイン・コアラサンクチュアリなど自然に触れ合えるスポットがあります。

 

また少し遠出をすればモートン島と言われる砂の島は世界中から観光に訪れるスポットです。

 

またシドニーなどがあるニューサウスウェールズ州ではコアラに触ることができませんが、クイーンズランド州ではコアラと触れ合うことができます。ローンパイン・コアラサンクチュアリは世界でも最大で最も古いコアラ園として知られています。

メリット(8)ファームの仕事探しに便利

クイーンズランド州ではファームが多く、ブリスベンから仕事を探す場合にファームの仕事が見つけやすいというメリットがあります。

 

留学の長期休みやワーホリのセカンドビザの為に挑戦している方も多いです。日本とは違った大自然を味わえる貴重な体験、ブリスベンでは、身近にファームスの仕事を探せるメリットがあります。

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メリット(9)真面目な学生が多い

ブリスベンでは、大学も多いと先にも書いていますが、その為、真面目な学生が多いのが特徴です。語学学校生でも専門学校や大学を目指している人も多いので、必然的にクラスのモチベーションも高め。

 

特に専門学校や大学を目指していなかった人でも、刺激を受けて将来を考える!といういい雰囲気のある街なんです。また、語学学校では、語学プラスアルファの専門的なものに挑戦できる環境も整っているので、自分の夢探しもできますよ。

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メリット(10)他の都市や日本へのアクセスが良い

ブリスベンは電車で約1時間行けば、サンシャインコーストのビーチ、また南へ約1時間行けばゴールドコーストに行ける、非常に便利な場所にあります。

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また、日本の成田からはブリスベンへの直行便、また他の都市からのアクセスも抜群です。小さな街のブリスベンですが、交通の便利さはクイーンズランドの州都であるということが分かりますね。

ブリスベン留学のデメリット

デメリット(1)日本人が多い

留学のメリット、デメリットの両方になりうる日本人が多いというポイント。学校やシェアハウス、外出の際にも日本人ばかり、という交友関係になってしまっては、何のための留学か分からなくなってしまいますよね。日本人の友達は心強いものですが、あまりに日本語環境に身を置いてしまうのは考えものです。

デメリット(2)仕事探しが大変

ブリスベンには一定の求人があり、また求人数が増えてきていますがやはり大都市シドニーなどに比べると少なくなります。その上、日本人が多い時期などは特に日本語で募集している求人の倍率は高くなります

 

仕事がすぐに見つかる、と思っているとなかなか気に入った仕事が見つからないという状況に陥るので注意しましょう。

 

また、ローカルの仕事を得るには、英語力と行動力が必要です。レジュメ(履歴書)を常にカバンに入れて置いて、配ってまわるというのはブリスベンでは当たり前です。積極的に動いて仕事探しをしていかなければなりません。

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デメリット(3)アジア人を狙った犯罪がある

ブリスベンの治安は日本と変わらないと感じますが、盗難や留学生、日本人を狙った犯罪などが実際に起こっています。特に夜の遅い時間の一人歩きは、十分に気をつけましょう。治安はいいブリスベンですが、やはり海外にいるということを忘れずに用心を怠らないようにしましょう。

デメリット(4)ビーチまで少し遠い

ブリスベンには中心部のサウスバンクに人口ビーチ(ラグーン)がありますが、自然のビーチまでは電車で1時間ほどと少し離れます。決して遠くはないですが、サーフィンを毎朝したい!などといった人にはデメリットになりますね。

ブリスベン留学はこんな方におすすめ

ブリスベンの魅力はなんといっても自然と都会との両方の魅力が味わえること。ではブリスベン留学にはどんな人が向いているのか見ていきましょう。

 

  • 年間を通して温暖な気候の街で真面目に勉強したい
  • オーストラリアで大学進学を考えている
  • 交通機関の便利な程よい都会に留学したい
  • ある程度日本人がいるところに行きたい

 

平日は勉強、休日はビーチとメリハリのついた生活をして真面目に勉強したい学生、そして大学進学には数多くの選択肢、友達もできやすい便利なブリスベン、多くの日本人にとっても向いている留学地と言えますね。

ブリスベン留学での滞在方法


最後にブリスベンでの滞在方法についてご紹介していきます。ブリスベンでの滞在方法は主に「ホームステイ」「学生寮」「シェアハウス」「一人暮らし」の4つとなります。短期の場合は、これにプラスしてホステルでの短期滞在という方法もあります。

ホームステイ

オーストラリア留学と言えばホームステイ!と言われるほど鉄板の留学最初の滞在方法。特にオージーは、おおらかで面倒見のいい方が多いので、あまり英語ができない学生にも親切に接してくれる人が多いです。ブリスベンで第2の家族ができるかもしれません。

 

ホームステイの難点は、比較的都市部から離れた場所に家がある場合が多いこと。食事などの連絡をこまめにする必要があることなどが挙げられます。少しブリスベン留学に慣れてきたらシェアハウスなどに移る方が多いです。

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学生寮

大学の多いブリスベンでは、学生寮を完備しているところもあります。学生寮は比較的学校から近く便利なところにあるので、交通費を節約できたり、時間の節約にもなりますね。

 

また、学生も国際色豊かなので、いろいろな文化に触れるいい機会にもなります。あまりの文化の違いに共有スペースなどで、びっくりすることもありますが、比較的自由に生活をできるでしょう。寮によっては1人部屋~4人部屋くらいまであります。

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シェアハウス

ブリスベンで日本人留学生の多くがシェアハウスで一人部屋、もしくはルームシェアをして暮らしています。オーストラリアの家賃の表記は基本、週の料金となるので、慣れるまでは分かりにくいので注意が必要です。ブリスベンのシェアハウスの相場は、週150ドル~300ドルで(11000円~22500円)です。

 

シェアハウス探しは、ネット上の部屋探しサイトでいいところを見つけたら、大家さんにコンタクトをとって、インスペクション(見学)に行きます。契約事項など十分に確認しておきましょう。

 

部屋数にあっていない大人数に貸しているブラックなシェアハウスも多く存在すると言われています。

一人暮らし

日本では一般的な一人暮らしですが、ブリスベンでは高めです。週に平均250ドル~450ドル(18000円~34000円)です。一人暮らしは自由で暮らしのストレスが減る一方、やはり値段の高さがデメリットとなります。

 

街の中心から離れた場所での大学や仕事などの生活圏がある場合、一人暮らしでも比較的お手頃な価格となります。このように滞在方法にもメリット・デメリットがあります。ご自身の予算や生活環境にあわせて検討してみて下さいね。

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呑村紗也佳

私にとって海外留学は、「それまで持っていた常識や当たり前を180度覆し、価値観がぐんと広がった」そんな経験でした。もともと留学や海外に興味はなかったですが、両親が留学を勧めてくれたのをきっかけにオーストラリア・カナダ・アメリカで計4年ほど海外生活を送りました。

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